北欧カーテンは3ステップで選べる!自分好みのお部屋づくり

2021/8/30 2021/10/28

北欧カーテンは国内でも人気のあるデザインの一つです。
シンプルであたたかみのあるデザインから
スタイリッシュなデザインまでさまざまなタイプがあり、
好みに合わせて選ぶことができます。

しかし、デザインが豊富な故、まとまりがなかったり
カラフル過ぎたりと自分が思ってたのと
違う雰囲気になってしまうことも少なくありません。

憧れの北欧インテリアは
どのように使いこなせば良いのでしょうか。
今回は北欧カーテンに焦点を当てて解説していきます!

1 北欧カーテンがおしゃれな理由


国内で北欧デザインがブームとなってから10年余り経ちますが、
その人気ぶりは廃れず、現在でもさまざまな場面で取り入れられています。
世界中で愛される北欧インテリアにはどんな特徴があるのでしょうか。

1-1 北欧インテリアとは

北欧とは主にスウェーデンやノルウェー、
デンマーク、フィンランドのことを指します。
その周辺にある国々のを総称して呼んでいる場合もあります。

これらの国は北極圏に近く、気候が寒冷なのが特徴です。
夏でも朝晩はジャケットが必要なくらい寒いと言われています。
冬の日照時間も短く15時頃には日が落ちます。
そのため、北欧の人々は家の中で過ごすことが多くなります。

そこで北欧諸国の住宅では
「家の中がより楽しく、居心地の良い空間」になるよう
家具や小物などに工夫を凝らして生活するようになったのです。

これが北欧インテリアのはじまりです。
北欧インテリアには主に4つの特徴があります。

1-2 北欧インテリアの特徴①色

北欧インテリアは基本的にナチュラルな色合いでつくられます。
特に白やベージュ、ブラウンなど彩度低めの色味が多いのが特徴です。

大型家具やファブリックなど色を統一することで
おしゃれなインテリアも再現しやすくなりますよ。

1-3 北欧インテリアの特徴②素材

無垢材など天然素材を使っているところも北欧インテリアの特徴です。
日本にも昔から木造家屋の伝統があるため、共通する部分があります。

天然素材を使ったインテリアは
あたたかみのある空間をつくりあげてくれます。
テーブルにレッドやイエロー、ブルーなど
はっきりした柄のある食器を並べると料理もより美味しく感じますよ。

1-4 北欧インテリアの特徴③柄

北欧インテリアは森や草木、花、動物をモチーフにした柄が多いです。
自然を取り入れたポップな柄はナチュラルな室内にぴったり!

家にいながらも大自然を満喫できる工夫で
長い冬も楽しく過ごせるのでしょう。

1-5 北欧インテリアの特徴④形状

北欧の遊び心として柄だけではなく、形状にもポイントがあります。
見た目はシンプルですが、ほんの少しカーブをつけることで
モダンな雰囲気も楽しめるのが北欧インテリアの魅力です。

北欧インテリアに見られる曲線美は機能面でも優れており、
人の身体にフィットするよう設計されています。
居心地の良い家具に囲まれて優雅なひと時を過ごせるはずです。

2 おしゃれな北欧カーテンの歴史


北欧インテリアはさまざまなデザインの価値観が
時代とともに変化し、現在のような形となりました。

部屋の印象の大きく左右するカーテンのデザインもその一つ。
北欧デザインの成り立ちを見ていきましょう。

2-1 北欧インテリアの歴史

北欧インテリアの歴史は
20世紀半ばの「ミッドセンチュリー」からはじまります。

ミッドセンチュリーとは
1940年から1960年代の家具や建築などの工業デザインのことです。

その原点には王立デンマーク芸術学院と
コペンハーゲン芸術工芸学校の2つの学校が影響しています。

この2つの学校は北欧近代家具の巨匠である
コーア・クリントの手法をカリキュラムに取り入れたことで
ウェグナーの「Yチェア」やポール・ケアホルムの「PK22」など
数々の名作を生み出しています。

2-2 世界中に広がる北欧インテリア

北欧デザインは1950年から1960年代にかけて
北欧諸国で絶大な人気を誇り、黄金期を築いてきました。

しかし、第二次世界大戦後、バウハウスがヒトラーによって
弾圧されることをきっかけにデザインの最先端はアメリカへと移ったのです。

アメリカではフランク・ロイド・ライトが生み出した国際的な様式と
北欧ならではのシンプルさと有機性を兼ね備えたデザインが注目を集めました。

その後も北欧独自の文化を基盤に
各国でそのデザインの魅力が引き継がれています。
現在でも、デザイン性と機能性の2面から
暮らしやすさを追求した研究が世界中で進められていますよ。

