カーテンのプロが教える!コインランドリーでの洗濯ガイド

2023/10/10 2023/10/10

コインランドリー

カーテンをコインランドリーで洗濯する際、多くの不安が浮かびますよね。

例えば、
「カーテンが傷ついてしまう?」
「乾燥機を使っていいの?」
「いくらくらいかかるのか?」
など考え出したらきりがないほど。

カーテンの洗濯はトラブルの元となることが多いため、正しい手順を確実に把握することが重要です。
この記事では、カーテン販売のプロがコインランドリーでのカーテン洗濯方法を詳しく解説していきます。

カーテンをコインランドリーに持っていく前に洗濯ラベルを確認!

洗濯ラベル

「コインランドリーで洗濯してもいいの?」
この疑問に答える前に、カーテンの『洗濯表示』を確認することが重要です。

カーテンをどこで洗濯するかよりも、まずは洗濯できるカーテンなのかを必ず確認しましょう。
このステップを無視して、ただコインランドリーにカーテンを持って行くと、
破損やシワ、伸縮など様々なトラブルの原因となる可能性があります。

ウォッシャブル可の表示はコレ!

手洗い可能のラベル

中には手洗い不可のカーテンもあれば、手洗いは許可されていますが、
洗濯機やコインランドリーでは洗えないものもあります。

洗濯方法を誤ると、カーテンが縮んだり、しわしわになったり、色あせたり、
風合いが変わる可能性があるため、注意が必要です。

カーテンの洗濯表示は、そのカーテンに合った
正しいお手入れ方法を示しています。

通常、カーテンの裏面に縫い付けられたタグに表示されています。
タグを見つけたら、洗濯方法を確認しましょう。

正しいお手入れ方法を選ぶことで、カーテンを美しく保つことができます。
洗濯に自信がない場合や特殊なケアが必要な場合は、
プロのクリーニングサービスを検討することも一つの方法です。

手洗いは表示コレ!

手洗い表示ラベル

お洗濯可能な表示を覚えると共に手洗い可能な表示も一緒に
覚えておきましょう!

それが洗濯桶の図に手のあるマークです。
このマークがある場合、カーテンは手洗いが許可されています。

カーテンのお手入れに失敗しないために、必ず洗濯ラベルを確認しましょう。

カーテンのコインランドリーでの洗濯方法

コインランドリー

暮らしの一部である洗濯。
洗濯機がない生活者や、大量の洗濯物がある場合の救世主となるのが
コインランドリーです。

しかし、頻繁に使うほどにコインランドリーの魅力に気づくでしょう。
今回は、そんなカーテンのコインランドリーでの洗濯方法について解説していきます。

カーテンの洗濯:自宅 vs. コインランドリー

洗濯表示に洗濯機OKの記載があるなら、コインランドリーでも
カーテンの洗濯が可能です。
しかし、実際には自宅で洗濯できることが多いため、
コインランドリーを利用する際にはいくつかのポイントを考える必要があります。

① カーテンは自宅で洗濯できることが多い
洗濯表示を確認し、洗濯機OKの記載がある場合、多くのカーテンは自宅で洗濯が可能です。
自宅での洗濯は手間がかからず、コストもかからないため、便利です。

② コインランドリーでは洗濯はできても、乾燥機にはかけられない
コインランドリーでの洗濯は可能ですが、乾燥機にかけることは難しい場合があります。
カーテンは大きなサイズが一般的で、自宅からコインランドリーまでの運搬が煩わしいこともあります。

③ 自宅で洗濯した場合と比較すると、シワ・ヨレが目立つかも
カーテンは大きな生地であり、洗濯後の取り扱いに注意が必要です。
コインランドリーで洗濯した場合、自宅で手入れするよりもシワやヨレが目立つ可能性があります。

自宅での洗濯ができる場合は、コインランドリーを利用する必要は
あまりありません。
自宅での洗濯が難しい場合に限り、コインランドリーを検討するのがいいかもしれませんね!

家庭用洗濯機でできること

カーテンを洗濯する際、衣類とは異なり、その大きさゆえに適切な洗濯方法が
気になりますね。

しかし、安心してください!
一般的なサイズのカーテンや一般的な家庭用洗濯機を使用する場合、
ほとんどの場合でカーテンの洗濯は可能です。

ただし、洗濯機に詰め込みすぎないように気を付けましょう。
洗濯物の適量は、洗濯槽の容量の6割以下と言われています。
なぜなら、洗濯槽にゆとりがあると、水流が効果的に働き、カーテンをよりきれいに洗うことができるのです。

是非、自宅でのお洗濯の前にカーテンを畳んで洗濯槽に入れ、どれくらいの枚数が洗えるかを確認してみてください。
全体の6割以下の枚数に調整することで、無理なく洗濯が行えます。
洗濯の際はこのポイントを意識して、清潔なカーテンを保ちましょう。

乾燥機は使っちゃダメ?!

カーテンのお洗濯って乾燥には要注意なんです!
洗濯表示に「洗濯機OK」とあるカーテンは、コインランドリーでも
洗濯が可能です。

ただし、一つ注意点があります。
それは、乾燥機の使用はNGということです。

乾燥機NG

では、なぜ乾燥機がNGなのでしょうか?

