【流行カーテン2025】プロが教える!最新トレンドとおしゃれコーディネート術

2025/10/1 2025/10/1
流行カーテン2025年最新トレンド|プロが選ぶおしゃれ徹底ガイド
出典:シンコール<melodia>

カーテンを選ぼうと思ったとき、「もしかしてカーテンにもトレンドってあるの?」
そんなふうに思ったことはありませんか?

実は、カーテンにも毎年新しい流行があり、色・素材・スタイル の選び方によって今っぽさをぐっと取り入れることができます。

2025年に注目されているのは、モカムースホライゾングリーンといったニュアンスカラー、さらにくすみトーンや深みのある色合い。流行色でありながら落ち着いたトーンなので、飽きが来づらく長く楽しめるのも魅力です。

この記事では、マイベスト1位受賞店「パーフェクトスペース・カーテン館」で窓装飾プランナー資格を持つ筆者が、2025年最新のカーテントレンド をプロ目線で徹底解説。

読み終えるころには、自分の暮らしに合った“今っぽいカーテン選び”のヒントがきっと見つかります。

【最新の流行】カーテンのトレンド情報まとめ

まずは、2025年のカーテントレンドを 6つの視点 からチェックしていきましょう。

✔ check!
  • ・トレンドカラー
  • ・テクスチャー
  • ・素材
  • ・遮光性
  • ・機能性
  • ・窓回りのコーディネート

これらを意識することで、最新の流行を押さえながら、自分の好みやインテリアに合った一枚を見つけやすくなります。

インテリアを格上げするトレンドカラー

PANTONE カラーオブザイヤー
出典:PANTONE

2025年は 「ニュアンスカラー」×「自然由来トーン」 がキーワード。共通しているのは、“空間に落ち着きと個性を与える色合い”が求められている点です。

さらにアクセントとして人気なのが、深みのあるブルーやワインブラウン。落ち着きの中に個性を演出でき、都会的な印象を与えてくれます。

こうしたトレンドカラーのなかから、特に注目すべき4色──モカムース、ホライゾングリーン、くすみトーン、深みカラー を、次に詳しく見ていきましょう。

 

◆温かみと安心感を与える<モカムース>

やさしい風合いのリトアニア産リネン100%カーテン <ナトゥーラ モカ>

やさしい風合いのリトアニア産リネン100%カーテン <ナトゥーラ モカ>Pantone社のカラー・オブ・ザ・イヤー2025に選ばれたは、「Mocha Mousse(モカムース)」。コーヒーやココアを思わせる柔らかなブラウン系で、ナチュラルさと上質感をあわせ持つ色合いです。

特徴:空間に温かみと安心感をプラス
相性:木製家具やベージュ系インテリアと好相性
おすすめの取り入れ方:リビングや寝室のカーテンに採用すれば、落ち着きと居心地のよさを高めてくれます。

 

◆自然志向を象徴する<ホライゾングリーン>

ハイセンスな空間を演出するレジメンタル調ストライプカーテン<カティエ ピーコックグリーン>

ハイセンスな空間を演出するレジメンタル調ストライプカーテン<カティエ ピーコックグリーン>

2025年、日本流行色協会(JAFCA)がテーマカラーに選んだのが Horizon Green(ホライゾングリーン)。空と海の境界を思わせるブルーグリーンで、都会にいながらも自然の心地よさを感じられる色です。

特徴:自然を感じさせる爽やかさと落ち着きを兼ね備える
相性:ホワイトやライトグレーなど明るいトーンと合わせると清涼感アップ
おすすめの取り入れ方:大きな面積のカーテンに使うと、リラックス感のある洗練空間に

 

◆大人の落ち着きを演出する〈くすみトーン〉

美しいファブリックが際立つ、ハイセンスな遮光カーテン<ビタームース デニム>
美しいファブリックが際立つ、ハイセンスな遮光カーテン<ビタームース デニム>

2025年も継続して人気なのが、グレーを含んだ くすみカラー
彩度を抑えた柔らかなトーンが支持されており、大人っぽく上品な雰囲気を演出できます。

特徴:落ち着きと上品さを兼ね備え、長く楽しめる
相性:ベージュやアイボリーなどナチュラルカラーと好相性
おすすめの取り入れ方:カーテンの大きな面積に取り入れると、空間全体を上品にまとめてくれます


