床に座ったりゴロンと寝転んだりすることが多い人にとって、ラグは暮らしの心地よさを左右する大事なアイテムですよね。中でも、優しく体を包み込んでくれる「低反発ラグ」は、くつろぎタイムをぐっと快適にしてくれる人気のラグです。
でも、いざ通販で選ぼうとすると「どれくらいの厚みがいいの?」「すぐへたらない?」「夏にも使えるの?」なんて、気になることがたくさん。
そこで今回は、ラグのバイヤー歴5年のわたしが、これまで数多くのラグを実際に見てきた目線で、低反発ラグの特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントやおすすめ商品までをまとめてご紹介します!
- ・低反発ラグの基礎知識
- ・低反発ラグと高反発ラグの違い
- ・低反発ラグを選ぶときのポイント
- ・快適でおしゃれなオススメの低反発ラグ
「これだ!」と思える1枚に出会えるヒントになればうれしいです♪
目次
低反発ラグの特徴と魅力
「低反発ラグって、どんなラグなんですか?」そんなお問い合わせをよくいただきます。特に「高反発との違いがよくわからなくて…」という声は、ラグ専門店にもよく届くご質問のひとつです。
そこでまずは、低反発ラグの基本的な特徴や、その人気の理由についてわかりやすくご紹介していきます!
低反発ラグの仕組みと素材
低反発ラグのいちばんの魅力は、なんといっても“じんわり沈み込む”ような心地よさ。床に座ったり寝転んだりするのが好きな方には、たまらないクッション性です!
中に使われているのは、主に「低反発ウレタン」。体の重みをじんわり受け止めてくれるので、長時間座っていてもお尻が痛くなりにくく、リラックスタイムがより快適になります。
さらにこのウレタン、実は中にたくさんの小さな気泡を含んでいて、音や熱を伝えにくいという特徴があります!そのおかげで、足音が響きにくくなったり、床からの冷えをやわらげてくれたりと、暮らしにうれしい効果も♪
マンションやアパートなど音が気になりやすいおうちにもぴったり。静かであたたかい空間づくりに、低反発ラグは頼れる存在です!
高反発ラグとの違いとは?
「低反発と高反発、何が違うの?」という質問をよくいただきます!
ざっくり説明すると、高反発ラグはしっかりとした弾力があって、体をグッと押し返すようなサポート感があるのが特徴。対して、低反発ラグは体のラインにそってじんわり沈み込み、もっちりとしたフィット感があります。
- 高反発ラグ:「弾むような反発感」
- 低反発ラグ:「吸いつくようなもっちり感」
とはいえ、言葉だけではイメージしづらいという方も多いですよね。そんな方には、実際に触って比較した動画がおすすめです!
▼当店の人気商品の中から、高反発と低反発、それぞれの感触や戻り方の違いを比べた動画はこちら
動画を見ていただくと、低反発ラグはゆっくり沈んで、ゆっくり戻るのがわかると思います。この「ゆっくり」が、包み込まれるような気持ちよさにつながっているんです♪
こんな人におすすめ!低反発ラグの向いている使い方
「低反発ラグって、自分に合うのかな?」と迷っている方へ。こんな使い方やライフスタイルにピンとくる方には、特におすすめです!
- ・おうち時間をゆったり過ごしたい方
- ・床に直接座ったり寝転んだりすることが多い方
- ・子どもやペットのいるご家庭(クッション性があるので、転倒の衝撃もやわらげてくれます◎)
- ・ソファを置かず、ラグの上でくつろぐスタイルが好きな方
- ・フローリングの冷たさや硬さが気になる方
低反発ラグは、体を包み込むようなフィット感が魅力なので、長時間座ったり寝転んだりしてもラク。そのうえ、クッション性があることで防音効果や床の冷え対策にもつながるので、くつろぎ空間づくりにぴったりなんです。
一方で、「沈み込みすぎるのが苦手」「立ち座りが多くて動きやすさ重視」という方には、高反発ラグがおすすめ◎長時間座ったときも姿勢が崩れにくく、立ち座りの動作もスムーズです。
- ・ラグの上で作業をしたり、食事や趣味を楽しみたい
- ・沈み込みすぎず、しっかりとした踏み心地が好み
- ・立ったり座ったりの動作が多い
- ・体が沈む感じよりも“軽快に動ける感覚”を重視したい
- ・テーブルや家具を設置することが多い
ラグに「座る・くつろぐ」だけでなく、「動く・作業する」用途も求めている方には、高反発ラグの方が快適に感じられるかもしれません。
どちらを選ぶかは好みやライフスタイル次第ですが、リラックスタイムを重視する方、ごろ寝派の方には断然!低反発ラグがおすすめです!