乾燥機の中は高温になり、70℃を超えることもあります。
この高温はカーテン生地にとっては大敵で、生地が縮んだり風合いが変わったり、
本来備わっている機能(遮熱・保温、UVカット、遮光など)が損なわれる可能性があるのです。
実際、ほとんどのカーテンの洗濯表示には乾燥機NGの記載があるのでこちらだけ
注意しておきましょう。

つまり、コインランドリーでカーテンを洗濯する場合には、洗濯はできても乾燥はできないため、濡れた状態のカーテンを自宅まで持ち帰る必要があります。

特に厚手のドレープカーテンは水分を含むことでかさばり、重たくなります。
そのため、運搬はやや大変な作業となり、段取りも必要です。
洗濯かごや車の手配をし、計画的に行動しましょう。

自宅での洗濯が最適な理由

カーテンを清潔に保ちたいけれど、コインランドリーと自宅洗濯、
どちらがベストなのか気になりますよね?
実は、自宅での洗濯には美しさを保つ秘訣が隠されています。

普段、カーテン洗濯後にしわしわやヨレが気になったことはありませんか?それなら、この3つのポイントをおさえてみてください。

① 脱水時間を短く
洗濯機の脱水時間を短く設定しましょう。約1分程度が理想です。
これにより、カーテンの風合いを損なわずに、しっかり汚れを落とします。

② 脱水後、手早く取り出す
洗濯機の終了サインが鳴ったら、すぐにカーテンを取り出しましょう。
このスピーディな取り出しでしわしわを防ぎます。

③ 吊り干しで自然乾燥
水分を含んだカーテンは、レールに吊るして自然乾燥させましょう。
カーテンの自重でしわが伸び、自宅ならこれが簡単にできます。

しかし、コインランドリーでの洗濯は注意が必要です。
カーテンが濡れたまま運ぶのは意外と大変で、水滴が落ちるかもしれません。
運搬中にシワができることも覚悟しなければなりません。

見た目重視なら自宅洗濯がおすすめですが、汚れさえ落ちればいいという方なら
コインランドリーも検討の余地があります。
カーテンの美しさを保ちながら、お手入れを楽しんでください。

カーテンの洗濯は自宅で簡単に!洗い方のポイントや洗う頻度・時期もご紹介
https://www.perfect-space.jp/onelife/9314

コインランドリーに掛かる費用と時間のポイント

 

費用対時間

カーテンの洗濯って、自宅でやるのとコインランドリーでやるのでは、
料金や時間がどれくらい違うのでしょうか?
こちらで一例をご紹介しますが、注意点を押さえてスマートな選択をしましょう!

料金設定
コインランドリーの料金は、サイズや場所によって異なりますが、一般的な相場感を見てみましょう。

中型サイズ(11~16kg) 600~800円
大型サイズ(17~24kg) 1000~1200円

※これは乾燥なし、洗濯のみの料金です。

所要時間
コインランドリーの洗濯にかかる時間も気になりますよね。

所要時間:30~40分

※これも乾燥なし、洗濯のみの時間です。

コインランドリーの魅力は、大容量の洗濯機を利用できることです。
つまり、たくさんのカーテンを一度に洗えるということ。
一般の家庭用洗濯機の容量が8~10キロなら、コインランドリーでは2倍から3倍の量が洗えます。

さらに、複数台の洗濯機を同時に使えば、さらなる効率アップ。
うまく計画すれば、1時間ほどで自宅のカーテンをすべて洗濯できるでしょう。
ただし、乾燥機の使用はおすすめできませんので、重たい濡れたカーテンを運ぶのは覚悟しましょう。

何枚ほどまとめて持ち運び可能か、事前に検討して、効率的なカーテン洗濯を楽しんでください。

コインランドリーでカーテンを洗濯する際のポイント

① ほこりは事前に落としましょう!

カーテン掃除

カーテンの表面には気づかぬうちにほこりがたくさんついています。
レールから外す前に掃除機などでほこりを吸い取っておきましょう。

② カーテンフックを全部外す

カーテンフック

ほこりを落とせたら、カーテンのフックを外しましょう。
カーテンフックをつけたまま洗濯すると、洗濯中に生地がひっかかり、破れや傷みなどの原因になります。
カーテンにフックが縫い付けてある場合は、フック部分をたたんでタオルでかぶせてヒモで縛り、フックが露出しないようにしましょう。
※フックはなくさないようにまとめて置いておきましょう。

③ カーテンを折りたたんで、洗濯ネットに入れる。

カーテン洗濯

カーテンの折り目(ドレープ)に沿って丁寧に折りたたみます。
何もせずにぐしゃっと洗濯機に入れると、洗い終わった後のシワの原因になります。
キレイに折りたたむことで、洗濯液もまんべんなく行き渡ります。

カーテンをたたむ際のポイント
① 丸めるのではなく、丁寧にたたむことで、カーテンがシワになるのを防ぎます。
② 汚れの強い部分が表になるようにします。
その後は大きめの洗濯ネットに入れ洗濯機で洗濯します。

④ 脱水後、素早く取り出す

洗濯サイクルが終了したら、できるだけ早くカーテンを取り出しましょう。
湿ったままで長時間放置すると、カーテンにシワやカビが生じる可能性があります。
これらのポイントを守り、事前に洗濯終了時間を把握しておくと
コインランドリーでのカーテン洗濯がスムーズで、きれいな仕上がりとなるでしょう。

コインランドリーでのカーテンの洗濯まとめ

コインランドリー

カーテンを洗濯するとき、サイズの大きさから「自宅では洗濯できるか心配…」と思うことがありますね。
しかし、実はカーテンは驚くほどコンパクトに畳むことができ、自宅の洗濯機でも洗えることが多いのです。
(もちろん、カーテンのサイズや洗濯機の容量に依存します。)

コインランドリーを利用する際には、必ずカーテンが洗濯機で洗えることを確認してから利用しましょう。
カーテンの美しさを保ちつつ、清潔に保つ方法を選ぶことが大切です。

▶洗濯可能なドレープカーテン一覧を見る

▶洗濯可能なレースカーテン一覧を見る

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