◆空間を引き締めて品格を高める〈深みカラー〉

奥深い風合いが魅力的なピーチスキンタッチの遮光カーテン<ロザリア フォグブルー>

奥深い風合いが魅力的なピーチスキンタッチの遮光カーテン<ロザリア フォグブルー>

2025年は、ベースをニュートラルにまとめつつ、フォグブルーバーガンディ などのディープカラーを効かせるスタイルが注目されています。

特徴:落ち着いた空間にアクセントを加え、品格とメリハリを演出
相性:ニュートラルカラー(ベージュやグレー)と組み合わせると調和が取りやすい
おすすめの取り入れ方:カーテンで大胆に取り入れるのはもちろん、タッセルやクッションなど小物で効かせても◎

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流行カラーを知ったうえで、次に大切なのは“どう選ぶか”。ここでは色選びのコツを整理します。

✔ カーテンの色選びにおけるポイント
  • ・大きな面積のドレープカーテンは、自然に近いベーシックカラーを選ぶと失敗しない
  • ・アクセントカラーは、タッセルやクッションなどの小物で取り入れるとバランスが良い
  • ・昼と夜で色の見え方が変わるので、サンプルで光の当たり方を確認するのがおすすめ

部屋の印象を変える最新テクスチャー

出典:川島織物セルコン<filo>
出典:川島織物セルコン<filo>

2025年のインテリアでは、“素材感”を楽しむトレンド がますます加速しています。

日本デザイン振興会も2025年のテーマに「Emotive Design(感情に訴える質感)」を掲げており、見た目の美しさに加えて、手ざわりや光の反射といった“心地よさを感じる質感”が、インテリアの価値として注目されています。

カーテンでもその傾向は強く、ざっくりとした織り感の リネンライク、しっとりと落ち着きを与える スエードやベロア調、クラッシュ感のある光沢をまとった アーバンブロンズ、上質な輝きが映える サテンライクやシルキー素材 などがトレンドとして支持を集めています。

ここからは、それぞれのテクスチャーの特徴と取り入れ方を詳しく解説していきましょう。


◆リネンライクのざっくりとした織り感

優雅さを纏った、プレミアムなベルギーリネンのオーダーカーテン<ベルジャン イエロー>

優雅さを纏った、プレミアムなベルギーリネンのオーダーカーテン<ベルジャン イエロー>

自然素材のようなざっくりとした織り感が魅力のリネンライク。

特徴:軽やかで通気性があり、空間にナチュラルな印象を与える
相性:木製家具やベージュ・アイボリーなどの自然色と好相性
おすすめの取り入れ方:リビングや寝室のドレープやレースに使うと、くつろぎ感あふれる空間に


◆高級感と落ち着きを添える〈スエード/ベロア調〉

クラッシュ感のあるランダムな光沢と高い機能性を纏う遮光カーテン<アーバン ブロンズ>
クラッシュ感のあるランダムな光沢と高い機能性を纏う遮光カーテン<アーバン ブロンズ>

起毛感のある柔らかな質感が特徴のスエードやベロア調。

特徴:空間に高級感と落ち着きをプラスし、季節感も演出できる
相性:ホテルライク、クラシック、モダンラグジュアリーなインテリアにマッチ
おすすめの取り入れ方:リビングや寝室のドレープカーテンに使えば、しっとりとした雰囲気を演出。クッションなど小物で取り入れるのも◎

 ◆華やかさと洗練を添える〈サテンライク/シルキー〉

極上の艶感を宿す、繊細なディテールの高機能カーテン<ザ・シャイン ゴールド>
極上の艶感を宿す、繊細なディテールの高機能カーテン<ザ・シャイン ゴールド>

光を反射してきらめくサテンライクやシルキー素材。

特徴:ラグジュアリーで上質な雰囲気を演出し、空間を華やかに見せる
相性:モダンインテリアやホテルライクスタイル、都会的な暮らしにマッチ
おすすめの取り入れ方:夜の照明に映えるため、ダイニングや寝室のドレープにおすすめ。タッセルやクッションのアクセントにも◎