あなたの毎日に合った“心地よい選択”をしてくださいね♪
気になるデメリットとその対策方法
もっちりとした心地よさが魅力の低反発ラグ。でも、実際に使うとなると、「へたりやすいのでは?」「蒸れてベタつかない?」といった不安の声も、よく寄せられています。
ここからは、そんな気になるデメリットと、その対策方法について詳しくご紹介していきます。
■ デメリット1【へたりやすい】
低反発素材は体重を受け止めて沈み込む性質があるため、使い方によっては同じ場所がへたってしまうことも。特に長時間同じ位置で座ったり、家具を乗せっぱなしにするとへたりやすくなります。
対策1:厚みと密度にこだわった商品を選ぶ
しっかりとした厚みと高密度のウレタンを使ったラグなら、へたりにくく長く快適に使えます。商品ページのスペック欄やレビューもチェックしましょう。
対策2:ラグの向きを定期的に変える
体重がかかる場所を分散させることで、へたりを防ぎやすくなります。月に1回程度のローテーションがおすすめです。
■ デメリット2【蒸れやすい・暑く感じる】
低反発ラグはその構造上、空気の通りが悪く、夏場は蒸れやすかったり、熱がこもったりしてしまうこともあります。
対策1:通気性の良い素材を選ぶ
中材のウレタンに通気孔があったり、表面生地にメッシュやさらっとした素材を使っているものを選ぶと、熱がこもりにくくなります。
対策2:シーズンに応じて敷き替えたり、敷く場所を工夫する
暑い時期は風通しの良い部屋に移動したり、季節ごとにラグを替えるのもひとつの方法です。
このように低反発ラグの気になる所も、工夫次第で快適に使えます。「使いづらいかも…?」と心配していた方も、ぜひ一度検討してみてください♪
低反発ラグを選ぶときのポイント
通販でラグを選ぶときは、実物を手に取って確かめられない分、不安になりますよね。どこをチェックすればいいの?と迷ってしまうこともあるでしょう。
でもご安心ください!
見るべき点を押さえておけば、通販でも失敗のないお買い物ができます。
ここでは、厚み・素材感・メンテナンスのしやすさなど、通販でラグを選ぶときに大切な項目をわかりやすくご紹介します。
自分にぴったりの1枚を見つけるための参考に、ぜひチェックしてみてください♪
「厚み」と「密度」
低反発ラグの快適さを大きく左右するのが、「厚み」と「密度」です。
まず厚みについては、10mm以上あると、底付き感を抑えてクッション性をしっかり感じられます。特に床に直接座ったり、ごろ寝をしたりする方には、15〜20mmほどの極厚タイプもおすすめです!
さらに注目したいのが「密度」。
高密度ウレタンを使用しているかどうかや、高反発+低反発の2層構造になっているかなどは、へたりにくさや沈み心地に直結します。
通販サイトでは写真だけでなく、こうしたポイントが商品説明の中に記載されているかどうか見逃さないようにしましょう。理想の一枚に出会うための大事なチェック項目です!
それでも不明点がある場合は、カスタマーサポートなどに問い合わせをしてみましょう。
レビューで推測する「へたりにくさ」
低反発ラグで気になるポイントのひとつが、長く使ったときの「へたりやすさ」。
最初はふかふかでも、すぐにペタンコになってしまってはもったいないですよね。
ですが、通販では実際の耐久性がわかりづらいもの。そんな時に頼りになるのが、実際に使っている人のレビューや口コミです!
