アンティークに似合うカーテン|専門店のおすすめ10選と雰囲気を深める選び方

2025/12/2 2025/12/5

クラシック カーテン シャドーストライプカーテンが醸し出す、映画のような空間 <サヴィル>
クラシック カーテン シャドーストライプカーテンが醸し出す、映画のような空間 <サヴィル>

時を超えて愛されるアンティークスタイル。使い込まれた風合い、時代を映すディテール、そこに宿る物語。アンティークスタイルには、ただ「古い」だけではない深みと温もりが詰まっています。

その世界観をお部屋にも取り入れたいと思ったとき、迷いがちなのがカーテン選び

「どんなデザインが合う?」
「色や素材の正解は?」
「見た目は好きだけど、機能性は大丈夫?」

そんな疑問を抱く方も多いはずです。

でも実は、いくつかのポイントを押さえるだけで、失敗することなくアンティークな雰囲気を引き立てるカーテンを選ぶことができます。

そこでこの記事では、アンティークスタイルに合うカーテンの特徴や選び方を解説。雰囲気づくりのコツも、オーダーカーテン専門店スタッフが分かりやすく紹介します。

読み終えるころには、見た目は素敵なのに浮いてしまう・生活面で扱いづらいといったつまずきを防ぐコツがつかめるはず。雰囲気も快適性もそろったアンティーク空間へ近づきますよ。

■記事内で紹介しているアンティークスタイルのカーテンも、こちらからぜひ見てみてくださいね♪

アンティークとは~ヴィンテージとの違い~

赤いじゅうたんと黄色いカーテンが際立つインテリア。花柄の生地が張られた椅子やソファやシャンデリアを合わせた、高級感のある空間。

アンティークとヴィンテージ。似ているようで、実は意味が異なる言葉です。インテリアやカーテン選びの場面でも混同されがちですが、違いを知ることで理想のスタイルがぐっと明確になります。あなたの理想に近づくカーテンを選ぶために、まずは2つの違いを以下の比較表で整理してみましょう。

項目 アンティーク ヴィンテージ
年代 100年以上前 20~100年未満
対象 美術品、骨董品、家具 ファッション、楽器、車
価値基準 歴史的・芸術的価値 品質、希少性、実用性
用途 観賞、収集 実用可能

アンティークは歴史的価値や芸術性が重視され、ヴィンテージは実用性と希少性が評価される傾向があります。

アンティークスタイルは大きく分けて2種類

アンティークスタイルと一口に言っても、その中には個性的なスタイルが存在します。中でも代表的なのが、ブリティッシュスタイルシャビーシックスタイル。アンティークの世界をより深く楽しむことができる2つのスタイルについてご紹介します。

ブリティッシュスタイル

暖炉のある部屋に木製のアンティーク家具を合わせたクラシックな部屋。中央に古い地球儀が置いてある。

ブリティッシュスタイルは、イギリスの伝統的な住まいに基づいたスタイルです。クラシックで格式高く、知的な魅力を纏った空間が特徴です。

シャビーシックスタイル

ホワイトを基調としたシャビーシックスタイルの部屋

シャビーシックスタイルとは、1980年代に英国出身のデザイナー、レイチェル・アシュウェルが提唱した「美しさ、快適さ、機能的であるクオリティ」「完璧ではないからこその美しさ」を表現したスタイルです。

ブリティッシュとシャビーシックの違い早見表

それぞれ異なる美意識があり、個性豊かなアンティークスタイル。以下の表でスタイルの特徴やインテリアのポイントについて、要点をまとめてみましょう。

項目 ブリティッシュスタイル ャビーシックスタイル
色使い ディープカラー(ボルドー、ネイビー、フォレストグリーンなど)を基調 白、ベージュ、くすみ系パステルカラー
家具 大胆かつ繊細な彫刻が施された木製家具、暖炉周りのマントルピース ペンキが剥がれたアンティーク調家具、傷や使用感のある木製家具
ファブリック トラディショナルな柄(チェック、ダマスクなど) フリルや刺繍など女性らしいディテール
アクセント 絵画、写真、額縁、クラシックなシャンデリア ドライフラワー、ミラー、キャンドル、小物類
雰囲気 重厚感のあるクラシカルな世界観 古めかしさと上品さが融合したロマンティックで儚い世界観

次の章では、そんなブリティッシュスタイル、シャビーシックスタイル、それぞれのスタイルに合わせたカーテンの選び方とおすすめ商品ご紹介していきます。

アンティークインテリアに合うカーテンの選び方

カーテンの生地を選んで手触りを確かめているシーン

アンティークインテリアの魅力を引き立てるには、カーテン選びが重要なポイント。スタイルに合った素材や機能を選ぶことで、快適さと美しさを両立した空間づくりが叶います。