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ここまで代表的なテクスチャーを見てきましたが、実は“同じ色でも質感が変わるだけで印象が一変する”のが面白いところです。

✔ 「質感× 色」で変わるインテリアの印象
  • ・リネンライク × ベージュ系: ナチュラルで軽やか、リラックス感のある空間に
  • ・ベロア調 × ベージュ系: 厚みと重厚感が加わり、クラシックで上質な印象に
  • ・サテンライク × ベージュ系:光沢が映えて、モダンで華やかな雰囲気に

天然vs化学繊維、素材選びの2025年トレンド

カーテンの印象や使い心地を大きく左右するのが、素材選び。2025年は、天然素材の心地よさ化学繊維の高機能性、そしてその両方を兼ね備えたハイブリッド素材という3つの流れが注目されています。

ここからは、それぞれの特徴と取り入れ方を見ていきましょう。

◆天然素材:サステナブル需要の高まり

使うほどに愛着が増す、巻きロックをあしらったリネンカーテン<ナトゥーラコーニス ナチュラル>
使うほどに愛着が増す、巻きロックをあしらったリネンカーテン<ナトゥーラコーニス ナチュラル>

リネンやコットンなどの天然素材は、環境意識の高まりを背景に人気が拡大しています。ナチュラルな質感は空間に柔らかさを与え、心地よさをもたらします。

✔ 天然素材の特徴
  • ・ナチュラルな風合いと通気性:軽やかで自然な雰囲気を演出
  • ・経年変化を楽しめる:使い込むほどに独特の表情が生まれる
  • ・サステナブルな選択肢:エシカル消費の観点から支持が増加

 

◆化学繊維:機能性で進化を続ける

美しい艶感と極上のドレープの高機能な遮光カーテン<グレートラグジュアリー ベージュ>
美しい艶感と極上のドレープの高機能な遮光カーテン<グレートラグジュアリー ベージュ>

ポリエステルを中心とする化学繊維は、技術革新により利便性と快適性が大きく向上しています。防炎や遮熱といった安全面に加え、日常のメンテナンス性でも選ばれることが増えています。

✔ 化学繊維の特徴
  • ・多機能性:遮光・遮熱・防炎・防音などを搭載
  • ・メンテナンス性:シワになりにくく、洗濯後も扱いやすい
  • ・コストパフォーマンス:幅広い価格帯で都市部の需要に対応

 

◆両者を融合したハイブリッド素材

ナチュラルな風合いのリネン風完全遮光カーテン<リンネ ナチュラル>
ナチュラルな風合いのリネン風完全遮光カーテン<リンネ ナチュラル>

近年では、「素材感」と「機能性」を兼ね備えたハイブリッド素材が市場を牽引しています。リネンライクなポリエステルやコットン混紡の生地など、天然素材のナチュラルな雰囲気を楽しみつつ、シワや縮みにくい扱いやすさを実現しています。

✔ ハイブリッド素材の特徴
  • ・混紡生地:天然素材の見た目とポリエステルの機能を両立
  • ・リネンライクポリエステル:ナチュラルな質感と防炎・遮光などの機能を実現
  • ・用途の幅:住宅だけでなく、商業施設やホテルでも採用が拡大

遮光か非遮光か?暮らしに合わせた遮光性トレンド

シルクのような潤いある、神秘的な香り漂うジャガードカーテン<ティライ アイボリー>
シルクのような潤いある、神秘的な香り漂うジャガードカーテン<ティライ アイボリー>

カーテン選びで迷いやすいポイントのひとつが、遮光カーテンと非遮光カーテンのどちらを選ぶかです。2025年のトレンドでは“一律に遮光”ではなく、ライフスタイルや価値観に合わせて光をデザインするという考え方が広がっています。

