遮熱カーテンのメリットとデメリットを解説【本当は効果がない?】

2023/12/4 2023/12/4

遮熱カーテン冬は朝晩だけでなく陽ざしが出ている日中も冷え込みが厳しい季節ですよね。
ここ数年は電気代も値上がりしているので、エアコンに頼り切りではなく省エネ効果も兼ねた寒さ対策を見つけたいところです。

窓は空気の出入り口といわれるように、暑さの約7割・寒さのは6割ほどが窓からの空気の出入りが原因と言われています。
窓まわりに空気の出入り口があるとエアコン効率も下がってしまい、快適な室温を保てなくなってしまいます。
このことからも、一年を通してお部屋を快適に保つためには窓まわりの対策は欠かせません。

外から空気が流れてくる仕組み

そんな窓まわりの寒さ対策のひとつに「遮熱カーテン」というものがあるのをご存じですか?

遮熱カーテンとは、太陽光の熱を反射させることで室内に熱が入ってくるのを防いでくれるカーテンです。

聞いたことはあるけど本当に効果あるの??
実際にどんなカーテンなの??

そんな悩みをお持ちの方のために、また、実際に購入を検討されている方のために、今回は遮熱カーテンのメリットデメリットや遮熱効果をアップしてくれる効果的な使い方も紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

遮熱カーテンのデメリットとは?

デメリットまずは遮熱カーテンのデメリットには、どのようなものがあるのかを説明していきます。

陽ざしの暖かさまでブロックしてしまう

遮熱カーテンは外からの熱をブロックする性能をもっているため、日中に心地よいと感じる陽ざしまで遮ってしまう可能性があります。

生地が厚い

お洋服の生地と同じように、カーテン生地も密度がぎゅっと詰まったものほど空気を通しづらく、遮熱効果がアップします。
そのため、遮熱機能がついたカーテンは他のカーテンに比べて生地が厚手になっています。

レースカーテンの場合は、お部屋の方角や窓の大きさによってはお部屋のなかに陽ざしが入りにくくお部屋全体がやや重たい印象になってしまうかもしれません。

外の景色や明るさを楽しめない

遮熱カーテンにはその効果を高めるため、裏地が付いていたり特殊繊維を使用していたりと生地が厚くなっているので、遮光性のあるカーテンがほとんどです。
そのため、カーテンを閉めるとお外からの光が入らずお部屋の中が暗く感じてしまうかもしれません。
レースカーテンの場合は、生地の暑さに邪魔をされてお外の景色を楽しむことができません。

日中にお家で過ごす時間が長い方や、真冬でもほどよく陽ざしが入ってくるような日当たりの良いお部屋の場合、遮熱カーテンを使うと心地よい暖かさまで奪われてしまう可能性があります。

遮熱カーテンのデメリットの解消法

アイデア
お住まいのお部屋が遮熱カーテンに向いていないかも・・・という場合でも以下のような方法でデメリットを解消することができます。

①裏地ライナー

後付け裏地ライナー
お手持ちのカーテンに後付け出来る!遮熱機能付き裏地ライナーはこちら

通常のレースカーテンに後付けすることでお手持ちのカーテンに遮熱機能をプラスできる裏地ライナーを併用する方法があります。
この裏地ライナーは陽ざしを通してくれるのが特徴で、遮熱・保温効果がありながら陽ざしも取り入れてくれる、そんなわがままが叶う高性能の裏地ライナーです。

②窓フィルム

窓フィルムカーテンはやっぱり風合い重視で選びたいけれど、窓辺の対策はしたい。
そんな時には窓に貼るタイプの遮熱シートがおすすめです。

遮熱機能のほかにも外からの視線をシャットアウトしてくれる効果もあるので、窓フィルムを使えば遮熱効果は保ちつつお外の景色を楽しむことができます。

窓ガラスフィルム
お好みのサイズにカットして簡単に貼り付けられる!窓ガラスフィルムはこちら

遮熱カーテンのメリット

メリットここまでは遮熱カーテンのデメリットについて解説してきました。
お部屋の方角や窓の大きさによっては遮熱カーテンが逆効果になってしまうことを書いてきましたが、遮熱カーテンにはメリットもたくさんあります。