ここからは、ブリティッシュスタイル、シャビーシックスタイル、それぞれのスタイルに合わせたカーテンの選び方のポイントを解説していきます。さらに、当店で取り扱い中のカーテンの中からおすすめ商品を5つずつご紹介します。

ブリティッシュスタイルに合うカーテンの選び方・おすすめカーテン5選

花柄でフリルのついたアンティークなカーテンが目立つ、窓辺の小さな部屋

ブリティッシュスタイルに合わせるカーテンは、重厚感や格式の高さを意識して、クラシカルな色や素材を選ぶのがおすすめです。以下の3つのポイントを押さえてみましょう。

①深みのある色合いを選ぶ

ボルドーやネイビーなど、深みのある色合いを用いることで、重厚感のある雰囲気を作り出します。伝統的なイメージをもつ落ち着いたダークトーンが、空間に品格を与えます。

②厚みや存在感のある生地を選ぶ

ベルベットやフランネル、畝のあるコーデュロイなどの起毛生地がおすすめ。また、シャンタンやジャガードなど光沢と厚みのある生地でも英国らしいクラシカルな雰囲気を演出できます。視覚的にも触覚的にもあたたかみがあり、落ち着いた印象に仕上がります。

③遮光機能のあるカーテンを選ぶ

映画鑑賞や読書などの時間を快適にする遮光カーテン。遮光裏地付きのカーテンは、窓からの紫外線による表地の劣化を防ぐ効果もあり、長く愛用できます。機能性も重視することで、英国の室内文化にマッチした暮らしが実現します。

ブリティッシュスタイルにおすすめのカーテン5選

①知的な趣に満ちた英国スタイルが叶う、レトロクラシックな1級遮光カーテン<アビィロード>

【遮光裏地付き】クラシック 遮光カーテン 英国の香り漂う、レトロクラシックなジャカードカーテン <アビィロード>
【遮光裏地付き】クラシック 遮光カーテン 英国の香り漂う、レトロクラシックなジャカードカーテン <アビィロード>

格子状に散りばめられたローリエとゴールドの蜜蜂を配した、重厚感溢れるブリティッシュテイストなジャガードカーテン。

 

②ダマスク×フレンチストライプ柄が、高貴なインテリアを約束する1級遮光カーテン<ミンスター>

【遮光裏地付き】クラシック 遮光カーテン ダマスク模様とストライプ柄を巧みに融合させたジャカードカーテン <ミンスター(裏地付き)>
【遮光裏地付き】クラシック 遮光カーテン ダマスク模様とストライプ柄を巧みに融合させたジャカードカーテン <ミンスター(裏地付き)>

立体感のあるダマスク模様が特徴的なジャガードカーテン。日常に溶け込む芸術品のような、アンティークモダンな一枚です。

 

③美しいシャンタン生地が窓辺をリッチに着飾る、特別な1級遮光カーテン<インペリアル>

【遮光裏地付き】クラシック 遮光カーテン 英国貴族を想わす、煌めくシャンタン生地のカーテン <インペリアル>
【遮光裏地付き】クラシック 遮光カーテン 英国貴族を想わす、煌めくシャンタン生地のカーテン <インペリアル>

シルクのように煌びやかで艶のあるシャンタン調のカーテン。まるで古き良き英国の邸宅や格式高い館を思わせる雰囲気に仕上げてくれます。

 

④ベルベット生地と光沢のある生地の2層構造で、美しいカットを表現した遮光カーテン<ダイヤモンドカット>

クラシック 遮光カーテン ロンドンの宝石職人が施したような美しいダイヤカットカーテン <ダイヤモンドカット>
クラシック 遮光カーテン ロンドンの宝石職人が施したような美しいダイヤカットカーテン <ダイヤモンドカット>

大胆なダイヤ柄を表現したブリティッシュモダンなファブリック。美しく繊細なテキスタイルが気品を醸し出します。

 

⑤鮮やかなメダリオンとローズのモチーフが歴史を感じさせる1級遮光カーテン<オペラハウス>

【遮光裏地付き】クラシック 遮光カーテン 蒼いメダリオンとフレンチローズが織り成すアンティークインテリア <オペラハウス>
【遮光裏地付き】クラシック 遮光カーテン 蒼いメダリオンとフレンチローズが織り成すアンティークインテリア <オペラハウス>

高級感のある先染めのアイボリー糸と落ち着きのあるロイヤルブルーを組み合わせた、精巧で美しいメダリオン模様のジャガードカーテン。

 

