ロールスクリーンのカーテンレールへの取り付け方。サイズやおすすめ商品も紹介

2021/11/9 2023/11/13

ロールスクリーンをカーテンレールに取り付ける

ロールスクリーンは、凹凸がなく、
窓まわりがすっきりとするアイテム。

部屋を広く見せてくれまるので、近年人気が高まっています。
カーテンからロールスクリーンへと
買い替えを考えている方も多いのではないでしょうか。

実は既存のカーテンレールに
ロールスクリーンは簡単に取り付けられる
んです。

そのため
・賃貸のおうちで、壁に穴を空けられない、
・自分で壁に穴をあけるのは失敗しそう、
という方にもおすすめの取付方法です。

ただし、どのロールスクリーンもカーテンレールに
取り付けられるわけではなく、専用の取付金具が必要!
レールの種類などにもちょっとした条件があります。

ここでは、
「どんなものがカーテンレールに取り付けられるの?」
「おすすめはどれ?」
と気になるあなたへ、カーテンレールへの取付方法と注意点を解説。

窓装飾のプロショップならではのおすすめ商品も一緒にお届けします!

ロールスクリーンはカーテンレールに取り付けられる?

ロールスクリーンをカーテンレールの取付

「そもそも、ロールスクリーンってカーテンレールに取り付けられるの?」
と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

答えは「取り付けられます!」

カーテンレール取付金具で、
カーテンレールへの取付をします。

ただし、取り付けるには条件や、注意点、
取り付ける際のポイントがあります。

ロールスクリーンを購入する前に、しっかりとチェックしてくださいね。

ロールスクリーンは、”カーテンレール”と”そのままつける”のどちらが良いのか?

 寝室にかけた白いロールスクリーン
レール取付できるロールスクリーン<コルト>

どちらにするか迷ってる方に、
そのまま壁に取りつけるのと、カーテンレールに取りつける場合の
メリットとデメリットをご説明していきます。

【3タイプ別】ロールスクリーンの取り付け方法

まず、ロールスクリーンの取り付け方を
見ていきましょう。

ロールスクリーンを取りつける場合は
3通りの取付方法があります。

1, そのまま取り付ける <天井付け>
2, そのままとりつける <正面付け>
3, カーテンレールへの取付

それぞれの特徴と、取り付け方法を順に解説していきます。

1,そのまま壁につける<天井付け>のメリット、デメリット

ロールスクリーンの天井付けのイメージ

<天井付け>
天井付けとは、ロールスクリーンが窓枠にピッタリと収まる取り付け方法です。
窓枠だけでなく、部屋の天井に取り付ける場合もあります。

メリット
スッキリとしたコンパクトな見た目になる
・窓枠内に取り付けできるので、壁から出っ張らない

デメリット
窓枠より1回り小さいサイズで制作するので、
両サイドの隙間から光漏れがある

2,そのまま壁につける<正面付け>の
メリット、デメリット

ロールスクリーンの正面付けイメージ

<正面付け>
正面付けは、窓枠を覆うようにロールスクリーンを取り付ける方法です。

メリット
・窓枠をロールスクリーンがすっぽり覆うので、光がもれにくい
・窓を大きく見せることができる

デメリット
・窓枠内に取り付けられないので、壁から出っ張る形になる。

正面付けは窓枠をすっぽりと覆うことができるので、
プライバシー保護や遮光性を高めたいときに便利です。

3,<カーテンレールにつける>場合の
メリットとデメリット

ロールスクリーンのレース取付のイメージ

<カーテンレール付け>

メリット
壁に穴を開けずに取り付けできる
・カーテンレールのある窓に取り付けできる

デメリット
・カーテンの耐荷重量より重いものは取り付け不可
カーテンレールの形状によっては取り付けできない
・レール取付出来るロールスクリーンの種類が限られている

<カーテンレールにつける>or<そのままつける>どちらを選ぶ?

