オーダーカーテン購入も安心! カーテンサイズの測り方・採寸方法を販売店の取り付けプロが解説

2022/9/15 2024/3/11

カーテンを購入する際に、一番重要なのがサイズです。

間違ったサイズを購入してしまうと、カーテンが閉じなくなってしまったりカーテンの裾と床に隙間ができてしまうなど、理想のお部屋から遠ざかってしまうことも。

そこで今回はカーテンサイズの測り方・採寸方法を販売店のプロが解説いたします。

一見難しそうに感じるカーテンの測り方も、手順を抑えれば誰でも簡単に出来ちゃいます!
お部屋にぴったり合ったカーテンを見つけて、お気に入りの空間を作りましょう。

※お店によって測り方が異なる場合があるので、ご購入前に必ずお店で確認をしましょう!

【手順①】幅サイズを測る

初めにカーテンの幅サイズを測ります。
幅は窓枠の幅ではなく、カーテンレールの幅が基準になります。

カーテンレールには機能レールと装飾レールの2種類があり、種類によって採寸位置が変わります。ご注意ください。

機能レールの場合

賃貸やマンションなどでよく見かける一般的なカーテンレールです。
左右の固定されたフックの穴(固定ランナー)の距離を測ります。

装飾レール

左右に飾りがついているカーテンレールです。
リングを端まで寄せ、両端の端から端まで測ります。左右の飾りやキャップは含めず測ってください。

出窓の場合

出窓の場合は機能レールと一緒で、左右の一番端にある固定されたフックの穴の距離を測ります。
この時、必ずレールに沿って測る事を忘れずに!

【手順②】レールの幅の「ゆとり分」を計算

カーテンは短くなりすぎてしまわないことが大切!
ヒダがあるため、少し横幅が長くても問題ありませんので、少しゆとりをもった幅を注文しましょう!

ゆとり分の計算は、採寸幅×1.05したサイズが注文する幅になります。
しかし、カーテンのスタイルによってゆとり分も変わるので計算が少し複雑です。

パーフェクトスペースカーテン館の本店サイトではこのゆとり分の計算を自動で行うので、お客様が採寸した幅を入力するだけで、丁度良いサイズのカーテンをご注文できます。

詳しいご注文の仕方は「3.値を入力」でご説明いたしますので、ご覧ください。

【手順③】高さ(丈)のサイズを測る

続いて、高さを測ります。

高さの上の採寸位置は、機能レールと装飾レールどちらもフック穴の下からサイズを測ります。

レールのてっぺんから測ってしまうと、長すぎて裾が余ってしまうので必ずフック穴の下から測りましょう!

下の裾部分は窓枠ぴったりの長さではなく、ゆとりを持った長さにするのがおすすめです。
窓の種類によっておすすめの長さが違うので、窓ごとにご説明します。

腰窓の場合

床と天井の中間あたりにある窓のことで、「腰くらいの高さ」にある窓のことを腰窓といいます。

フック穴の下から窓枠の下までサイズを測り、光漏れを防ぐために裾を長めにしましょう。
窓下から+15cmのゆとり分がおすすめの長さです!

掃き出しの場合

床から天井の方まで高さがある大きな窓のことを掃き出し窓といいます。
ベランダや庭への出入りに使用されることもあります。

掃き出し窓もフック穴の下から床までを採寸します。
カーテンの裾を引きずらないように-1cm短くするのがおすすめです!

しかし、隙間からの光漏れが気になる方は短くせず、床にぴったり沿うサイズをお買い求めいただいても問題ありません。

出窓の場合

カーテンレールの付いている位置によって測り方が変わります。

◆正面付け

窓枠の上部の壁面にレールがついているものを、正面付けといいます。

腰窓の時と同様に、フック穴の下から窓枠の下までサイズを測り、裾を長めにとって注文 しましょう。窓下+15cmがおすすめです!

◆天井付け

窓枠の内側の上部にレールがついているものを、天井付けといいます。

ランナーの下から窓枠までのサイズを測ります。
結露や汚れが気になる場合は、窓台から-1cmがおすすめです。

レースカーテンの場合はドレープカーテンの裾から見えてしまわないように、ドレープカーテンより-1cmにすることを奨励します!