特に最近は、自然光を取り込みながら心地よく過ごすスタイルに注目が集まっており、非遮光カーテンの人気が再び高まっています。

◆サステナブル思考と自然光を楽しむ〈非遮光カーテン〉

樹皮の気配を纏う、自然素材の質感を映すジャガードカーテン<ジュヒ ベージュ>

樹皮の気配を纏う、自然素材の質感を映すジャガードカーテン<ジュヒ ベージュ>

太陽の日差しや空の明るさを感じながら過ごせる非遮光カーテン。扱いやすいポリエステル素材から、やさしい風合いの天然繊維まで種類は豊富です。特に天然素材は、光をやわらかく通してナチュラルな雰囲気を演出できるため、サステナブル志向の暮らしを求める層に選ばれています。

✔ 非遮光カーテンの特徴
  • ・朝日を感じて一日を始められる:体内時計が整いやすく、生活リズムも安定
  • ・日中は自然光を活かせる:照明に頼らず省エネにもつながる
  • ・天然素材の魅力:環境にも心身にもやさしい暮らしを叶える

 

◆高層マンションにも支持される〈遮光カーテン〉

クラッシュ感のあるランダムな光沢と高い機能性を纏う遮光カーテン<アーバン グレー>
クラッシュ感のあるランダムな光沢と高い機能性を纏う遮光カーテン<アーバン グレー>

南向きの大きな窓やタワーマンションでは、燦燦と降り注ぐ日差しや外からの光が強すぎることもあります。そんな都会の暮らしで支持されているのが、高機能な遮光カーテン。

また、質の高い睡眠を求める層にも選ばれ、光に邪魔されず静かに休める環境を確保するためにも活躍。寝室やワークスペースに欠かせない存在として需要は年々高まっています。

✔ 遮光カーテンの特徴
  • ・強い日差しをカット:1級遮光で外光をしっかり遮断
  • ・快適性アップ:遮熱・保温効果で室内環境をコントロール
  • ・睡眠の質を向上:朝の強い光や街灯を遮り、ぐっすり眠れる
  • ・在宅ワークに最適:光を調整して作業に集中できる

暮らしを快適にする機能性カーテンの最新動向

機能性カーテンは、“快適な暮らしを叶えるための投資”として選ばれる時代になりました。

デザイン性に加え、省エネ・安全・快適性 といった機能を備えたカーテンが進化し、単なる“窓を覆う布”ではなく、住まいの質を大きく左右する存在になっています。

それでは、代表的な機能ごとに最新の動向を見ていきましょう。

 

◆遮熱・保温機能でエコな暮らしを実現

窓は熱の出入りが最も大きい場所のひとつ。遮熱・保温カーテンを取り入れることで、夏も冬も快適な室温を保ち、光熱費の削減や省エネにつながります。

美しい艶感と極上のドレープの高機能な遮光カーテン<グレートラグジュアリー>
美しい艶感と極上のドレープの高機能な遮光カーテン<グレートラグジュアリー>
✔ 遮熱・保温カーテンの特徴
  • ・夏は強い日差しをカットして室温の上昇を抑える
  • ・冬は室内の暖かさを逃がさず保温
  • ・光熱費の削減や省エネ効果が期待できる

 

◆防炎カーテンの需要増

火災時に炎の広がりを抑える防炎カーテンは、住宅や公共施設での安全性を高める必須アイテム。特に高層マンションや集合住宅では防炎性能を求められるケースが増えており、安全意識の高まりとともに需要が拡大しています。

樹皮の気配を纏う、自然素材の質感を映すジャガードカーテン<ジュヒ ブラウン>
樹皮の気配を纏う、自然素材の質感を映すジャガードカーテン<ジュヒ ブラウン>
✔ 防炎カーテンの特徴
  • 高層マンションや公共施設では必須:建築基準や安全基準で求められるケースも多い
  • 万一の火災時に延焼を抑える:炎の広がりを防ぎ、安全確保に貢献
  • 安全性を重視する層に人気:小さなお子さまや高齢者のいる家庭でも安心

 

