ご自宅の窓にドレープカーテン（厚手カーテン）と、レースカーテンの両方を吊るしてる方は多いでしょう。
とりあえず設置した方もいるかかもしれません。
しかし実はカーテンを2重に吊るすことで、お部屋の快適性は劇的に向上するんです！

ドレープとレースそれぞれの利点が組み合わさり、目隠し効果や節電効果がさらに高まります。
そこで今回、カーテンを2重にする効果、組み合わせ方などを徹底解説していきます。

実際にパーフェクトスペースカーテン館で販売しているカーテンコーディネート事例もご紹介！
ぜひ皆さんも楽しく、より快適な日々を過ごせる空間を目指しましょう。

カーテンを2重で使用することの役割

一般的にカーテンを2重にする場合、厚手のドレープカーテンと薄手のレースカーテンの組み合わせが使用されます。
それぞれの役割を理解し、どちらも窓に欠かせない要素として認識していきましょう。

遮光性の高いドレープカーテン

ドレープカーテンは、織り込まれた繊維で作られた厚手生地のカーテンを指します。

【ドレープカーテンの役割・特徴】
①外部からの視線を遮りつつ、光や熱、音を効果的に遮断する

②遮光性の高い生地を選べば、夜間に照明によって室内の様子が透けない
⇒プライバシーが保たれるため安心感を得られるでしょう。

③街灯など外からの光も遮る
⇒部屋でゆっくりとくつろいだり、快適な睡眠をとったりすることができます。

④ブラインドなどに比べ布製のカーテンは染色や加工が容易
⇒デザインの選択肢が豊富です。

外の景色が見えなため圧迫感を感じてしまうかもしれませんが、色柄や素材、機能に工夫を凝らすことで窮屈さを軽減できます。

透け感のあるレースカーテン

レースカーテンは透け感があり、レース生地ならではの柔らかくふんわりとした風合いが魅力です。

【レースカーテンの役割・特徴】
①外部からの視線を遮りつつ、太陽光を程よく取り入れて部屋を明るく照らす

②外の景色が見えることで、部屋に奥行きが生まれ開放感が出る

③種類によっては熱や紫外線を遮る
⇒日差しが強い季節でも安心して使用できます。

④UVカット率の高い生地なら、家具やフローリングなどの日焼けや劣化を防げる

お天気の悪い日など外が暗い時は、部屋の明るさによって室内が透けやすくなることも…
そうした問題も、遮像性の高いレースカーテンを使用すれば軽減させられます。

カーテンを2重にするメリット

ドレープカーテンとレースカーテンの特徴が分かりましたね。
つづいてカーテンを2重にすることで得られる、具体的な効果を詳しく見ていきましょう！

機能性の向上

▼重ねたドレープカーテン

カーテンには室内の光漏れや音漏れなど、様々な悩みを解決するための高性能な製品が数多く存在しています。
これらの機能を持つ布が窓に2枚重なることで、
外部からの視線やエアコン効率などの悩みにダブルで対策できる状態になります。

以下にカーテンの代表的な機能を紹介します。
一つだけでなく、複数の機能が組み合わさっている製品も多くあります。

■遮光性
・太陽の光を遮る
・照明など室内からの光漏れを防ぐ
・完全遮光、1級、2級、3級…と等級によってレベル分けされている

■遮熱
・外気を遮り室内の空気を逃しにくくする
・夏場は外からの熱が室内に伝わりにくい
・冬場は室内の暖気が外へ逃げにくい

■遮像
・昼間も夜間も外から室内が見えにくい
・照明をつけても影が映りにくい
・室内から外の景色が見えにくくなる

■防音
・遮音は外からの騒音を軽減する
・吸音は室内の音を吸収して拡散する

■防炎
・消防法の「防炎性能基準」をクリア
・燃えにくい、燃えても広がりにくい
・公共施設や高層マンションに設置義務がある

■抗菌・撥水
・カビが発生しにくい
・汚れにくい

■UVカット
・紫外線をカットする
・フローリングや家具の日焼け防止

■ウォッシャブル
・家庭の洗濯機で丸ごと洗える
・手入れが簡単

例えば紫外線対策を強化したい場合には「遮光」のドレープカーテンと「UVカット」レースカーテンを組み合わせることがおすすめです。

一方、冷暖房効率を向上させたい場合には、「遮光」のドレープカーテンと「遮熱」のレースカーテンが効果的です。

設置場所のお部屋環境に合わせて、必要な機能を組み合わせましょう！

室内の明るさ調整

カーテンを2重にすることで、部屋の明るさを周囲の環境や時間帯に合わせて調整が可能です。
朝日が眩しい時間、雨や雪で薄暗い日、夕方から夜間にかけてなど、様々な状況に応じて対応できるメリットがあります。

一方、もしドレープカーテンかレースカーテンのどちらか1枚だけだった場合はどうでしょうか？

ドレープカーテンが1枚だけの場合
1日中閉めっぱなしにすると光がほとんど取り入れられず、薄暗い部屋になります。
夜間は照明をつければ問題ありませんが、日中は太陽の光を感じたいですよね。
とはいえカーテンを開けてしまうと、窓辺がまぶしくなってしまいます。