※フックについて

カーテンのフックはAフックBフックからお選びいただけます。
窓まわりの環境やレールの種類に合ったフックを選びましょう。

◆Aフック(レールを見せるタイプ)

どんなカーテンにも使用することができるため、一般的によく使われているフックのタイプです。

カーテンを寄せた時にカーテンレールのましたに収まり、ヒダが自然にまとまります。

Bフック(レールが隠れるタイプ)

レールを見せたくない場合や上部からの光漏れが気になる際などにおすすめです。

Bフックはカーテンレールの種類によってはお使いいただけない場合があります。

天井付けのレールや装飾レールの場合、カーテンとレールが干渉してしまい開け閉めしにくくなってしまう、またカーテンの汚れや破れの原因にもなる為、Aフックをお選びください。

またBフックはAフックに比べ、レールを隠す分の長さが必要です。
当店ではBフックをご選択いただいた場合、フックを引っ掛けるランナーの位置から上に約4cmほどプラスしてお仕立ていたしますので、フック穴の下から採寸いただいた高さを入力するだけで大丈夫です。

【手順④】値を入力する

採寸できたら、当店でのご注文の仕方についてご説明します。
カーテンの幅と高さを測ることができたら、サイズを入力していきましょう!

横幅を入力します。

測定した幅を入力すると、上記のようにゆとり分を計算した仕上がりサイズが自動計算されます。こちらの仕上がりサイズでカーテンをお届けいたします。

お店によってゆとり分は異なりますが、当店では1.5倍ヒダのカーテンの場合、測定した幅に対して+5%ほどのゆとりを取ります。

測定した幅が300cm近くなるとゆとり分が多過ぎてしまいますので、その場合には+3%となるようにご注文を頂けるとカーテンが余り過ぎず、綺麗な見た目のカーテンのお仕上がりとなります。

計測した高さを入力してください。

開き方を選択します。

カーテンの開き方は両開き、片開きから選べます。
両開きでも片開きでも入力する横幅は、採寸いただいたサイズで問題ございません。

こちらもお店によって、1枚のサイズでご注文を受けている所があるので注意が必要です。

幅が200cmだった時のご注文を例にご説明いたします。

◆両開きの場合

両開きをご選択いただくと、仕上がりサイズを半分にしたカーテン2枚をお届けします。
両開きの場合でも数量は「1」で問題ございません。

◆片開きの場合

片開きの場合は、仕上がりサイズのカーテンを1枚お届けします。

こちらで入力は終了です。
商品がお手元に届くまで今しばらくお待ちくださいませ。

【番外編】既成カーテンのサイズ

最後に既成カーテンの代表的なサイズをご紹介します。
既成カーテンでも、窓の大きさでサイズが変わるので必ずサイズを計測しましょう。

腰窓の既成カーテンサイズ

腰窓は、幅100cm×高さ135cmの既成カーテンが代表サイズとしてあります。

掃き出し窓の既成カーテンサイズ

掃き出し窓に取り付ける既成カーテンの代表サイズは幅100cm×高さ178cm・200cmと高さ違いで2種類あります。

既成のレースカーテンは、腰窓も掃き出し窓もドレープカーテンからはみ出さないように高さが-2cm短くなります。

既成カーテンはオーダーカーテンに比べて安価で手に入るので、サイズが合うのであればお得です。
しかし、既製品ではカバーしきれないほど窓サイズが多種多様になってきたため、既成カーテンをご購入する場合は注意が必要です。

採寸が難しい方はプロに頼むのが安心・安全!

1人で採寸するのが難しい、自分が測ったサイズは不安、手が届かない位置に窓があって測れないなど、採寸が難しい方は当店で行っている出張採寸サービスを是非ご活用ください。

全国対応で最短翌日にお伺いできるエリアもございます。

窓回りのご相談や商品選定のお手伝い、またご提案なども幅広くご対応しておりますので、気になる方はこちらをご覧くださいませ。

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あとがき

機能性に優れたものや色や柄でお部屋の雰囲気をがらっと変えてくれるカーテンは、生活するうえで欠かせないインテリアです。

カーテンはサイズが合っていないと、お部屋に光が差し込んでしまったり、逆に夜明かりが外に漏れてしまったりと支障がでてしまいます。

当店では1cm刻みで様々なカーテンをオーダーメイドでご注文可能です。
機能性やデザイン性に優れたものも豊富に取り揃えております。

是非今回ご紹介したカーテンサイズの測り方を参考に、お気に入りのカーテンを見つけることができたら幸いです。

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談頂けます↓

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