◆防音・遮音カーテンの注目度アップ

外からの騒音を軽減し、集中や休息に適した静かな環境をつくる防音・遮音カーテン。特に在宅ワークやオンライン学習の普及で「家の中でも静けさを確保したい」というニーズが高まり、都市部や交通量の多いエリアを中心に需要が拡大しています。

極上の艶感を宿す、繊細なディテールの高機能カーテン<ザ・シャイン シャンパン>
極上の艶感を宿す、繊細なディテールの高機能カーテン<ザ・シャイン シャンパン>
✔ 遮音カーテンの特徴
  • ・外の騒音を軽減し、静かな環境をサポート
  • ・在宅ワークや勉強部屋に最適
  • ・都市部や交通量の多いエリアで需要が拡大

 

◆UVカット・遮像レースの進化

紫外線や外からの視線をコントロールし、暮らしをより安心で快適にする高機能レースカーテン。近年は生地の開発が進み、紫外線カット率の向上視線を遮りつつ眺望を確保する技術が進化しています。プライバシー意識の高まりや、家具・床を守りたいという実用ニーズから注目度が上昇中です。

シルクタッチがたまらない、洗練された極厚レースカーテン <ミリュー ホワイト>
シルクタッチがたまらない、洗練された極厚レースカーテン <ミリュー ホワイト>
✔ UVカット・遮像レースの特徴
  • ・紫外線をカットして家具や床の日焼けを防ぐ
  • ・外からの視線を遮りつつ、室内からの眺望は確保
  • ・日中のプライバシーと自然光を両立

 

◆複合機能カーテンの増加

近年は、1枚で複数の機能を兼ね備えたハイスペックなカーテンが注目を集めています。遮光や遮熱といった基本機能に加え、花粉キャッチなどのアレルギー対策まで搭載されたものも登場。省エネ・安全・健康を同時に叶えたいという暮らしのニーズ に応える形で、オールインワンの進化が進んでいます。

機能満載!アレルギー対策最強レースカーテン<テッド アイボリー>
機能満載!アレルギー対策最強レースカーテン<テッド アイボリー>
✔ 複合機能カーテンの特徴
  • アレルギー対策:レースに花粉キャッチ機能を搭載
  • 多機能レース:UVカット+遮像+遮熱+防炎を組み合わせ
  • ハイスペックドレープ:遮光+遮熱+遮音+防炎など複数性能を統合
  • オールインワン:デザイン性と機能性を兼ね備えた最新主流モデル

レイヤード・小物・統一感|2025年最新カーテンコーデのポイント

カラーや素材、機能といったカーテンそのものの選び方を押さえたら、次に注目したいのが窓辺全体のコーディネート

近年は、カーテン単体だけでなく“窓まわりをトータルでデザインする”流れが強まっています。複数のファブリックやアクセサリーを組み合わせることで、見た目の完成度はもちろん、暮らしやすさも高められるようになっています。

ここでは、2025年に注目されている最新のコーディネートスタイルをチェックしていきましょう。

◆レース+レースのレイヤードスタイル

ふわっふわで柔らかい、とろみ生地のレースカーテン<シフォン>
ふわっふわで柔らかい、とろみ生地のレースカーテン<シフォン>

従来主流だった「ドレープ+レース」に加えて、近年は「レース+レース」の重ね使いが注目を集めています。光をやわらかく取り込みながらも、プライバシーや機能性を確保できる点が支持されており、ナチュラル志向と快適性の両立を叶える新しい提案です。

✔ レースレイヤードスタイルの特徴
  • ・見た目の軽やかさ:透け感が重なり合い、窓辺に奥行きと表情をプラス
  • ・機能性:遮像・UVカット・ミラー効果など、複数の機能を組み合わせ可能
  • ・新しいスタイル提案:ナチュラルで柔らかい雰囲気を残しながら、快適性を強化

 

◆カーテン×シェードで統一感

窓まわり全体を「ひとつのインテリア要素」としてまとめられる点が人気の理由です。大きな窓と小窓を別々のスタイルにすると雑多に見えがちですが、同じ生地で揃えることで視覚的にすっきりと整います。統一感と洗練さを同時に叶えるスタイルとして注目を集めています。