レースカーテンが1枚だけの場合

1日中閉めっぱなしでも問題ありませんが、
夜間は部屋の光が外に漏れてしまい中の様子もまる見えな状態に…。
窓の位置や角度によっては、車のライトや近くの看板のネオンなどが差し込み、睡眠の障害となる恐れもあります。

コーディネートが楽しめる

カーテンを2重にしてオシャレな空間になれば、1日の気分も上がります！
以下のように組み合わせ方次第で、理想の空間を作り上げることができるでしょう。

【コーディネートにおけるメリット】
・開閉して、日中と夜で異なる雰囲気を楽しむ
・レースカーテンを内側に配置することで、部屋を軽やかな空間に
・相性の良い色味の組み合わせや濃淡の利用によって、おしゃれな雰囲気に
・部屋のインテリアスタイルに合わせてコーディネートできる

もちろん、1枚のカーテンでもデザイン性の高い空間を演出することは可能です。
ただお部屋の環境や時間帯によっては、今度は機能性が損なわれ快適に過ごすことができないかもしれません。

例えばドレープカーテンを開けると「外からの視線が丸見え」になり、本来の設置目的が果たせずに困ることもあるでしょう。

カーテンの寿命が延びる

カーテンを長期間使用すると、必然的に経年劣化によって機能が低下してしまいます。
しかし、カーテンを2重に使用することで、そのダメージを分散させることができ、結果的にカーテンの寿命を延ばすことができます。

たとえば、太陽の紫外線からの劣化を防ぐために「遮熱」や「UVカット」機能を備えたレースカーテンを選択します。
室内側のレースカーテンが紫外線を吸収・反射することで、ドレープカーテンに当たる紫外線の量が減り、色あせや変色が遅くなります。

プライバシーの保持

2重のカーテンを使用することにより、
日中も夜間も一日中プライバシーを保つことができるため安心です。
状況によって開け閉めすることで、目隠しや遮光の効果を維持しながら快適に過ごすことができます。

ドレープカーテンのみを使用すると
夜間には室内の目隠しをしっかりと保ってくれますが、昼間に開けてしまうと外からの視線が気になります。
逆に、1日中閉めっぱなしにしてしまうと室内が薄暗くなってしまいます。

レースカーテンのみを使用すると
日中は部屋を明るくすることができますが、
夜に照明をつけると窓近くの家具やインテリアの影が窓に映り込んでしまうことがあります。
遮像機能があれば安心ですが、その場合、部屋の明るさが外に漏れてしまい、生活リズムが分かってしまう懸念もあります。

ドレープカーテンとレースカーテンを組み合わせると
夜間はプライバシーを確保しつつ、昼間は自然光を取り入れた明るい部屋を作ることができます。
必要に応じて上手く活用していきましょう。

室内気温を整える

カーテンを2重に使用することで、窓全体を2枚の布で覆っている状態となります。
この配置により、カーテンの間に空間ができ、空気の移動が緩やかになります。

その結果、夏は太陽の熱が室内に届きにくくなり、冷気の逃げを防ぎます。
逆に、冬は寒い冷気が室内に入りにくくなり、暖かい空気を保持しやすくなります。

「断熱」「遮光」「遮熱」の機能が備わっていれば、さらに効果は抜群です。
室内の温度変化が緩やかになり、冷暖房の設定温度を極端に調整する必要がなくなります。
これにより電力消費を抑え、電気代の節約にもつながるでしょう。

また、例えばダイニングで食事をしている間にリビングや寝室、子供部屋で冷暖房を切っていても快適な温度を保てる可能性もあります。

２重でカーテンを使用する場合はパーフェクトスペースカーテン館で探そう！

パーフェクトスペースカーテン館は、1cm刻みでオーダー可能なカーテン通販専門店です。
デザインが豊富でお手頃な価格から販売しているため、きっと理想のカーテンが見つかるはず！
さらにほとんどの商品が国内縫製となるため、高品質で安心です。

今回は数多くの種類から、高機能なおすすめアイテムをご紹介します！

軽くて驚きの完全遮光カーテン「オデッセイ」

一般的な完全遮光カーテンは、生地の裏側が樹脂コーティングされているため、どうしてもずっしりと重たくなってしまいます。そんな問題をまるっと解決したのが「サンドウィッチ加工」というカーテン業界初の新技術。

この加工により、オデッセイは従来の完全遮光より約40%の軽量化(当社調べ)に成功しました！

遮光性だけでなく、遮熱・保温、さらには遮音機能まで備わっています。
開け閉めも軽～く、お手入れも気軽にでき、機能性抜群のカーテンです。

ペットがいても安心！高機能レースカーテン「ドロシー」

 

UVや遮像など基本機能はもちろん、抗菌、撥水、防臭といった機能まであり、まさに最強機能レースカーテンです！

レースカーテンはドレープカーテンに比べて、外側に近い位置に設置するため汚れやすいですよね。
特に結露などが原因でカビが発生してしまうことも…
こちらのカーテンは抗菌、撥水加工が付いているため、いつでも清潔な状態を保ってくれます。