ここからは、遮熱カーテンによるメリットを解説していきます。

省エネ効果

遮熱カーテンには外からの熱を防いで室内温度の上昇を抑えてくれる効果があります。
それによりエアコン効率が良くなるので省エネ効果にも期待できそうです。

防音効果

前項で説明したとおり、遮熱カーテンはある程度生地に厚みがあるので一般的なカーテンに比べて防音効果が期待できます。

遮光効果

遮熱カーテンは通常のカーテンより生地が厚いことや裏地がついているため遮光効果にも期待できます。
朝日や西日で眩しさを感じるとき、夜間の光漏れを防いでプライバシーを守りたいときに役立ちます。

大きな窓があるお家や高層階のお部屋など、一年を通して日当たりが良すぎるお部屋では遮熱カーテンが向いているといえます。

さらに効果を高めるには

悩んでいる女性

ここからは、遮熱カーテンの効果をさらに高める方法について書いていきます。

ドレープカーテン・レースカーテンとも遮熱機能付きにする

窓とカーテンの間の空気層
UVカット効果や外からの目隠しのために使用することが多いレースカーテンですが、じつは遮熱機能を持ったレースカーテンもあります。

ドレープカーテン・レースカーテンとも遮熱機能付きにすることで、「窓とレースカーテンの間」・「レースカーテンとドレープカーテンの間」に2つの空気層ができます。
これにより空気層が断熱材の役割になってくれるので遮熱効果をより高めてくれます。

しっかりと窓を覆うサイズのカーテンを選ぶ

外からの空気の出入りを防ぐには窓とお部屋の間を隙間なく埋める必要があります。
カーテンの丈が寸足らずで窓がしっかり覆われていないと、遮熱効果は損なわれてしまいます。

窓とお部屋の隙間をなくすリターン縫製

リターン縫製リターン縫製とは、ドレープカーテンの両端のフックをレースカーテン側の両端フックに付けて、コの字型になるようにカーテンをかける方法です。
リターン縫製にすることでカーテン側面と窓の間の隙間がなくなり横からの冷気をブロックしてくれます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

カーテンのリターンとは?よくある疑問やメリット・デメリットを解説

アジャスターフックで長さを調整

カーテンの長さを調節できるアジャスターフックを使用して、床にぴったりと付くくらいの長さにすることで裾からの冷気をカットしてくれます。

カーテンを2倍ヒダにする

上からみた空気層
1.5倍ヒダよりも生地をたっぷりと使用している2倍ヒダのカーテンにすることで、ドレープの間により大きな空気の層ができます。
そのため1.5倍ヒダのカーテンよりも外からの空気を遮断してくれます。

おすすめの遮熱カーテン

おすすめ商品
ここからは当店おすすめの遮熱カーテンを紹介していきます。
さまざまなテイストやプラスアルファの機能を持ったカーテンがあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。

◆ラソワ
上品な光沢と豊富なカラーバリエーションが魅力的なラソワ。
遮熱59.8%・保温26.7%と優れた遮熱効果だけでなく完全遮光・防音効果・洗濯可能とうれしい機能が満載です。

ラソワ
絹織物のように美しい完全遮光カーテン!ラソワはこちら

◆マチ
北欧の街並みがプリントされたおしゃれなデザインのドレープカーテン。
61%という高い遮熱効果も嬉しいポイントです。
さらには形状記憶・遮熱61.2%・保温30.8%・洗濯可と高性能カーテンです。

マチ
北欧の街並みが楽しめるカーテン!マチはこちら

◆リミット
レースながらも32.1%と高い保温率をもった機能性レースカーテン。
さらに、昼夜透けにくいプライバシーレースとUVカット効果もあるので一年を通して活躍してくれます。

リミット
保温No.1レースカーテン!リミットはこちら

他にも沢山の遮熱カーテンを用意しておりますので、是非こちらもご覧ください↓

遮熱カーテンバナー
冬は温かく、夏は涼しい!一年を通して快適な暮らしをサポートしてくれる遮熱カーテンはこちら

遮熱カーテンのメリット・デメリットまとめ

まとめ文字

いかがでしたか?
今回は遮熱カーテンについて解説しました。
遮熱カーテンを上手に活用して、これからの寒い季節を快適に過ごしてくださいね。

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談頂けます↓

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