「○ヶ月使ってもふかふかだった」「思ったより早くへたった」など、リアルな声は判断材料としてとても参考になります。
また、「高密度ウレタン使用」や「高反発ウレタンとの2層構造」といった表記があるものは、比較的へたりにくい傾向があります。こういった構造面の情報とレビューの両方をチェックすると、ラグ選びに失敗しにくくなります。
長く快適に使うためにも、商品ページの口コミ欄はしっかり目を通しておきましょう!
お手入れのしやすさ
ラグは毎日使うものだからこそ、お手入れのしやすさはとっても重要。特に低反発ラグは厚みがある分、汚れが中に入りやすく、定期的なメンテナンスが欠かせません。
最近は、洗濯機で丸洗いできるものや、カバーが取り外せて洗えるタイプも増えています。汚れが気になる小さなお子さんやペットのいるご家庭には、こうした点も踏まえて選ぶのがおすすめです。
また、撥水加工が施されているラグは、飲み物をこぼしてもサッと拭き取れるので、日常的にとても扱いやすいですよ。お手入れの頻度やスタイルに合わせて、自分にとって負担の少ないタイプを選びましょう。
ここを妥協しないだけで、忙しい毎日でも清潔で心地よい空間をキープできます!
自宅の床との相性
低反発ラグを選ぶときは、お部屋の床材との相性も確認しておきたいところ。とくにフローリングのお部屋では、ラグがズレたり滑ったりしないように、滑り止め加工の有無は必ずチェックしておきましょう。
滑り止めがついていないと、小さなお子さんやペット、ご高齢の方がいるご家庭では転倒のリスクも。安全性を考えると、裏面の仕様にも注意を払うことが大切です。
また、ホットカーペットや床暖房を使っている方は、対応しているかどうかも必ず確認しましょう。非対応のラグを使ってしまうと、熱に弱い素材が変形したり、最悪の場合は火災のリスクにもつながることがあります。
快適さだけでなく、安心して使えるかどうかも、ラグ選びではとても大切。お部屋の環境とラグの仕様がきちんとマッチしているかを、しっかり確認しておきましょう。
快適&おしゃれ!おすすめの低反発ラグ5選
どんなに機能性に優れたラグでも、大切なのは“自分の暮らしに合っているかどうか”。使い方や好みにぴったりの一枚を選ぶことで、より快適な毎日が手に入ります!
ここからは、「厚手でへたりにくい」「洗えてお手入れ簡単」「夏でも蒸れにくく快適」「インテリア映えするおしゃれなデザイン」など、さまざまな視点で選び抜いたおすすめの低反発ラグをご紹介!