✔ カーテン×シェードの特徴
  • 同じ生地で揃える:カーテンとローマンシェードを同素材で統一
  • 大窓+小窓の連動:異なるサイズの窓を一体感のある印象に
  • すっきりと洗練:空間全体が整い、スタイリッシュな仕上がりに

 

◆カーテンと同じ生地のクッションカバー

アンニュイなテクスチャーアートのカーテンと同柄クッションカバー<アイスクリスタル>
アンニュイなテクスチャーアートのカーテンと同柄クッションカバー<アイスクリスタル>

ファブリックをリンクさせて統一感を高めるテクニックとして、カーテンと同じ生地で作られたクッションカバーが人気を集めています。窓まわりとソファ周りを同素材でつなぐことで、空間全体が調和し、まとまりのあるインテリアに仕上がります。気軽に取り入れられる点も魅力です。

✔ 見出し
  • ・カーテンと同じ生地でクッションカバーを揃えれば、統一感がさらに高まる
  • ・ソファまわりと窓辺がつながり、空間全体に一体感と上質さが生まれる
  • ・小物までコーディネートを広げることで、完成度の高いインテリアが実現する

 

◆タッセルやアクセサリーでアクセント

カーテンをより美しく見せるのに欠かせないのがタッセルやアクセサリー。窓辺全体の完成度を高め、ワンランク上のコーディネートを叶えてくれます。最近は、カラーや素材を工夫して“インテリアのアクセント”として楽しむスタイルが広がっています。

艶やかなフリンジが優雅なマグネットタッセル<フレアム>
艶やかなフリンジが優雅なマグネットタッセル<フレアム>
✔ タッセル・アクセサリーの取り入れ方
  • ・強めのトレンドカラー:差し色をタッセルで取り入れ、程よいアクセントに
  • 装飾性の高いデザイン:メタリックやビーズでラグジュアリー感をプラス
  • 素材感を楽しむ:レザーやロープならナチュラル&モダンに

 

◆窓辺を支える名脇役、カーテンレール

カーテンを支えるカーテンレールの進化にも注目が集まっています。見過ごされがちな存在ですが、デザインや設置方法によって窓辺の印象は大きく変わります。窓まわり全体をトータルで整えるためには、レール選びも重要なポイントです。

木目調の優しいデザインと機能性を兼ね備えたレール <レガートプリモ Bキャップ ダブル>
木目調の優しいデザインと機能性を兼ね備えたレール <レガートプリモ Bキャップ ダブル>
✔ カーテンレールのトレンド
  • ミニマルデザイン:装飾を抑えたノイズレスな仕上がり
  • ニュアンスカラー:インテリアに自然に溶け込む色合い
  • 電動化の進化:スマートホーム連動の電動レールが拡充
  • ハイサッシ効果:窓枠上ではなく天井近くに設置し、天井高を感じさせる

テイスト別にチェック!流行を取り入れたカーテン実例集

極上の艶感を宿す、繊細なディテールの高機能カーテン<ザ・シャイン シルバー>
極上の艶感を宿す、繊細なディテールの高機能カーテン<ザ・シャイン シルバー>

インテリアには多様なスタイルがありますが、近年特に人気が高いのが「モダン」と「ナチュラル」。それぞれのテイストに合ったカーテンを選ぶことで、部屋全体の完成度が格段に高まり、自分らしいライフスタイルを表現できます。

✔ インテリア2大テイスト
  • ・モダン
  • ・ナチュラル

ここでは、実際のカーテン実例をもとに、それぞれの魅力と取り入れ方を解説していきます。

都会派に人気!モダンインテリアに映える流行カーテン

奥深い風合いが魅力的なピーチスキンタッチの遮光カーテン<ロザリア フォグブルー>
奥深い風合いが魅力的なピーチスキンタッチの遮光カーテン<ロザリア フォグブルー>

モダンインテリアは、直線的でシンプルなデザインを基調とし、ホテルライクな上質感を演出するスタイルです。2025年は、洗練された空間をつくり出すために、カーテンの素材感・カラー選びに注目が集まっています。