3 おしゃれな北欧カーテンの選び方


北欧インテリアを取り入れて
おしゃれな空間にしたいと憧れている方も多いはず。
しかし、北欧家具をきちんと集めるとコストがかかります。

安価なもので揃えると、
ありきたりな雰囲気になってしまうことも多々。

そのような時は北欧デザインのカーテンを取り入れましょう。
北欧カーテンは日本住宅にも
馴染みやすく初心者でも簡単に取り入れられますよ。

以下の3つにポイントに従って、
北欧カーテンを選んでいきましょう。

3-1 サイズを明確にする

まずは欲しいカーテンのサイズを把握します。
当然ですが、カーテンのサイズが合っていなければ
おしゃれなインテリアにはなりません。

既製品を買って、後で直す手間もかかってくるので
購入前にサイズを確認しましょう。

カーテンの測り方はこちらをご参照ください。

カーテンのサイズ、採寸、測り方[perfect-space]

3-2 雰囲気を明確にする

次につくりたい空間の雰囲気を決めましょう。
一口に北欧カーテンといってもさまざまな種類があります。

動物柄やボダニカル柄、ボーダー柄、幾何学模様など
つくりたい雰囲気に合わせて柄を選んでいきましょう。

3-3 色のバランスを考える

雰囲気と同様に色のバランスも考慮していくことが大切です。

おしゃれな北欧インテリアをつくるには
ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの配分を守りましょう。

部屋の色を決める際はまず床や壁、
天井など部屋の基調となる色を決めます。
全体の70%程度をベースカラーで占めると良いです。

次に大きな面積を占めるアソートカラーを25%程度つくります。
カーテンはここに当てはまるので、覚えておきましょう。

雑貨やファブリックなどインテリアのポイントとなる差し色は5%程度です。
カーテンの模様でもアクセントカラーの役割が果たせますよ。

4 おしゃれなおすすめ北欧カーテンをご紹介


ここまで北欧インテリアの歴史と
北欧カーテンの選び方について解説してきましたが、
ここからはおしゃれな北欧カーテンを5つご紹介していきます。

自分好みのカーテンを見つけてくださいね。

4-1 おしゃれな北欧カーテン①マリメッコ

北欧といえばマリメッコ生地が有名ではないでしょうか。
大胆な色使いと独特なデザインでひと味違った雰囲気をつくれるはず。

遮光裏地の有無を選べるので、生活スタイルに合わせて決めてくださいね。
遮光裏地があるものは紫外線をしっかり遮断、
遮光裏地がないものは自然の光がそのまま楽しめます。

色味はグリーンとブラックの2色から選べますよ。

4-2 おしゃれな北欧カーテン②フォレスト

カラフルな木々の模様な可愛らしいカーテンです。
空間もパッと華やかになりますよ。

自然光を優しく取り入れてくれる2級遮光なので
家族が集まるリビングにもおすすめのデザインです。

カラーはピンクとブラウンから選べます。
床や壁の色味と合わせて決めていきましょう。

4-3 おしゃれな北欧カーテン③ボタニカル

ドットのお花をモチーフにしたカーテン。
葉っぱも水彩画のような繊細なタッチで爽やかな印象です。

カラーはイエローとパープルの2色があります。
イエローは太陽のような明るく元気な印象、
パープルは新緑の香りを感じられる大人っぽい印象と
それぞれ雰囲気がガラリと変わります。

サンプルを取り寄せて色味を見てみるのもおすすめです。

4-4 おしゃれな北欧カーテン④タイミ

タイミ柄はフィンランドの草花をモチーフにしています。
上品なプリントで高貴な雰囲気をつくりだすことが可能です。

ベージュはあたたかみのある落ち葉、
シルバーはキラキラとした水銀のようです。
シックなイメージの空間をつくりたい方におすすめしています。

2級遮光なので、自然光もたっぷりと差し込んできますよ。
居心地の良い空間でおうち時間がより充実しますね。

4-5 おしゃれな北欧カーテン⑤シンプル

北欧といえば、シンプルなデザインが多いのも特徴です。
大きなお花がお部屋のアクセントになりますよ。

カラーバリエーションはホワイト、イエロー、
ライトブルー、ボーヴピンク、ネイビー、ブレープと種類豊富。

それぞれカラーごとに印象が異なるので
つくりたい雰囲気を決め、サンプルで試してみましょう。

5 さいごに


いかがでしたでしょうか?

北欧インテリアはシンプルで誰でも簡単に真似できるデザインです。
この記事を参考にあなたの理想のお部屋をつくりあげてくださいね。

特にカーテン選びはお部屋づくりの重要な要素なので慎重に選びましょう。
自分の家と合うか確認するとともに理想を具体化させることも大切です。
InstagramなどSNSやインテリアサイトを参考にしてみましょう。

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