曲線的なデザインが特徴の「ミッドセンチュリー」。
インテリアテイストの候補としてよく耳にする方も多いはず。
では、ミッドセンチュリーにはどのような特徴があるのでしょうか。
実際にコーディネートする際のポイントやコツをご紹介していきます。
もくじ
ミッドセンチュリースタイルとは
ミッドセンチュリーは直訳すると
「世紀の中間」という意味があります。
インテリア業界では1940年から1960年代の
アメリカでデザインされた建築物や家具のことを指します。
代表的な家具メーカーはアメリカのノール社や
ハーマンミラー社です。
元々は小さな家庭家具メーカーでしたが
当時活躍していたジョージ・ネルソンやアレキサンダー・ジラード、
イサム・ノグチなどのデザイナーと提携を組むことで
世界的に有名なモダン家具メーカーとして成長しました。
1-1 インテリアにおけるミッドセンチュリーの歴史
インテリア業界におけるミッドセンチュリーの始まりは
1945年の第二次世界大戦後からです。
当時のアメリカは戦勝国かつ戦場でない唯一の国でした。
そのため、世界経済をリードする強豪国となりました。
戦時中に生産された成型積層合板や
ガラス繊維強化プラスチックを使い、
日常生活の家具をデザインするようになったのです。
帰還兵が家を建てる際にこれらの素材や技術を活かした
住宅や家具づくりが人気となったのが
ミッドセンチュリーの始まりです。
1-2 ミッドセンチュリーと北欧インテリアとの違い
ミッドセンチュリーは度々、
北欧インテリアと間違えられることがあります。
しかし、ミッドセンチュリーは「スピリチュアル的」や
「サイケデリック」と称されるのに対し、
北欧インテリアでは「シンプル」や「ナチュラル」と称されます。
近年では複数のスタイルを混ぜ合わせたミックスインテリアも
話題となっているため、一概に上記の定義とは言えないのが現状です。
一般的なミッドセンチュリーがどのようにつくられているのか
以下で見ていきましょう。
ミッドセンチュリーインテリアをつくるコツ
ミッドセンチュリーは数十年前にデザインされたものですが
家具やインテリアそのものはあまり古さを感じません。
そのため、近代的な雰囲気からヴィンテージの雰囲気まで
テイストの幅が広いのも特徴です。
同じ家具でも製造年代によって、
使っている素材が違うのも魅力ですよ。
時代に左右されず好きな演出ができます。
2-1 配色を使い分ける
ミッドセンチュリーの配色はカラフルでポップな印象です。
ただ、色味が多いだけではおしゃれな空間はつくれないので
彩度や明度などトーンを揃えることをおすすめします。
モダンなミッドセンチュリーをつくりたい場合は
明度が高く、コントラストが強い色を組み合わせるとよいでしょう。
さらにクッションやラグなどにモノトーンを加えることで
メリハリのある空間をつくれます。
全体のバランスを見ながら配色を決めていきましょう。
2-2 天然素材を使う
ミッドセンチュリーにはチークやオークといった
天然素材のフローリングがよく合います。
モダンなインテリアとの馴染みも抜群。
空間の主役となる成型積層合板やガラス繊維強化プラスチック、
金属などを引き立ててくれるでしょう。
経年劣化によって色味も変わってくるため
長く住む予定のある方はぜひ取り入れてみてください。
2-3 遊び心を加える
ミッドセンチュリーなインテリアは
天井や壁にも工夫を凝らすのがポイント。
一部の壁にペイントをしたり
タイルを組み合わせたりしても素敵です。
壁や天井を変えるのは難しいという場合は
時計やオブジェを飾るだけでも違います。
アーティスティックなポスターを壁に飾ってもいいですね。
額装をするとよりポップな印象になりますよ。
モノトーンを基調としたインテリアなら小物にもくすみカラーを
カラフルなスツールなら小物にも同じ色を使うと統一感が出てきます。
ミッドセンチュリーインテリアに適したカーテンとは
ミッドセンチュリーをつくるにはカーテン選びも大切です。
カーテンのデザインは空間の印象に直接影響を及ぼすので
こだわりのものを選んでください。