◆モダンインテリアに合うトレンド要素

・光沢感のある生地
サテンライクやシルキーな質感のカーテンは、空間にラグジュアリーさをプラス。夜景を映すタワーマンションの窓辺にも映えます。

・深みのあるニュアンスカラー
チャコールグレー、ネイビー、ワインブラウンなど、落ち着きと個性を両立する色が人気。モノトーンやグレージュと組み合わせれば、都会的な雰囲気に。

・高機能カーテン
遮光・遮熱・防音などの機能を備えたカーテンは都会生活に欠かせない存在。夜は静かな環境を確保し、昼は強い日差しをコントロールできます。


【おすすめカーテン3選】

1.<アーバン>

クラッシュ感のあるランダムな光沢と高い機能性を纏う遮光カーテン<アーバン>

クラッシュ感のあるランダムな光沢と高い機能性を纏う遮光カーテン<アーバン>

クラッシュ感のあるランダムな光沢と、ほのかに微起毛した滑らかなファブリック。極上の触り心地と上質なインテリアを叶える遮光カーテンです。

1~2級遮光・防炎・遮熱・保温など充実の機能を備え、日差しの強い高層マンションの暮らしにも安心。都会の暮らしをアップデートする、ハイスペックなオーダーカーテンです。

 

2.<グレートラグジュアリー>

美しい艶感と極上のドレープ、デザイン性と機能性を叶えた遮光カーテン <グレートラグジュアリー>
美しい艶感と極上のドレープ、デザイン性と機能性を叶えた遮光カーテン <グレートラグジュアリー>

艶を纏い、品よく窓辺を装う極上のドレープカーテン。よこ糸に無数に織り込まれた、繊細な光沢糸が上品に輝く。たっぷりとした厚みがありながらも、透明感のあるキラキラした表情が魅力のテクスチャー。

1~2級遮光、遮熱・保温、防炎など、優れた機能性を兼ね備え、形状記憶加工まで施したわがまま尽くしのオーダーカーテン。

 

3.<アルーラ>

セラミック微粒子を織り込んだ、遮熱効果のあるシームレスレースカーテン <アルーラ ホワイト>
セラミック微粒子を織り込んだ、遮熱効果のあるシームレスレースカーテン <アルーラ ホワイト>

遮熱効果のあるシームレスレースカーテン。強い日差しをセラミック微粒子が反射させ、室内の温度上昇を抑える優秀な一枚。

軽やかな風合いで窓辺を装い、遮熱、UVカット、防炎まで兼ね備えました。さらに、継ぎ目のないシームレス仕立てで窓辺の景観をより一層美しく装います。

 

✔ コーディネートのポイント
  • ・グレイッシュトーンの遮光カーテンでホテルライクな雰囲気に
  • ・大きな窓には床まで届くフルレングスのカーテンを選び、縦のラインを強調して天井を高く見せる
  • ・ドレープは光沢のある濃色を選び、レースはシンプルなホワイトやグレーで引き算をするとバランスが整う
  • ・ガラスやメタル素材の家具と組み合わせることで、より都会的でクールな空間を演出できる

