
引っ越し先の新居に出窓があった場合、「平面の窓と違って、カーテンはどうやって付けるの?」「どう選べばいいの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
とりあえず他の窓と同じように選んでみたものの、「せっかく景色がきれいに見えるメリットがなくなってしまった」「ディスプレイに使いやすいようにしたかった」と後悔してしまうケースも少なくありません。実は筆者もその一人です。
せっかくの出窓だからこそ、その魅力を活かせるカーテンを選びたいですよね。
そこでこの記事では、出窓カーテンの選び方やおすすめのスタイル、取り付けのポイントまでわかりやすく解説します。オーダーカーテン専門店のデザイナー目線で厳選したおすすめ商品もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事で紹介するスタイルは、こちらです♪
目次
出窓用カーテンの選定ポイント

出窓用のカーテンを選ぶときは、どのような点に注意すればよいでしょうか。ご自宅の出窓を楽しくアレンジするためのポイントを紹介します。
王道のドレープカーテン以外に、ブラインドやロールスクリーンを取り入れてみたい方は、こちらをご覧ください!
▶カーテン以外の選択肢:ロールスクリーン・シェードを見る>
片開き?両開き?使い勝手からカーテンの開閉方法を選ぼう

同じカーテンスタイルでも片開きにするか両開きにするかによって、印象は大きく変わってきます。それぞれのメリットとデメリットを理解して、適切な開閉方法を選択しましょう。
■片開きにする場合

【片開きカーテンにするメリット】
一方向に向かって開閉するため、デザインのあるカーテンでも柄が途切れることなくその美しさを際立たせたままカーテンを楽しむことができます。また、1枚のカーテンで開閉するため隙間ができず、遮光性も高まります。
※ただし、カーテンの種類やサイズによっては巾継ぎが発生します。
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- 原反の生地で作れる横幅よりも大きなカーテンを作る場合、生地を横に継いで1枚のカーテンにお仕立てすることです。

※1.5倍ヒダで1枚あたり横幅が90~100cmまでであれば、多くのカーテンが生地1巾(巾継ぎなし)で縫製されます。
【片開きカーテンにするデメリット】
カーテンを開ける際にどちらか片方へ寄せるため、見た目のバランスが悪くなってしまう可能性があります。また、引違い窓のように真ん中に鍵がある場合は、不便を感じてしまう場合も…
【おすすめの窓】
開閉作業をあまりしない窓やFIX窓(はめ殺し窓)などにおすすめです。
■両開きにする場合

【両開きのカーテンにすることのメリット】
ちょうど真ん中でカーテンが分かれているため、開けた際もバランスが良い点です。また2枚に分かれていることで引違い窓の鍵が開けやすくなり、片方だけ開けておくなど使い勝手もよくなります。
【両開きにすることのデメリット】
カーテンが2枚になってしまうため柄のあるカーテンは途中でデザインがずれてしまう点です。さらに真ん中が分かれているため、隙間から光漏れが発生してしまう可能性もあります。
【おすすめの窓】
両開きカーテンは、開閉を頻繫に行う場所や横幅が大きい窓におすすめです。
使用目的に合わせた出窓カーテンを選択しよう

出窓を最大限に活用したいと思った時に肝心なのが、カーテンの選び方。出窓の使い方に応じて最適なカーテンを選ぶことで、機能性とデザイン性を両立させることができます。
【インテリアの一部としてアピールしたい】
遮光などの機能は必要ないかもしれません。こうしたケースでは、洗練されたデザインを持つスタイルカーテンが適しています。 美しいデザインのおしゃれカーテンが、出窓全体の雰囲気を高める重要な要素となるでしょう。
【床板を作業・収納スペースとして有効活用したい】
カーテンの取り付け方に工夫が必要です。また、作業スペースとして使う場合には、光のコントロールやプライバシー確保の観点から、機能的なカーテンを選ぶと良いでしょう。
出窓の用途に合わせて適切なカーテンを選ぶことは、出窓のポテンシャルを最大限に引き出すための重要なステップです。機能とデザインのバランスを考えつつ出窓をより魅力的な空間に変えるために、ぜひ用途に応じたカーテン選びを心掛けてください。
適切なカーテンを選ぶための窓周り環境を考慮しよう

■出窓の結露・湿気
出窓は部屋の外に突き出しているため広々とした印象を与える一方で、結露などのデメリットも考える必要があります。外気の温度変化に影響を受けやすく、冬季などに室内との温度差が生じ、結露がサッシ部分に発生してしまうのです。
湿度によってカーテンなどが濡れてしまい、カビや汚れの原因となることがあるため、適切なカーテンを選ぶ必要があります。
対策として、カビ防止や抗菌機能を備えたカーテンを出窓に取り付けることが一つの方法です。これにより、湿度の高い環境でもカーテンの清潔さを維持し、健康的な居住空間を実現できます。
■出窓の外から入る光や視線
特に西日が入りやすい出窓や、寝室・リビングで使う場合は、遮光性能にも注目してカーテンを選ぶことで、より快適な空間づくりにつながります。出窓に適した遮光カーテンの選び方については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください!
出窓のおすすめカーテンスタイル2選