ここではおすすめの選び方を3つご紹介していきます。
3-1 柄にこだわる
壁や家具がシンプルな場合は、
カーテンの柄でアクセントつけましょう。
ミッドセンチュリーに特におすすめなのが「アトミック柄」です。
独特な模様がその時代の魅力を演出してくれますよ。
派手過ぎると思われる方もモノトーンで洗練された空間なら
しっかり馴染んでくれるので安心してください。
グレーの壁紙と相性がいいです。
3-2 アクセントはビビットカラーがおすすめ
柄ではなく、色でアクセントをつけるのもおすすめです。
レッドやオレンジ、グリーンなど
ビビットカラーを使うようにしましょう。
ビビットカラーは使う面積が大きいと
主張が激しいので、ストライプなど模様の一部がよいです。
ただ、素朴な印象の空間であれば、
カーテンの基本色をビビットカラーにしても構いません。
つくりたい雰囲気を具体的にイメージしてみましょう。
3-3 テイストに合わせる
最近では「ミッドセンチュリー×モダン」や
「ミッドセンチュリー×レトロ」など
あらゆるインテリアテイストを組み合わせて
自分なりの空間をつくることが多いです。
それぞれに合ったカーテンを選ぶためには
各々の完成イメージを描くことが大切です。
どのような生活をしたいのか
どんな気分で過ごしたいのか
自分の言葉で考えてみましょう。
インテリアをコーディネートする前に
連想できる言葉を書き出してみることをおすすめします。
ミッドセンチュリーインテリアにおすすめなカーテンをご紹介
ここからはミッドセンチュリースタイルに
おすすめなカーテンをご紹介していきます。
それぞれ機能性とデザイン性を照らし合わせながら
自分に合ったカーテンを選んでください。
4-1 コロ
「ミッドセンチュリー×ヴィンテージ」の
インテリアをお考えの方におすすめ。
ポップな配色と近代的なアトミック柄で
インテリアのアクセントとして重宝します。
ベースカラーはグレイッシュアイボリー。
落ち着いた色味なので空間に馴染みやすいですよ。
機能面も優れていて、ライトウェーブ付きです。
美しいプリーツが保たれますね。
遮光3級なので、自然光も程よく差し込んできます。
4-2 ハンス
モダンチックなミッドセンチュリーに
ぴったりなアートカーテンです。
カーキー色を基調としているので
落ち着いた雰囲気が演出できますよ。
植物との相性もよく、
ホワイトベースの空間にアクセントがつきます。
生活感を感じさせない暮らしが楽しめそうです。
ミッドセンチュリーなカーテンまとめ
いかがでしたか?
今回はインテリア業界における
ミッドセンチュリーに関して解説してきました。
ミッドセンチュリーは丸みを帯びた幾何学模様や
カラフルな配色が特徴です。
それ故、コーディネートが難しいと考える方もいますが
柄や配色に気をつければ、
簡単におしゃれな空間をつくることができます。
ぜひカーテンや小物などを上手く使い、
賢くおしゃれな空間をつくりましょう。
この記事を読んで、他にもカーテンに関する疑問がある場合は、こちらのサイトから無料でカーテンのプロにご相談頂けます↓
窓装飾プランナーやインテリアコーディネーターの資格を持ったカーテンのプロが機能性・コーディネートから購入・採寸、更には取り付けなど何でも親切にお答えいたします!
ミッドセンチュリーなカーテンの購入で悩まれている方は、是非ご相談ください!
1cm刻みのカーテン通販専門店パーフェクトスペースカーテン館
最短・翌日出荷、全国への出張採寸サービス、土日祝日も営業しているお客様相談窓口、カーテンの無料サンプル請求、各種メーカー商品の取り扱いなどお客様に満足していただけるサービスを提供し続ける日本最大級のオーダーカーテン通販専門店です。5000種類以上のデザインから選べるオーダーカーテンでお客様の理想の窓辺づくりのお手伝いをいたします。
最短・翌日出荷、全国出張採寸、土日祝も営業しているご相談窓口など、お客様に満足していただけるサービスを提供し続けるオーダーカーテン通販専門店です。お客様の理想の窓辺づくりのお手伝いをいたします。