ホテルや商業施設、さらには高層タワーマンションなど非日常空間でよく使われている、
縦型ブラインド「バーチカルブラインド」。
そんなバーチカルブラインドもそのおしゃれなデザインから、一般の家庭でも採用する方が増えてきています。
マイホームやリノベーション、DIYで是非取り入れたい!という方も多い、憧れのバーチカルブラインドですが、
カーテンとは異なる様々なメリット・デメリットがあります。
勢いで購入してしまうと、後で後悔してしまうことにもなりかねません。
そこで今回は、バーチカルブラインドの好ポイントや注意点について解説いたします。
しっかりデメリットとメリットを理解してから購入すれば、失敗なく理想の空間作りを叶えられるはずです!
是非バーチカルブラインドを検討する際の参考にしてください!
もくじ
バーチカルブラインドで後悔してしまった人の声
バーチカルブラインドを実際に採用された方の、後悔してしまったという声をSNS等からまとめてみました。
・マンション 夫婦
思ったより外からの視線が気になる。
・一軒家 4人家族ママ
開閉したい方向の左右を間違えてしまった。。
・一軒家 5人家族パパ
子供のおもちゃになってしまった。
バーチカルブラインドにはあらゆる使用シーンからのお悩みがあることがわかりました。
では、なぜ設置後にこのような後悔ポイントが出てしまうのでしょうか。
バーチカルブラインドで後悔してしまう理由は?
それはずばり、
「そもそもバーチカルブラインド自体長く使っている人が少なく、失敗エピソードが少なかったから」
だといえます。
アルミブラインド・ウッドブラインドに比べると、バーチカルブラインドの歴史はあまり深くありません。
最近になってSNSでインテリアを発信する人が増え、オフィス向けだけでなく、ご家庭でもバーチカルブラインドを使うようになった方が増えました。
バーチカルブラインドに興味がある方は、多くいますが、
実際のメリットやデメリットを理解している方が少ないというのが現状です。
ここからは、バーチカルブラインドのメリット・デメリットをご家庭での使用にもフォーカスしてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
バーチカルブラインドのデメリット
デメリット① 目隠し機能がいまいち
バーチカルブラインドは、ルーバー(1枚1枚の羽の部分)の角度、開き方によっては、外からの景色がダイレクトに見えてしまいます。
夜のプライバシーの面でも、透けてシルエットが見えてしまうのが気になる方も。
なので人通りの少ない場所や高層階などプライバシーが気になりにくい位置に設置するのがもっともおすすめです。
バーチカルブラインドにも遮光やシースルーなど各種透明度の違った種類があります。
遮光機能のついたバーチカルブラインドなら夜間のシルエット問題を解決してくれます◎
また、採光とプライバシー保護を兼ねた優秀なレース付きバーチカルブラインドも登場しています。
【A】センターレースタイプ
透けてる羽と透けてない羽を交互に組み合わせたタイプのこと。
ルーバーを斜めにすると、透けてる部分がレースカーテンのように外の視線を遮ってくれます。
【B】バックレースタイプ
こちらは①のセンターレースタイプの透けている羽と透けていない羽を90度の角度で組み合わせたタイプのもの。
透けている羽を全て閉じると、外の景色をスクリーン越しに見たような優雅な印象に!
今回はニチベイさんのものを紹介いたしましたが、その他TOSOさんなどオリジナル商品を数多く用意してあるので、お家に合ったものを検討してください。
デメリット② ルーバー(羽)のパタパタ音が気になる
バーチカルブラインドの特徴として、ルーバーがそれぞれ独立していて、揺れやすくなっています。
風を通すために窓を開けたりすると、バラバラと風にあおられた時に揺れるので、その重りが窓に当たってコツコツと鳴り、ルーバー自体も若干パタパタと音が鳴ります。
そのためリビングなど普段よく居る部屋や、書斎などの集中したい部屋、またエアコンの近くには不向きかもしれません。
また風通しのよい場所で窓を全開にして使いたい方、普段から音や動きに敏感な方にも向いていないでしょう。
ルーバーにはおもりがついており、比較的揺れにくい作りとなっています。
それでも揺れが気になる方はスペーサーコード(ルーバー同士を繋げるコード)をつければ、さらにバラつきを軽減できます◎
デメリット③ 子供やペットのおもちゃになりがち
好奇心旺盛なお子さんや、揺れるものに興味を示すペットがいるお家では、揺れるバーチカルブラインドが遊び相手になってしまうことがあります。
スペーサーコードで繋いだ状態だと、子供たちが遊んでいるうちに足に引っかけて転倒してしまう恐れもあります。
また、遊んでいる間に汚されてしまったといった声も少なくありません。
最近は、1枚ずつ取り外して洗えるウォッシャブル機能の付いた商品も多数存在するので、そちらも是非確認してみてください。
全て洗うとなると大変ですが、その必要はなし!