シャビーシックスタイルに合うカーテンの選び方・おすすめカーテン5選

メダリオン柄の白いレースカーテンが、日差しに照らされて美しい影を落とす。窓際にテープるとラウンジチェアがある部屋。

シャビーシックスタイルに合わせるカーテンは、柔らかさや軽やかさを意識して、ナチュラルでありながら優雅さを感じる色や素材を選ぶのがおすすめです。以下の3つのポイントを押さえてみましょう。

①淡色を選ぶ

ホワイト、アイボリー、ペールピンクなど、柔らかい色合いを選ぶことで空間を広く明るく見せることができます。また、色の主張を抑えることで、インテリアエレメントの風合いが際立ち、よりシャビー感のある空間に仕上がります。

②非遮光カーテンを選ぶ

自然光を取り入れて、ふんわりとした印象に仕上げる非遮光カーテン。陰影が映し出す詩的な雰囲気は、レースカーテンとの重ね使いにもおすすめ。朝日や夕日が差し込む窓辺に使えば、時間の移ろいを感じられる癒しの空間に。

③天然素材を選ぶ

くたっとした風合いやナチュラルな質感が魅力の、リネンやコットンなどの素材がおすすめ。天然素材ならではの味わい深さがシャビーシックの魅力を引き立てます。

シャビーシックスタイルにおすすめのカーテン5選

①心ときめくシャビーシックな世界へ誘う非遮光カーテン<マトラッセ>

シャビーシック カーテン 憧れの洋館サロンが叶う、アンティークパールの煌めきを秘めた、優雅なふくれジャカード <マトラッセ>
シャビーシック カーテン 憧れの洋館サロンが叶う、アンティークパールの煌めきを秘めた、優雅なふくれジャカード <マトラッセ>

キルティングのような豊かなふくらみを、織りだけで表現した気品あふれるファブリック。大人の可憐さがそっと香る、ロマンティックな一枚です。

 

②色あせたホワイトの家具に映える、パウダリーな質感が魅力の非遮光カーテン<クチュール>

シャビーシック カーテン 心ときめくフレンチシャビーな空間へ。霧のヴェールをまとった幻想的なシャドウストライプ <クチュール>
シャビーシック カーテン 心ときめくフレンチシャビーな空間へ。霧のヴェールをまとった幻想的なシャドウストライプ <クチュール>

 

空間をふわっと包み込む、ソフトで優しいブークレ生地のカーテン<フルーフ>

シャビーシック カーテン ふわっと優しく包む、ブークレカーテンで作るリラックス空間 <フルーフ>
シャビーシック カーテン ふわっと優しく包む、ブークレカーテンで作るリラックス空間 <フルーフ>

思わず触れたくなるような、柔らかいブークレカーテン。フランス語で『輪』を意味するブークレは、ループ状の糸で織られた、ふわふわとしたテクスチャーが魅力。

 

④アンティーク調のダマスク柄をオパールプリントで表現したレースカーテン<ネロリ>

シャビーシックレースカーテン 夢見るシャビーシックインテリアに。ダマスク柄オパールレースが紡ぐロマンティックな空間 <ネロリ ホワイト>
シャビーシックレースカーテン 夢見るシャビーシックインテリアに。ダマスク柄オパールレースが紡ぐロマンティックな空間 <ネロリ ホワイト>

シャビーシックなインテリアにそっと寄り添う、ロマンティックなレースカーテン。やさしく夢のある、まるで物語の世界に迷い込んだかのような空間が広がります。

⑤リトアニアのLINAS(リナス)社のリネン&コットンを使用した、ナチュラルなカーテン<ハトロン フリル>

リネンカーテン リトアニアのLINAS(リナス)社のリネンを使い、フリルStyleでフェミニンに!<ハトロン フリル>
リネンカーテン リトアニアのLINAS(リナス)社のリネンを使い、フリルStyleでフェミニンに!<ハトロン フリル>

カーテンのL字部分にあしらわれたフリルが、ナチュラルでシャビーシックな可愛らしい印象。少しくすんだベージュに近いブラウンのストライプ柄が、お部屋にアンニュイな雰囲気をもたらします。

まとめ

アンティークスタイルについて、種類や特徴をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

それぞれのスタイルが持つ魅力を知ることで、空間づくりのヒントが少しでも見つけていただけたら嬉しいです。

ぜひ、自分らしいアンティークの世界を楽しんでみてくださいね。

生地感を確かめたい方には、無料サンプルもご用意しておりますので、ぜひご活用ください。

また、ネットでのオーダーカーテン購入が初めてで「失敗したくない」「分からないことが多くて不安」という方もご安心を。ぜひお気軽に、パーフェクトスペース・カーテン館へお問い合わせください。

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