「アートのある暮らし」に憧れはあるけれど、何から始めたらいいのかわからない。ちょっと難しそうで、ついそのままになっている……そんなふうに感じている方も、きっと多いのではないでしょうか。でも実は、もっと気軽に、自由に楽しんでいいんです。
難しく考えなくても大丈夫。お気に入りの色やデザインをひとつ選ぶだけで、空間はぐっと心地よく、豊かに変わります。アートは、特別な誰かのものではなく、“私らしさ”をそっと映す、身近な存在です。
この記事では、アートやテキスタイルに精通したカーテンバイヤーの私が「アートのある暮らし」を提案。インテリアの目利きとして、生活の中に“好き”をさりげなく飾るためのヒントをご紹介します。
アートパネルやカーテンなど、空間になじむアイテムをひとつ選ぶことで、毎日がほんの少し、心地よく変わっていく――そんなアートとの出会いを、楽しんでいただけたらうれしいです。
暮らしの中にアートを飾る、おすすめの方法7選
飾り方次第で、アートはもっと身近になります。
「アートパネルって、なんだか難しそう…?」いえいえ、ちょっとした飾り方の工夫で、空間は驚くほど変わるんです。
たとえば、小さな作品をいくつか並べたり、あえて床に置いてみたり。「こうしなきゃ」というルールにとらわれず、自分の“好き”を自由に楽しめば、それでOK。
とはいえ、いざ飾ろうとすると、ちょっと迷ってしまうこともありますよね。
「どんなふうに飾れば素敵に見える?」「どこに置くとしっくりくる?」そんな疑問に応える、7つの飾り方のヒントをご紹介します。
気負わず、あなたらしい“アートのある暮らし”、はじめてみませんか?
“わたしらしい空間”を作るなら、お気に入りの一枚を飾る
たくさん飾らなくても、たった一枚のアートが部屋の空気を変えてくれることがあります。
お気に入りの作品を、あえてゆとりのある空間に一枚だけ。
そうすることで、そのアートがもつ“間”や“余白”までもが美しく映え、暮らしに静かなときめきを添えてくれます。
- 最初のアートは愛着が持てる1枚を。
- 「これが好き」と思える感覚を、素直に大切にしてみてください。
おすすめのアート|<アートパネル ファブリックアート>

気軽に始めるなら、小さなアートをいくつか並べて飾る
ポストカードサイズや小さな作品なら、価格も手頃。マスキングテープや壁用の粘着フックを使えば、穴を開けずに飾れるのもうれしいポイントです。
いつでも気軽に挑戦できるのが、小さなアートの魅力。複数の作品をランダムに配置してみるだけで、空間の印象がぐっと変わります。
壁全体をキャンバスのように見立てて、“飾ること”そのものを楽しめるアイデアです。
- 同じフレームで揃えればギャラリー風に、あえてバラバラにすればカジュアルな雰囲気に。色やテイストを統一すると、まとまり感が出ます。
おすすめのアート|<センザフォトディスプレイ>

小さなアートフレームがセットになっているから、並べるだけでセンスよくまとまります。中のアートは気分で入れ替えられるので、季節やインテリアに合わせて気軽に楽しむことも。
壁に穴を開けたくない方は、棚やチェストの上に立てかけて飾る
絵を壁に掛けるのではなく、置いて楽しむスタイルもおすすめ。棚の上やチェストの一角にアートを立てかけ、小物と一緒にディスプレイ。壁に穴を開ける必要がないので、気負わず取り入れられて、暮らしに自然と馴染みます。賃貸の方に特におすすめのアイデアです。
- シーズンや気分に合わせて、置き場所を変えたりできるところも魅力。模様替え感覚で楽しめます。
おすすめのアート|<アートパネル バスケット>

さりげなく暮らしに馴染ませたいなら、雑貨をミックスして飾る
アートパネルだけではなく、キャンドル・オブジェ・花器などと一緒に飾ってみるのもおすすめです。
色々なお気に入りを並べたら、自分らしいコーナーが完成。アート単体で飾るよりも、他のインテリアと自然につながりが生まれて、空間にぐっとなじみやすくなります。
- 少しラフに無造作に置くくらいが、かえって心地よい雰囲気に。視線が動くようなレイアウトを意識すれば、空間に奥行きやリズムも生まれます。
おすすめのアート|<マシカク>

