カーテンレールの天井付けと正面付けの違いは?選び方を解説!

2021/9/22 2022/4/27


カーテンレールには天井付けと正面付けの
2種類あることをご存知でしょうか。

それぞれ付属する部品も異なってくるため
取り付け方も変わってきます。

適切なカーテンレールを使い、
賢くインテリアをつくりましょう。

ここでは天井付けと正面付けの違いと
おすすめのカーテンレールをご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

1 カーテンレールには天井付けと正面付けがある


カーテンはレールに取り付けて使用しますが、
そのカーテンレールには天井付けと正面付けの2タイプがあります。

部屋のタイプや角度によって使い分けますが、
一般的によく使われるのは正面付けです。

それぞれの特徴を説明していく前に
まずはカーテンレールの大まかな仕組みを知っておきましょう。

1-1 カーテンレールの役割

カーテンレールはカーテンを吊るすためのアイテムです。

通常、カーテンの幅は
「カーテンレールの幅×1.05~1.10cm」で測られますが
これはカーテンにドレープを持たせるために余分につくられます。

レールと同じ長さで生地をつくってしまうと
美しいヒダが生まれなかったり、
隙間ができて光が漏れてしまったりします。

おしゃれなインテリアをつくるポイントでもあるカーテンは
レールをしっかりつくっておくことで良い仕上がりになります。

1-2 カーテンレールを取り付ける際の注意点

カーテンレールはどこでも取り付けられる訳ではありません。

カーテンレールをつける位置に失敗してしまうと
カーテンを付けた時に歪んで落ちてきてしまうこともあります。
怪我をする恐れもあるので、カーテンレールは
正しい位置に取り付け、頑丈に固定しましょう。

カーテンレールを取り付ける際は
天井や壁の中にある柱を確認してください。
そのような柱を下地といいますが、下地を見つけることで
安定した位置にカーテンレールを取り付けることができます。

下地を見つけるポイントは壁を軽く叩くことです。
手やほうきを使って、壁をトントンと叩いてみましょう。
響きの少ない重い音が下地、甲高い音なら下地のない場所です。

正確な下地の位置を知りたいのであれば、ホームセンターなどで
売っている下地探しを購入することをおすすめします。

2 天井付けカーテンレールについて


天井付けのカーテンレールとは窓枠の内側に取り付ける方法です。
一般的にカーテンボックスや出窓に取り付けられます。

天井に直接レールを取り付けるので、
レールが露出するAフックの使用がおすすめです。
その他のフックだとフック部分が出てしまったり
歪んでしまったりと不完全な状態になります。

2-1 天井付けカーテンレールのメリット

天井付けカーテンレールのメリットは何と言っても
お部屋がスッキリ見えるところではないでしょうか。

窓の前にエアコンや収納の扉、家具などがある場合でも
カーテンレールが干渉しない造りになっています。

2-2 天井付けカーテンレールのデメリット

天井付けカーテンレールのデメリットは
形状によって光漏れが発生してしまう点です。

窓枠の内側に収めるといっても
隙間なく収めることが難しいので多少の隙間は出来てしまいます。
多少断熱性も低下するので注意しておきましょう。
レール一体型ボックスで対応するのがおすすめです。

また、開閉に支障が出る場所もあるので
取り付ける位置には注意してください。
床から2m以上の高い窓におすすめしています。

3 正面付けカーテンレールについて


正面付けのカーテンレールとは
窓上の壁にそのまま取り付ける方法です。
賃貸物件では正面付けのカーテンレールが大半を占めています。

機能性カーテンレールの場合はレールを隠すように、
装飾カーテンレールではレールが見えるように
カーテンがつくられているのも特徴の一つです。

カーテンレールはブラケットをビスで固定しますが
正面付けはL型、天井付けはI型が使われます。

3-1 正面付けカーテンレールのメリット

正面付けのメリットは日の光が入りにくい点です。
カーテンレールを正面付けする場合、
一般的にレールの長さは窓枠より長く、
窓を覆うようにしてつくられます。

遮光カーテンとの相性が良く、
リビングや寝室のカーテンにおすすめです。

また、天井付けよりかはカーテンの採寸が
しやすいともいわれています。
正しいカーテン採寸で理想的な空間を目指しましょう。

3-2 正面付けカーテンレールのデメリット

正面付けのデメリットは
カーテンと家具が干渉してしまうところでしょう。
窓の前に棚など家具を置く場合はご注意ください。

カーテンがレール分だけ前に出るので
デザインや色味によっては圧迫感を感じてしまうかもしれません。

また、正面付けカーテンレールは天井付けと比べ、
費用が高くなる傾向にあります。
カーテンの面積が多ければ多いほど金額がかかるので
特に掃き出し窓のカーテンレール には注意してくださいね。

あらかじめある程度の予算を決めてから
カーテンやその他のインテリアを購入していきましょう。

4 おすすめのカーテンレールをご紹介


ここからはおすすめのカーテンレールをご紹介していきます。
どれも機能性・デザイン性に優れたカーテンレールです。
お気に入りのアイテムでお部屋づくりを楽しみましょう。

4-1 ミュート


測り間違いの少ない伸縮タイプのカーテンレールです。
窓に合わせて伸び縮みするので、どんな窓にも対応できますよ。

リターンストップが付いているため横からの光漏れも防げます。
中央の光漏れもマグネットランナーで遮断可能です。

スライドランナーは静音タイプで図書館並みの静かさです。
赤ちゃんやペットがいるご家庭にも安心してお使いいただけます。

カラーバリエーションはオフホワイト・シルバー・ブラック。
それぞれ好みのスタイルに合わせて選んでみましょう。
長さはシングルタイプの2mか3mで選択できます。

4-2 ネクスティ シングル


豊富なカラーバリエーションで
さまざまな雰囲気に合わせることができます。
その数なんと14種類。カーテンレールにしては多いですよね。

シンプルなデザインにも関わらず機能性は抜群。
静音ランナーにはフック部分が回転する機能が備わっており
カーテンのプリーツを美しく見せてくれますよ。

価格も手頃なので手が出しやすいカーテンレールです。
サイズは50cmから100cmまでオーダーできます。
ぜひお問い合わせください。

4-3 グレンディアス


木目調のデザインが美しいカーテンレールです。
トップカバー付きなので、見栄えもスッキリしますよ。

リターン加工やサイドユニットも備わっているため
光漏れを徹底的に防げるのがおすすめポイントです。

隙間にホコリが入りにくいので、お手入れもこまめにできます。
静音ライナーで開閉時の負担が軽減される他、
カーテンのヒダも綺麗に保たれるでしょう。

カラーバリエーションは
ホワイトウッド・ミディアムウッド・ダークウッド。
ナチュラルなインテリアにおすすめです。

5 さいごに


いかがだったでしょうか。

今回はカーテンレールの
天井付けと正面付けに関してお伝えしてきました。

デザイン重視の方は天井付け、
機能重視の方は正面付けとそれぞれの生活スタイルに合わせて
カーテンレールのタイプを選んでみてくださいね。

付属するフックやブラケットにも違いが出てくるので
購入する際はよく確認して時間を無駄にしないようにしましょう。

カーテンレール一つでお部屋の印象が大きく変わるので
安易に考えず、慎重に選ぶように心掛けてくださいね。

関連記事