あなたのお部屋にどちらが適しているか、まとめてみました。
あてはめてみて、自分にどちらが合うか検討してみて下さいね。

<レール取付>をおすすめ

賃貸で壁に穴を開けられない
・専門業者に頼まないで自分で取り付けたい
・模様替えを頻繁にする
・今ついているカーテンレールをそのまま活用したい

 

<そのまま壁に取付>をおすすめ

・持ち家で壁に穴を開けられる
・色々な制約を調べるのは大変。心配したくない。
安定性を重要視する。
・きっちりと取り付けたい。
・たくさんの種類のロールスクリーンから選びたい
・一度買ったら、長く使うつもり(模様替えをそんなにしない)

 

ロールスクリーンの取り付け方法をメリット・デメリットと共にプロが解説

ロールスクリーンをカーテンレールにつける際の注意点

メモ帳

ロールスクリーンをカーテンレールに取り付ける際の
注意点は7点あります。

ちょっと多いですが、
購入するときに事前に確認をしましょう。

1, レール用金具つきのものを選ぶ
2, カーテンレールの種類は「機能性レール」
3, 重さはカーテンの重さが目安
4, カーテンレールの取り付け方は「天井付け」が安心
5, ダブルレールは、窓側(外側)につける
6, 採寸方法が、壁にそのままつける場合と違う
7, 横幅は2mまで

1,レール用金具つきのものを選ぶ

レール取付用の金具

当店でロールスクリーンをご購入される場合は、
購入の時の「取付方法」で「レール取付」を選んでください。
ロールスクリーンに、取付金具一式が同梱されます。

すでに取付金具がついていないロールスクリーンを購入されていた場合は、
ホームセンターや、ネットショッピングでも
「レール取付金具」を購入することが出来ます。

その際はロールスクリーンが取り付けられるものか、
設置方法などをきちんと確認してからご購入下さい。

2,カーテンレールの種類は「機能性レール」

機能レール

カーテンレールの種類によっては、
ロールスクリーンを取り付けられないことがあります。

<取付出来るカーテンレール>
➡装飾性のない、シンプルなデザインの「機能性レール」

もっとも広く使われている一般的な形状で、
賃貸物件にも多い種類です。

レールの断面が「C型」「角型」
カーテンレールであれば、取り付けが可能です。

理由は、カーテンレールの形状です。
空洞(溝)に金具を挿入するので、
空洞がない形状のレールには、取付金具が装着できないからです。

※カーテンレールボックスの場合は
サイドキャップが取り外せることを事前にご確認ください。

<取付できないレール>
装飾レールなど、一般的に部屋ついているのとは違うタイプ

・装飾性レール|ウッドレール(木製)・アイアンレール(鉄製)
・テンションポール|突っ張り棒(カフェカーテンに多い)
・電動レール
・ピクチャーレール
・カーブレール

※装飾レールでも、中に空洞がある「c型」「角型」があるので、外見だけで判断せずに、形状を確認してみましょう。

装飾レール

3,重さはカーテンの重さが目安

カーテンの重さが目安

<ロールスクリーンの重さ>をCheck!

ロールスクリーンがカーテンレールの
耐荷重量を超えている場合は、
残念ながら取り付けることができません。

<カーテンレールの耐荷重量>をCheck!

カーテンレールロールスクリーンの重さに
耐えられるかを、確認することも大切です。

事前にカーテンレールの耐荷重量も確認しておきましょう。

基本的には耐荷重量が5kg以上あれば取り付け可能です。

ただ、カーテンレールはもともと家に設置されている場合が多いので、
耐荷重量ってわからないほうが多いですよね…

その時は、
「ロールスクリーンが、カーテンより重くないもの」
が目安です。

<カーテンレールが取付けられている状態>をCheck!