【ペットを飼われている方にもおすすめな理由】

①防臭効果
臭いの原因となる細菌の生育を抑制。
レースカーテンが臭いの原因になるのを防いでくれます。

アンモニア臭を防ぐ効果があり、はっ水機能との相乗効果で可愛い家族のうっかりの際にも、お手入れしやすく安心です。

②爪のひっかきに強い「表面組織」
元気盛りのワンちゃんやねこちゃんが、勢い余ってレースカーテンで爪をバリバリ…特に子犬ちゃん子猫ちゃんだとあるあるですよね。

このカーテンは表面が引っかきに強い組織(スナッグ試験4.5級)になっているため、通常のレースカーテンと比べて綺麗な状態で長く使えます。

アルミの力で徹底的に遮熱・保温！後付け裏地ライナ「エコファイン」

 

今使用しているレースカーテンに、後付け可能な裏地ライナーです。アルミの力で徹底的に遮熱・保温をしてくれるので機能性をより高めたい方におすすめ。

一般的な裏地ライナーと違うところは、なんといっても採光性！熱を遮りながらも、光はしっかりと取り入れてくれます。

機能性は高いけどデザインがイマイチ…といったような、今まで叶わなかった願望を裏地ライナーが実現してくれます。ぜひお気に入りのレースカーテンと併せて、使用してみてください！

2重カーテンのおすすめコーディネート事例

様々な種類のカーテンから、デザインや素材などを選ぶのは難しいですよね。
多くの方が組み合わせに悩み、結局は失敗したくないという不安から無難な色を選んでしまうこともあるのではないでしょうか。

つづいては機能面だけでなく、コーディネート面からおすすめの組み合わせをご紹介していきます。

グラデーションが美しいデザイン「アポロセット」

美しい縦グラデーションカーテン×お揃いのレースカーテン ＜アポロセット＞

ドレープとレースカーテンがお揃いのデザインカーテン。
縦のグラデーションが美しく、ドレープカーテンを開けても閉じても楽しめます♪

ドレープカーテン:遮光2級、遮熱・保温
レースカーテン:UVカット、遮像

デザインだけでなく高機能なセットカーテンです。

刺繡×無地で大人可愛い
「マジョレルセット」

 

刺繡のレースカーテンと無地のドレープカーテンを合わせたコーディネートです。
モロッカン柄の刺繡が入ったレースカーテンは特殊繊維「エコリエ」使用しているため、遮熱・保温といった機能面でも優れています。

組み合わせるドレープカーテンは22色の中から好きな色味を選択可能。
お部屋のテイストに合わせて色味を変えられるのは嬉しいですよね♪

柄物と柄物を組み合わせるのは、なかなか難しいですが、あえてドレープカーテンを無地にすることで、レースの柄がさらに際立ちます！
またモロッカン柄は大人っぽい雰囲気を演出できるため女性に大人気のデザインです。

まるでアートなダイナミックデザイン
「カエナセット」

 

ハワイアンのデザインがダイナミックに描かれたドレープカーテン。
まるでお部屋の中にアートが設置されているかのようなデザインは一際目を引きますよね！

レースカーテンも流行りのカラーレースを4色から選べるので、組み合わせるのがさらに楽しくなります。
他では見ない個性的なデザインをお探しの方に、ぜひおすすめしたいコーディネートです！

2重はカーテンだけじゃない！
カーテン×○○な組み合わせ

カーテン×ロールスクリーン

ロールスクリーンを窓枠内に設置し、カーテンを手前側に取り付ける組み合わせもおすすめです。
一般的なドレープカーテンは昼間にレースカーテンだけで過ごす時に、窓の両端または片側にカーテン溜まりができてしまいます。

【ドレープカーテンの役割をロールスクリーンに変更】
使用していない時は上部に生地を巻き取ることができるため、スッキリとした見た目になります。また透け感のあるレースカーテンと組み合わせて、ロールスクリーン生地の色味を透過すると一段とオシャレな空間を演出できます。

▼ロールスクリーン一覧を見てみる

カーテン×ブラインド

ドレープカーテンまでは不要だけれど、レースカーテンのみでは少し不安…
といった方におすすめなのがカーテンとブラインドとのコーディネート。

ブラインドは視線を遮りながらも、光を取り入れることができることが特徴のアイテムです。
ドレープカーテンは開けるか閉めるかの選択ですが、ブラインドは閉じた状態で採光ができ、カーテンを2重にするよりもより細かな微調整が可能となります。

▼ブラインド一覧を見てみる

 

カーテンは2重で使用して効率的に快適な空間づくりを目指そう！

見とれるような繊細な刺繍は匠の技。デザイナーズレースカーテン＜サポローソⅡ＞

▼組み合わせたドレープカーテン

 

カーテンを2重にすることで、それぞれの役割がさらに相乗効果を生み、効率的で快適な空間を作ることができます。
まずは設置したい場所に必要な機能を把握し、そのお部屋に最適な組み合わせのカーテンを探しましょう。

パーフェクトスペースカーテン館では、必ずあなたの求めるカーテンが見つるはず！
ぜひ楽しく、コーディネートしてみてくださいね。