海外インテリア風の抜け感を出したいなら、床置きでラフに飾る
フレームに入れた大きめのアートを、あえて床に直置きして壁に立てかける。そんな飾り方にするだけで、海外インテリアのようなラフさと抜け感を演出できます。
観葉植物やスタンドライトと組み合わせれば、“抜け”のある心地よいコーナーに。
- 好きな映画やアートの展示会などのポスターを飾れば、自分らしい世界観がぐっと深まり、居心地のよい空間に。
おすすめのアート|<アートパネル サークル>

ほっこりとした優しいタッチのイラストが魅力の、北欧テイストのアートフレーム。ニュアンスのあるアースカラーが、木の家具との相性も抜群です。インテリアに自然と馴染みながら、さりげないアクセントを添えてくれます。
インテリアの主役にしたいなら、大きめのアートを飾る
ソファの背面や寝室の壁に、インパクトのある1枚を。視線を引きつける大きめのアートは、それだけで空間の“顔”になります。
- 家具やラグの色味を控えめにすると、アートのデザインがより際立ちます。主役としての存在感が、いっそう引き立つはずです。
おすすめのアート|<アートパネル ラウンド>

ギャラリーのような空間にしたいなら、アートなカーテンを飾る

大胆な柄や色使いのカーテンは、窓辺をまるでアートのように見せてくれます。
いつもの部屋も、ぐっと印象的でギャラリーのような雰囲気に。お気に入りの一枚を飾るように、“見せる窓辺”を楽しんでみてください。
- カーテンはヒダを作らないフラット縫製がおすすめ。すっきりとした見た目が、柄の美しさをより引き立ててくれます。
- 平面的でスッキリ見えるロールスクリーンやシェードも、アートを引き立てる窓辺にぴったりです。
飾り方に正解はありません。
自分の“好き”を、もっと自由に、もっと身近に――。
次は、そんな感覚を「窓辺」にも。
カーテンという“布のアート”で空間を彩るアイデアをご紹介します。
“窓辺もアート”に変わる、アートカーテンのおすすめスタイル5選

壁だけじゃない。“窓”だって、アートになる
アートを飾るのは壁だけ――そう思っていませんか?実は、カーテンも立派な「空間を彩るアート」のひとつなんです。
光をやさしく透かす布、風に揺れる模様、色と色の重なり……窓辺にお気に入りのテイストを取り入れるだけで、部屋の印象はぐっと変わります。
ここでは、“アートなカーテン”を楽しむための5つのスタイルをご紹介。あなたの感性にぴったりの一枚が、きっと見つかるはずです。
ポップアートのような色とデザインで、遊び心を楽しむカーテン
ポップアートやモダンアートを思わせる、大胆な抽象柄のカーテン。鮮やかな色づかいやグラフィカルな模様は、見るたびに気分をリフレッシュさせてくれます。
ミニマルな家具と組み合わせれば、まるでアートパネルのように洗練された印象に。ポップな壁紙の色で遊んでもお洒落です。
あえてルールにとらわれず、自分の“好き”を窓辺に思いきり表現してみる。
そんな自由なカーテン選びが、日常に楽しいアクセントを添えてくれます。
おすすめ空間
リビング、カジュアルな趣味部屋に
おすすめのカーテン
・カラフルなポップカラーの遮光カーテン
・幾何学模様のグラフィカルプリントカーテン
こんなアートが好きな方におすすめ
・ピカソやマティスのような、自由でユニークな世界観の絵画
・グラフィカルなPOPデザインや現代アート
おすすめのアート|<ティピカル グリーン>

おすすめのアート|<ピカソ マルチ>

おすすめのアート|<マフィン ブルー>

まるで絵筆のタッチを感じるような、にじみや揺らぎのあるペイント柄や、淡い水彩タッチのグラデーション。感性に寄り添う、アート性の高いデザインのシアーカーテンです。光を透かすと、ふんわりと色がにじみ出し表情も移ろいます。
印象派の絵画のように、自然光の変化によって印象が変わり、そこにあるだけで心を和ませてくれる存在です。
アートを“飾る”というより、“空間になじませる”ように。暮らしの中にさりげなく絵を添える、そんな一枚を選んでみてください。
おすすめ空間
寝室、ナチュラルなリビングに
おすすめのカーテン
・水彩タッチのニュアンス柄のシアーカーテン
・にじみや筆致を感じるペイント柄のボイルカーテン
・淡いブルーやグリーンなど、光と調和する色彩
こんなアートが好きな方におすすめ
・モネの描く、光が美しい風景画
・幻想的なムードのペイントアート
おすすめのアート|<コラージュ ブルーグレー>