ルーバーをバラバラに外すことが出来ますので、汚れてしまった部分があれば、そこだけ外して洗濯できます。
カーテンよりも洗濯の手間がかからず、便利なアイテムと言えるでしょう。
デメリット④ 操作方法の選べる項目が多い
片開きか、両開きか。
また、操作位置を、左操作にするか、右操作にするか。
さらに、ルーバーの納まり位置を、左納まりにするか、右納まりにするか。
指定できることが多いのは嬉しいことだが、選び方を間違えて後悔してしまう方もちらほら。。
①左右どちらに納めたら邪魔にならないか。
②操作方法は、開き方のバリエーションが豊富なループコード式か、直観的に操作ができるバトン式どちらがいいのか。
をしっかり確認することで、開き方の失敗を防ぐことができます!
バーチカルブラインドのメリット
メリット① デザイン・影など、おしゃれポイントが高い
何と言っても、この縦長のシルエットが演出するスタイリッシュさがバーチカルにしか出せない個性で、とても魅力的です。
また陽が入る時間になると、隙間から真っすぐ伸びる光が美しく、カーテンでは味わえない上品な雰囲気を演出してくれます。
閉じた状態の透けて見える、柔らかい光もまた目を惹く雰囲気です。
メリット② 部屋が広く見える
縦に美しく流れるルーバーには、縦を強調する効果があります。
カーテンと異なり、手前に飛び出るヒダもなく、圧迫感も軽減できます。
そのため天井が高く見え、室内をとても広く、開放的にみせてくれます。
メリット③ 景色を楽しみやすくなる
縦長のシルエットなので、外の景色をワイドに楽しめます!
大きく開ける or 閉めたままでもスラットの開き方を変えるだけで広く眺望を確保できます。
中にはシースルーのバーチカルブラインドもあり、その自慢の大きな窓が映える空間に大変身します。
ただし、センターレースタイプは、レースの分ルーバーの数が増えるため、たたみ代が厚くなるので注意が必要です。
メリット④ ほこりが溜まりにくい
縦型なので、横型のブラインドに比べて溜まりにくく、ハンディモップで軽くホコリを払うだけでOK。
さらに、天井付けでの設置ならレールにもほこりがたまらず、ほぼ掃除要らず!
お掃除の時間がなかったり、面倒に感じるズボラな方にピッタリです。
メリット⑤ 調光が簡単
光を遮る・入れる操作(調光)が簡単にできます!
バトン式の場合はクルクル回して、ループコード式の場合はコードを引っ張るなど、どれもとても簡単です。
片手でも、子供でも簡単に操作できるのは、嬉しいポイントです。
バーチカルブラインドの操作の仕方は、こちらのページをご参考下さい↓
バーチカルブラインドで後悔しないためのポイント
ここまでを踏まえ、
下記3ポイント、メリット・デメリットを最低限確認できていれば、後悔することは少なくなるはずです!
①どこまで隠したいのか、眺望の確保はしたいのかなど、譲れない点、妥協する点を明確にする
②開閉方法など操作方法をしっかり確認する
③子供やペットの遊びに使われても問題ないか
◆デメリット◆
・外の視線が気になる→遮光もしくはセンターレース、バックレースを買えば大丈夫!
・パタパタと音が気になる→設置位置とコードで対処!
・子供やペットのおもちゃになってしまい、汚れてしまう→ウォッシャブルタイプのものもあり!
・高価→厚手とレースの2種類のカーテンを兼ねてるので高くて当然!
◆メリット◆
・見た目がおしゃれ
・部屋が広く見える
・景色が楽しめるようになる
・ほこりがたまりにくい
・調光が簡単
バーチカルブラインドの後悔についてのまとめ
いかがでしたでしょうか?
バーチカルブラインドを採用したらその魅力からちょっと自慢したくなりますが、周りから「でも〇〇だよねー」とデメリットをつつかれるのも避けたいですよね。
しかし!バーチカルブラインドにはいくつかデメリットがありますが、タイプによっては解消が可能な点がほとんど。
しっかりデメリットとメリットを理解してから購入すれば、失敗なく理想の空間作りを叶えられます!
また、今回挙げたように後悔ポイントがある方はいらっしゃいますが、どのお声もバーチカルブラインドに満足した上でのご意見でした。
バーチカルブラインドは高い買い物ではありますが、その満足度はお値段以上です!
この記事を読んで、是非バーチカルブラインドを迎えたい!という方は、
是非当店 パーフェクトスペースカーテン館には、どんなバーチカルブラインドがあるのか気軽に覗きにきてください。
有名メーカーのブラインドを、メーカー希望価格よりお安く取り揃えています。
バーチカルブラインドを迎えて、家族全員が快適に過ごせる、理想の生活が叶いますように。
バーチカルブラインドにも様々な色が登場
ホテルなどで見かけるものは白やアイボリーのものが一般的。
しかし最近、様々なカラーラインナップが登場しています。
中には40色以上用意があるバーチカルブラインドもあります。
実際の色を見てみると、よりバーチカルブラインドの魅力が伝わると思います!
是非こちらのページからチェックしてみてください↓
また「バーチカルブラインドが欲しいけど、取り付け方法が分からない」「自宅のカーテンレールの幅に合うものがあるか分からない」という方もいらっしゃると思います。
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