自然派が注目!ナチュラルインテリアに馴染む流行カーテン

リネンとポリエステルの良いとこ取り、洗えるリネン混カーテン <ナーチュ>
リネンとポリエステルの良いとこ取り、洗えるリネン混カーテン <ナーチュ>

ナチュラルインテリアは、木材やリネンなど自然素材を取り入れ、やさしい色合いで空間をまとめるスタイル。

2025年はサステナブルな暮らしへの関心の高まり自然光を心地よく取り入れるニーズを背景に、ナチュラル志向のカーテンが注目されています。

素材の質感を大切にしながら、リラックスできる“自然体のおしゃれ”を楽しみましょう。

◆ナチュラルインテリアに合うトレンド要素

・リネンライクの非遮光カーテン
光を柔らかく透かし、室内にやさしい明るさをもたらす。朝日を取り込んで生活リズムを整えたい人にも人気。

・アースカラーやくすみ系の色合い
サンドベージュ、オリーブグリーン、ダスティブルーなど、自然を感じさせる落ち着いた色が主流。飽きがこず長く使えるのも魅力。

・天然素材の選択肢
リネンやコットンなど、環境負荷の少ない素材が支持を拡大。サステナブル思考とデザイン性を両立できる点が評価されています。

【おすすめカーテン3選】

1.<ナトゥーラコーニス>

巻きロックでアクセントを添えたリネン100%カーテン <ナトゥーラコーニス>

巻きロックでアクセントを添えたリネン100%カーテン <ナトゥーラコーニス>

柔らかな風合いの、上質なリトアニアリネン100%の非遮光カーテン。カーテンの縁にぐるりと巻きロックを施し、アンティークリネンのような雰囲気を醸し出します。

使い込むほどに丈夫さを保ちながらも、ふわふわと柔らかく経年変化するのが魅力。リネン独特のネップ(節)が多く、素朴でラフな表情も特徴です。

 

2.<ナッツ>

ナチュラルなドレープにコーデしたい、リネン混ボイルレース <ナッツ キナリ>
ナチュラルなドレープにコーデしたい、リネン混ボイルレース <ナッツ キナリ>

ナチュラルなドレープカーテンに合わせたい、リネン混レースカーテン。ざっくりとした涼しげなボイル生地は、さらさらとした心地よい手触りです。シンプルなデザインながら、ふし感や豊かな表情はリネン混ならでは。

さらに「UVカット70.8%」「形状記憶加工付き」という実用性もうれしいポイントです。

 

3.<ビコロール シェード>

とびきりお洒落なコットンリネンのジョイント・シェード<ビコロール シェード>
とびきりお洒落なコットンリネンのジョイント・シェード<ビコロール シェード>

当店オリジナルのコットンリネン生地で仕立てたジョイントシェード。同じデザインのカーテンとコーディネートすれば一層おしゃれにまとまります。

配色とバランスにこだわり抜いた一枚で、「色×色」のカラフルなアースカラー4色と、キナリベースのナチュラルカラー3色を展開。どの色も全く違った雰囲気を演出できるので、お気に入りが見つかるはずです。

 

✔ コーディネートのポイント
  • モカムース系・グレージュ系のカーテンをベースにすると、木製家具やフローリングと相性抜群
  • レースは透け感のある素材を合わせ、窓辺に軽やかさをプラス
  • 観葉植物やファブリック小物と調和させ、自然体で心地よい空間に仕上げる

まとめ

ここまでご紹介してきたように、2025年のカーテントレンドは、カラー・素材・機能性・スタイル、さらにレールやアクセサリーまで、窓辺全体をトータルで整える流れが主流になっています。

ちょっと想像してみてください。
お気に入りのカラーや質感のカーテンを掛けた瞬間、部屋の雰囲気がガラッと変わり、帰宅したときに「ここが私の癒しの場所だ」と感じられる。そんな体験を叶えてくれるのが、カーテン選びなんです。

自然を感じるアースカラーやリネンライクで、やさしく心地よい空間に
光沢感のある生地や濃色で、ホテルライクなモダンな印象に
遮熱・防音・防炎などの機能で、毎日の快適さをしっかりサポート

カーテンは「窓を飾る布」ではなく、あなたの暮らしをアップデートするためのキーアイテム。最新のトレンドを取り入れることで、おしゃれに見えるだけでなく、毎日の心地よさや安心感まで手に入ります。

窓辺から始めるインテリアのアップデートで、あなたの暮らしをもっと快適に、もっと自分らしくしてみませんか?

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「ネットでのオーダーカーテンは初めてで不安…」という方もご安心を。分からないことがあれば、ぜひお気軽にパーフェクトスペース・カーテン館までお問い合わせください。

以下の資格を持った経験豊富なプロが、商品の機能性から購入・採寸・取り付け、さらにはコーディネートなど何でも親切にお答えいたします!

・窓装飾プランナー
・インテリアコーディネーター
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