ライフスタイルに寄り添う、お気に入りの一枚を見つけてみてくださいね。
<シェスタ>
まるでマシュマロのようなもっちり感がたまらない、低反発フランネルラグ<シェスタ>
機能 | 床暖房&ホットカーペット対応・洗濯可(手洗い)・防ダニ・抗菌・防音・滑り止め・不織布 |
おすすめポイント | 厚さ約20mmの低反発ウレタンが、じんわりと体を包み込み、まるでマシュマロのようなもっちり感が病みつきになる心地よさ!機能性も抜群でコスパNo.1の低反発ラグです! |
<グランドライト>

機能 | 床暖房&ホットカーペット対応・洗濯可(手洗い)・滑り止め |
おすすめポイント | 表面はスベスベしていてずっと撫でていたくなる肌触り! キルトティングがアクセントになっていて、無地でもおしゃれ♪ |
<サラリ>
30mmのウレタン入り!フカフカ感とさらさらパイル地が寝転びたくなる極厚ラグ<サラリ>
機能 | 床暖房&ホットカーペット対応・防音・滑り止め・不織布 |
おすすめポイント | タオルと同じ肌ざわりの、パイル地を使用した低反発ラグです。サラッとしてベタつかないので、暑い時期やじめっとした梅雨、寒い季節も年間を通して快適◎8万回の耐久試験でも、97%の復元率を記録!へたりにくさもクリアしています。 |
<レミール>
機能 | 床暖房&ホットカーペット対応・滑り止め・不織布 |
おすすめポイント | なめらかな肌触りのフランネル生地を使用。コーデュロイ調のおしゃれな風合いが、インテリアのアクセントになりそう♪ |
アンダーラグ<厚み増し太郎>
今あるラグの下にジョイントタイプのマットを敷き詰めるだけ!ふかふか、防音対策ができる下敷き用マット<厚み増し太郎>
機能 | 滑り止め |
おすすめポイント | 薄手のラグやマルチカバーの下に敷くジョイントタイプのアンダーラグです!お手持ちのアイテムが低反発ラグに大変身!底付き感のない、もっちりとした感触の魅力はもちろん、ジョイントタイプなのでサイズも自由自在。お子様やペットのいるご家庭におすすめです◎ |
おすすめの高反発ラグ
ここまででご紹介した5つの低反発ラグの中に、気になるものはありましたか?「もう少し反発力がある方が好き」「沈み込みすぎないラグがいいな」と感じた方には、高反発ラグもおすすめです。
続いては、高反発ラグを厳選してご紹介!軽やかな踏み心地が好みの方や、リビングなど動きの多い場所にもぴったり。軽やかな踏み心地を楽しみたい方におすすめです。
<エニタイム>
季節にあわせてパッドを変えられる!選べるラグパッドと高反発アンダーラグのセット<エニタイム ラグパッド+アンダーラグセット 【3畳サイズ】>
機能 | メレンゲタッチ: 床暖房&ホットカーペット対応・洗濯可・滑りにくい加工・不織布接触冷感: 床暖房&ホットカーペット対応・洗濯可・滑りにくい加工・不織布・省エネ効果(冷房)コットンパイル: 床暖房&ホットカーペット対応・洗濯可・滑りにくい加工・不織布アンダーラグ: 床暖房&ホットカーペット対応・滑り止め・不織布 |
おすすめポイント | アンダーラグとその上に敷く敷きパッドがセットになっています。敷きパッドは季節ごとに最適な仕様をご用意しているので一年中快適です◎(それぞれ単品での購入も可能) |
<レジェルテ>
小さなお子様やペットも安心の抗菌・防ダニ機能付き!家族団らんの時間を演出する高反発フランネルラグ<レジェルテ>
機能 | 床暖房&ホットカーペット対応・洗濯可(手洗い)・防ダニ・抗菌・防音・滑り止め・不織布 |
おすすめポイント | 20mmのウレタンを使用していて、底付き感のないふっくら感がたまりません。沈み込んだ後も軽やかに戻るので、寝転んでも体を優しく支えてくれます◎ |
アンダーラグ<ふかピタ>

機能 | 床暖房&ホットカーペット対応・滑り止め |
おすすめポイント | 今あるラグの下にサッと敷くだけで、厚みと機能性がグッと向上する優れものです!10mmの高反発ウレタンを使用しており、ちょうどいい厚みとふんわり感をプラスできます。 また、表面は手触りがザラっとした特殊加工が施されているため、上に敷いたラグがズレないのも嬉しいポイントです◎ |
まとめ
いかがでしたか?ここまで、低反発ラグの特徴や高反発ラグとの違い、デメリットとその対策、選び方のポイントやおすすめの使い方までを詳しくご紹介してきました。
低反発ラグは、ゆったりくつろげる空間づくりにぴったりなアイテム。体にやさしくフィットする感触が心地よく、床に座る・寝転ぶなど、日常のリラックスタイムをより快適にしてくれます。
この記事が、あなたにぴったりの低反発ラグと出会うきっかけや、心からくつろげる空間づくりのヒントになれば嬉しいです♪
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