カーテンレールが不安定な場所に取り付けられていたり、
斜めになってぐらついたりしていると、
重みに耐えきれず落下してしまう場合があります。

耐荷重量だけでなく、カーテンレールが
しっかり設置されているかも確認してください。

4,カーテンレールの取り付け方は「天井付け」が安心

カーテンレールの天井付け

カーテンレールは天井付・正面付けの
どちらかの方法で設置されています。

カーテンレールに、取り付ける場合は、
本来はどちらにでもつけられるのですが、
当店では安全性を考えて
「天井付け」を推奨しています。

主な理由は、

天井付けだと上からつるすため、
レールに平均的に重さがかかるので、
壁、レースの負担が若干少ないからです。

ただ、正面付けも絶対NGではなく、
“重さのあるもは注意しましょう”、という意味合いです。

5,ダブルレールは、窓側(外側)につける

レールが2本並んでいる、”ダブルレール”の場合は、
窓に近い方のレールに取付してください。

部屋側のレールだと、壁に取り付けた部分から距離が出るので、
重みでカーテンレールが、たわんだりしてしまう可能性があります。

6,採寸方法が、壁にそのままつける場合と違う

カーテンレールに取り付ける場合は、
通常と採寸方法も異なります。

通常の壁にそのまま取り付ける場合は、
窓のサイズを採寸します。

カーテンレールに取り付けるときは、
窓枠ではなく、
レールの両端についている、
“固定ランナー”を基準に採寸をしましょう。

レールに取付するロールスクリーンの採寸方法

7,横幅は2mまで

安全性を考えて、当店では横幅は2m(200cm)以内を推奨しています。
理由は、やはり重さです。

幅が広いとメカ部分も長くなるので、その分重くなってきます。

また、カーテンレールのバランスが少し崩れると、
ロールスクリーンが長いと、
それだけ不安定になりやすくなってしまいます。

ロールスクリーンのカーテンレールへのつけ方

やり方

それでは実際に取り付けていきましょう。

作業手順はこの4ステップです。

① 取付金具を用意する
② カーテンランナーを取り除く
③ 取り付け金具を設置する
④ 製品を取り付ける

① 取付金具と、ドライバーを用意する

<用意するもの>
・カーテンレール用の取付け金具
・ビス
・ブラケット(ロールスクリーンを固定するための金具)
・ドライバー

当社でロールスクリーンを注文するときには、
「取付方法」で「レール取付」を選ぶと、
“カ-テンレール用の取付金具”一式が同梱されてきます。

メーカーさんやお店によって、別売りになっている場合もあるので、
購入前にしっかり確認しましょう。

カーテンレールに取り付けるときに用意するもの

② カーテンランナーを取り除く

まず、カーテンレールの準備です。
カーテンレールからサイドキャップを取り外します。

カーテンレールのサイドキャップを外す

サイドキャップとは、
カーテンレールの端についているキャップのことです。

次にランナーをすべて取り除きます。

カーテンレールのランナーを外す

ランナーは、
カーテンを吊り下げるための輪っかや、部品のことです。

サイドキャップを外せば、ランナーをスライドさせるだけで
簡単に取り外すことができます。

ランナーはなくさないよう、きちんと保管しておきましょう。
今後カーテンに変えるときに、必要になってきます。

また、賃貸の場合は、部屋を返す時に
ランナーをも元の状態に戻しましょう。

③ レールのブラケットをつける

あらかじめ、
ブラケットにレール取付金具を
ビスで仮止めしておきます。

実際に取り付けたときに、”仮止め”の具合が分からず…
でも、ここは割とアバウトで良くて、
「ブラケットに取付金具を”落ちない程度に、ゆるく”ビスで止めておく」
という具合です。

レール取付金具を、ブラケットに仮止め

ブラケットを全部カーテンレールに通します。

ブラケットをカーテンレールにはめる

ロールスクリーンの左右の端から、
4cm程度内側
の位置にくるように、レールにブラケットをつけ
ドライバーで固定しましょう。

ブラケットをドライバーで固定

※種類によっては5cm以上内側に取り付けないと
いけないものもあります。
取扱説明書を確認しましょう!