そもそも出窓にはどんなカーテンを付ければよいのでしょうか。ここからは、出窓で多く選ばれているカーテンスタイル5選を解説。それぞれのスタイルに、おすすめの商品もご紹介します!
エンブロイダリーレース

出窓に吊るすカーテンとして、最もポピュラーなのがレースカーテン。その中でも特に人気の高い種類がエンブロイダリーレースです。
エンブロイダリーレースとは、生地に刺繡が施されたデザインのおしゃれなレースカーテンを指しま透け感があり遮光機能などはないため、主に装飾目的として設置することが多いアイテムです。
特にスカラップデザインのものは、レースカーテンの裾に貝殻がいくつも連なったようなウェーブ状の装飾が特徴的。出窓のような形状に設置するととても映えるため、コーディネート例として重宝されています。
エンブロイダリーレースは種類が豊富で、トルコ刺繡や色鮮やかなデザインも多く、設置するだけでお部屋がとても華やかな空間となります。
刺繍以外のレースカーテンはこちらからご覧ください。
カフェカーテン

カフェカーテンは出窓用カーテンをとしてよく利用される代表的なスタイルの一つです。カーテンレールが設置されていない場合でも、突っ張り棒で簡単に設置することができるため、とても取り入れやすいカーテンスタイルです。
【カフェカーテンの選び方】
・レース生地…程良く太陽の光を取り入れられます。
・遮像機能付き…目隠し効果も期待できます。
【カフェカーテンで作るプチ・ガーデン】
太陽光を室内に取り入れることができるということは、窓台のスペースを利用してテラリウムや観葉植物を育てることだって可能!カーテンの丈を少し短めに設置して、植物以外のインテリア雑貨などを置いて、ディスプレイ空間として楽しむのもおすすめです。
※通常のオーダーカーテンですが、商品によってはサイズ指定により、カフェカーテンのような仕上がりで製作可能です。対応仕様や仕上がりについては、以下のページをご覧ください。
出窓用カーテンの設置場所と採寸方法

出窓にぴったりのカーテンを取り付けるためには、適切なサイズを選ぶことが重要です。ただしカーテンの取り付け方法によって、サイズの測り方が少しずつ異なります。
主に「正面付け」と「天井付け」の2つの取り付け方法があり、それぞれの方法に合わせた測り方を理解することが大切です。以下では出窓におけるカーテンの正面付けと天井付けの解説、適切なカーテンサイズを採寸する方法についてご紹介します。
正面付け

「正面付け」とは、カーテンを窓枠の外側に取り付ける方法のことを指します。通常の掃き出し窓や腰高窓において多く使われ、カーテンを窓枠や窓枠上の壁に取り付けることで、窓の全面を美しく覆うことができます。
正面付けカーテンは遮蔽性と遮光性が高く、プライバシーを確保しながら光の調節を行いたい場合に理想的な方法と言えるでしょう。
さらに、装飾性の高いレールを選んで取り付けることで、おしゃれな雰囲気を醸し出すことができます。刺繍の入ったレースカーテンを組み合わせることで、部屋全体に優雅なアクセントを与えることができます。
- 出窓の窓台にインテリアアイテムを置いてディスプレイとして楽しむ場合、正面付けカーテンではその部分が隠れてしまう可能性があります。ディスプレイの楽しみを大切にする方は、この点を考慮してカーテンの取り付け方法を検討することが大切です。
天井付け

「天井付け」とは、カーテンを窓枠の天井部分または窓枠の内側に取り付ける方法のことを指します。出窓の窓ガラスにそって取り付けられ、カーテンが窓の内部に収まる特徴を持っています。
出窓をおしゃれにコーディネートしながらも、観葉植物や小物などを置いてディスプレイも同時に楽しめる魅力的な方法と言えるでしょう。

カーテンの採寸は一般的にカーテンレールを基準として、カーテンの仕上がりサイズを算出します。
■横幅の採寸方法
横幅の採寸方法は「機能レール」と「装飾レール」によって少し測り方が異なっています。

機能レールの場合:
カーテンレールの両端に固定されているランナーから反対側の固定ランナーまでの距離を測ります。
装飾レールの場合:
一番端っこのリングランナーを両端(装飾キャップ側)に寄せた状態で、リングランナーから反対のリングランナーの間の幅を測ります。
リングランナーが動いて測りにくい場合は、両端の装飾キャップの付け根部分から、反対の装飾キャップの付け根までの距離でもOKです。

■カーテンの仕上がり幅(窓に添わせる場合)