おすすめのアート| <スプラッシュ ネイビー>

おすすめのアート| <ミナモ アクア>

空間に映える、ラグジュアリーなアートカーテン
ほんのり光沢のある質感や繊細な織り柄が美しいファブリック。そして空間を豪華に彩る、重厚感のあるプリント柄のカーテン。洗練された存在感が、空間をラグジュアリーなムードで彩ります。
贅沢な雰囲気をさりげなく楽しめるカーテンです。
おすすめ空間
落ち着いたトーンのリビング・ダイニングや、個性が光るホテルライクな寝室にぴったり
おすすめのカーテン
・サテン調の光沢素材や、重厚感のあるドレープカーテン。
・エクリュ、シャンパンベージュなど落ち着いた色合いや、バーガンディなどのリッチなカラー
・手の込んだジャカード織りのシアーカーテン
こんなアートが好きな方におすすめ
・アールデコのようなモダンできらびやかなデザイン。
・そこにあるだけで価値を感じるような、高級感のあるアート
おすすめのアート|<アイスクリスタル エクリュ>

おすすめのアート|<ファセット>

おすすめのアート|<バウハウス ブロンズ>

きらびやかでモダン。アールデコの香りをまとった、個性あふれるアートカーテンです。ゴールド箔を思わせるデザインが、空間に上質なラグジュアリー感を添えてくれます。
北欧アートのような、やさしい色とモチーフのカーテン
シンプルで温かみのある線や形、自然から着想を得たモチーフが魅力の北欧アート。
そんなデザインをカーテンに取り入れれば、空間がぐっと親しみやすくなります。
幾何学模様やグラフィカルな植物モチーフを、明るく落ち着いたトーンで。
毎日の暮らしに、ほっこりとしたやさしさを届けてくれる一枚です。
おすすめ空間
リビングやダイニング、寝室など、ゆったりと過ごしたい場所に
おすすめのカーテン
・大胆でシンプルな幾何学模様(丸・三角・ストライプ、シェブロンなど)
・葉っぱや木のシルエットを抽象的に表現した植物モチーフ
・ゆるいタッチの手描き風プリント柄
・ブルー、オレンジ、マスタードイエロー、ピンクなどのブライトカラー
・モノトーンに差し色を効かせたデザインも人気
こんなアートが好きな方におすすめ
・マリメッコを代表とする北欧レトロなテキスタイル
・ほっこり心が和むポップで親しみやすいアート
おすすめのアート| <マウンテン オレンジ>

おすすめのアート|<ボトル>

透明なボトルやピッチャー、グラスを描いたユニークなラインアート。きらりとした個性がありながら、さりげなく部屋に馴染んでくれます。
おすすめのアート|<スリット ピンク>

エスニックな柄で、旅するようなアクセントになるカーテン
アフリカンテイストの幾何柄や民族織物を思わせるデザインは、アートパネルと同様に、個性や感性をさりげなくにじませるアクセントに。民族の想いが込められた素朴で力強いプリントは、感性豊かな方におすすめです。
おすすめ空間
・リビングの腰高窓や、玄関横の小さな窓など、アクセントを効かせたい場所に。
おすすめのカーテン
・アフリカンバティック風のテキスタイルや幾何学柄のプリント
・赤土やテラコッタ、藍・黒・生成りなど、自然を感じる色合い
・大胆な柄をそのまま楽しめる、シェードカーテンやロールスクリーンもおすすめです
こういうアートが好きな方に
・素朴で力強いプリミティブアート
・民族のぬくもりと美学を感じる民藝デザイン
おすすめのアート|<花火 シェード>

おすすめのアート|<ツキカゲ ロールスクリーン ネイビー>

月の満ち欠けをイメージした、やさしく幻想的なデザインの遮光ロールスクリーン。同じ柄のカーテンと組み合わせれば、統一感のある、センスあふれる空間に。
おすすめのアート|<風車ロールスクリーン テラコッタ>

アフリカンバティックの「水の輪」モチーフを、デジタル感のあるプリントで表現した遮光ロールスクリーン。ろうけつ染め風のひび割れ模様が上品で、くすみカラーが空間にやさしくなじみます。
“好き”を飾ることが、私らしい空間づくりのはじまり
アートパネルやカーテンなど、毎日目にするアイテムを“好き”で選ぶことは、自分の感性に正直に、心地よく暮らすための小さな一歩。それはプロっぽい完璧さではなく、日々の中にある「これ好きかも」の積み重ねです。
壁に1枚のアートを、窓辺に色とデザインのあるカーテンを。ほんの少しの変化が、暮らしの空気をやさしく整えてくれるはず。
自由に、気軽に、あなたらしく。
今日からできる“アートのある暮らし”、ぜひ楽しんでみてください。
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