ブラケットを固定する位置は、
まず両端につけて、その間に残りのブラケットを等間隔に
固定
します。

はずしたサイドキャップを元に戻します。

④ 製品を取り付ける

ロールスクリーン本体を取り付けます。
左右でズレないように両手で
ロールスクリーンを持って行いましょう。

手前のブラケットのツメに、
ロールスクリーン本体の上部(ヘッドボックス)を引っ掛
けます。

ロールスクリーンをカーテンレールに取り付ける

その後「カチッ」と音がするまで、
しっかりはめ込みましょう。

1m以上の大きいサイズの場合は、
2人以上で行う方が安全です。

取り付け終えたら、ロールスクリーン本体が
きちんと固定されているか確認するようにしましょう。

これでロールスクリーンの設置完了です!

ロールスクリーンをカーテンレールに取り付ける方法を、動画でおさらいしてみましょう。

>取り付け方法の動画はこちら(立川機工)

カーテンレールに付けられるロールスクリーンおすすめ

おすすめ

最後に、当店でカーテンレールに取付可能なロールスクリーンを
ご紹介します。
非遮光・遮光・調光・プリントからピックUPしました。

■非遮光ロールスクリーン
<メランジェ>
カーテンと14色のカラーコーディネートが出来る、
サンゲツのロールスクリーンです。

 ロールスクリーン 防炎 <メランジェ >
ロールスクリーン 防炎 <メランジェ >

■遮光ロールスクリーン
<ディアリオ遮光>
お値段、カラー、機能
どれをとっても“ちょうどいい立川機工
ロールスクリーンです。

 ロールスクリーン 立川機工 遮光 防炎 洗濯可 <ディアリオ 遮光 >
ロールスクリーン 立川機工 遮光 防炎 洗濯可 <ディアリオ 遮光 >

■調光ロールスクリーン
<ゼブラ ビジックライト >
ブラインド感覚で、楽しく光を調節できる、
TOSOのロールスクリーンです。

ロールスクリーン TOSO 調光 防炎 <ゼブラ ビジックライト >
ロールスクリーン TOSO 調光 防炎 <ゼブラ ビジックライト >

■プリントのロールスクリーン
<カーム ロールスクリーン>
大人かわいいチューリップのプリント。
2級遮光のロールスクリーンです。

【ロールスクリーン】花柄 遮光 いつもの暮らしを少し華やかに、ナチュラルなフラワーデザイン <カーム ロールスクリーン>
【ロールスクリーン】花柄 遮光 いつもの暮らしを少し華やかに、ナチュラルなフラワーデザイン <カーム ロールスクリーン>

■プリントのロールスクリーン
<グレーテ ロールスクリーン>
1950~60年代のミッドセンチュリーデザインを、
当店のオリジナルとしてアップデート。
カラフルな配色と、ポップな柄を組み合わせたデザインです。
3級遮光のロールスクリーンです。

【ロールスクリーン】 ヴィンテージ 遮光 名作家具に合わせたい、ミッドセンチュリースタイルの当店オリジナルデザイン <グレーテ ロールスクリーン ヴィンテージグレー×マルチ>
【ロールスクリーン】 ヴィンテージ 遮光 名作家具に合わせたい、ミッドセンチュリースタイルの当店オリジナルデザイン <グレーテ ロールスクリーン ヴィンテージグレー×マルチ>

まとめ

まとめ

賃貸でも、
ロールスクリーンを取り付けられる条件や注意点を解説してきましたが
いかがでしたか?

当店では、レール取付が出来るロールスクリーンを
まだまだ豊富に取り揃えていますので、
気になった方は、ぜひ見てみて下さいね!

▲1cm刻みで注文可能なロールスクリーンが勢ぞろい!ロールスクリーンの商品一覧はこちら

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