カーテンの横幅は、採寸したサイズにゆとり分足したサイズで注文。横幅に余裕を持たせることで、カーテンの開閉をスムーズに行うことができます。「ゆとり」に関しても、カーテンスタイルによって計算方法が異なります。
- ヒダありカーテンの1.5倍と2倍の場合
- ⇒カーテンレール幅に×1.05倍したサイズ
- フラットカーテンの場合
- ⇒カーテンレール幅に×1.1~1.4倍したサイズが仕上がり幅となります。
ヒダのないフラットカーテンは、ゆとりを足す倍率によって見た目が変わってくるため、好みの見た目を予めイメージしておきましょう。

■高さの採寸方法

カーテンの高さ寸法は、カーテンレールのフックの穴(ランナー)の下から測ります。
- 出窓の窓枠内に天井付けした場合:
- ランナー下から窓台まで計測し、そのままの寸法または-1cmした数値が注文サイズとなります。
- 窓枠を覆うように正面付けした場合:
- ランナー下から窓枠の下端まで計測し、+10cm~15cmしたサイズにすることで光漏れを防ぐことができます。
出窓にカーテンレールが付いていないとき

▲工具も穴あけも不要!突っ張り式カーテンレール「フィットワン シングル」出窓にカーテンレールが付いていない場合や正面付けでカーテンレールが付いているが窓枠内に収めたい場合は、突っ張り式のアイテムを活用しましょう。突っ張り式であれば穴あけが不要な賃貸物件でも安心して使用可能です。
ただし、穴あけが可能で、より安定した取り付けをしたい場合は、ビス打ちでレールを設置する方法もあります。取り付け手順や注意点は、こちらの記事をご覧ください。
すっきり見せたい出窓には、ブラインド・ロールスクリーン・シェードもおすすめ!

出窓は形状や用途によって、カーテン以外のアイテムが適しているケースも少なくありません。 ブラインドやロールスクリーンなどのメカ系アイテムは、 見た目をすっきり保ちながら、光量調整や結露対策にも優れています。 ここからは、出窓に取り入れやすいメカ系のおすすめ商品をご紹介します!
アルミブラインド

ディスプレイスペースをなるべく多く作りたい方には、スッキリとした見た目のアルミブラインドがおすすめです。
カーテンのようにウェーブがないため、必要な奥行きが省スペースで済み、インテリア雑貨など小物を多く設置することが可能。物を移動せずに、開閉作業や太陽の光が入る量を調整できる点も便利です。
またアルミ製なのでカビや錆にも強く、結露が起こりやすいため出窓向きのアイテムです。さらにメーカーによっては出窓用の製品も販売しており、台形などの複雑な形状の窓にも窓枠内へ設置可能です。
ロールスクリーン

使い勝手がよく、できるだけ壁と一体化させたい場合はロールスクリーンがおすすめです。出窓は一般的な窓とは異なり、奥行きがあるためスペースが上手く活用できずに悩まれている方も多いでしょう。
ロールスクリーンであれば平らにして、まるで壁のようにして使用することができます。光を取り入れたい方は非遮光生地を、光を遮断したい方を遮光生地を選択することができ、目的に合わせて気軽にコーディネートが楽しめます。
また種類によってはプロジェクターとして使用可能な生地もあり、スペースを有効活用することができます。
シェード

出窓は横長な形状をしていることが多いため、昇降式のシェードも人気があります。ダブルシェードにすることで、通常のカーテンスタイルと同様に遮光カーテンとレースカーテンを使い分けることができます。
また出窓用に設置することが多いバルーンシェードは、シェードを上げたとき裾に膨らみ(バルーン)を持たせることでエレガントな見た目になります。特に生地が薄く、フリルや刺繍が裾に入ったレース生地は美しいバルーンを作ることができるためおすすめです。

窓ガラスフィルム

出窓の窓台スペースを最大限に活用したい場合は、窓ガラスフィルムがおすすめです。光を取り込みながら、 おしゃれに目隠しができるアイテムとして人気があります。
またUVカットや遮熱・保温機能付きのものもあり、ディスプレイを存分に楽しみながら、カーテンと同じように機能面を高めることができる優れものです!
出窓のカーテンまとめ

今回は出窓に適したカーテンの選び方やアレンジ方法について詳しく解説しました。出窓の目的や用途によって、適切なカーテンスタイルやカーテンレールを選ぶことが大切です。
出窓用のスタイルカーテンには、刺繍が施されたものや鮮やかな柄模様が特徴的なデザインがおすすめ。こうしたカーテンを選ぶことで、出窓が部屋全体のアクセントとなり、魅力的な雰囲気を醸し出すことができます。
一方、出窓を収納スペースやデスクとして有効活用する場合、機能性を重視したカーテンが最適。湿気に強く、防カビ加工が施された機能性の高いレースカーテンは、室内の湿度をコントロールしつつ、清潔な環境を保つための選択肢となります。
出窓が持つポテンシャルを最大限に引き出すためには、まずは出窓の用途を明確にし、それに合った適切なカーテン選ぶことが何より大切です。より生活を心地よくしてくれる「機能」と、豊かにしてくれる「スタイル」のバランスを考慮して、素敵な出窓空間を演出しましょう♪
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