近年、おしゃれな人が注目している「レトロインテリア」は、どこかノスタルジックで、しかし新しく感じられるテイストです。

ヴィンテージの家具はもちろん、モダンなデザインの装飾とも相性抜群！
せっかくの一人暮らしなら、さまざまなインテリアと組み合わせて、あなただけの自慢のお部屋を作って楽しんでみませんか？

「築年数が古めの部屋だから内装も古めかしくて…」とおしゃれなお部屋づくりを諦めていた方！
そんな方にこそチャレンジしてほしいのが「レトロ」！

音楽・カルチャーとの親和性も高く、あなたの美学を存分に表現できるタイムレスなテイストです。
今回は、レトロインテリアの要素や背景、合わせるのにピッタリなカーテンをご紹介します。

レトロインテリアの特徴を時代ごとに解剖！

レトロスタイル（1）1940年代～1960年代のミッドセンチュリースタイル

1940年から1960年代半ばは、ちょうど1900年代の中間期という意味から「ミッドセンチュリー」と呼ばれた時代。

この時期に盛り上がりを見せたデザイン様式です。
「インテリアの黄金期」とも称され、多くの作品、インテリアとデザイナーが輩出されました。

初期はクラシックな「ミッドセンチュリーモダン」のデザインが象徴的。
徐々に科学技術の進歩を反映し、宇宙的なパターンも取り入れた「レトロフューチャーリズム」のテイストが主流となっていきました。

■ミッドセンチュリーのカーテンと合わせるなら
近未来と懐かしさを感じさせるような丸みのある吊り照明や椅子がおすすめ！
デザイナーズインテリアとの相性も良いテイストです。

■ミッドセンチュリーのインテリアについてもっと知りたい方はコチラのブログも！

ミッドセンチュリーなインテリアにおすすめなカーテンはこれだ！

レトロスタイル（2）1950年代～1960年代のモッズスタイル

「モッズスタイル」は、おしゃれでアートな絵柄が特徴。
レトロモダンなテイストが好みの方におすすめです。

■モッズスタイルのカーテンと合わせるなら
皮製のソファや濃い色の木製家具と合わせると、まとまった印象を生み出せます。また、今トレンドのアナログレコードを飾っても、サイコーに似合っちゃいます♪

ドーナツ盤のほかに、ギターやアンプを一緒に置いてもそれだけでインテリアになってくれるはず！

レトロスタイル（3）1960年代後半～1970年代のヒッピー

「ヒッピー」は、エスニック調やサロックな雰囲気を感じる、幾何学模様が特徴。
70年代に流行したヒッピームーブメントは、「武器ではなく、花を」というスローガンでLOVE&PEACEを謳ったものでした。

人とは違う、ワンランク上のお部屋を目指す人なら、アクセントとして取り入れてはいかがでしょうか？
自由で開放的な印象をつくりだしてくれます。

■ヒッピースタイルのカーテンと合わせるなら
音楽モチーフのものをお部屋に取り入れれば、よりヒッピーらしい雰囲気をつくりだせます。
自然を愛したヒッピー達にならい、お花や観葉植物などグリーンをプラスするのもおすすめ♪

レトロスタイル（4）1950～1960年代の昭和レトロ

これまでのスタイルが海外でのムーブメントだったのに対し「昭和レトロ」は、年号を冠した名称通り、日本国内で1950年～1960年頃に流行したスタイル。

2000年代頃からじわじわと人気を集め、いわゆるＺ世代と呼ばれる令和の若者たちによって拍車がかかりました。
昭和に親しまれたデザインがリバイバルされて、再び愛されています！

大胆でありながら懐かしさを感じられる柄が特徴です。
温かみがあり、落ち着いた印象をつくることができます。

■昭和レトロのカーテンと合わせるなら
桐箪笥風の昔ながらのタンス、丸いちゃぶ台、すりガラスの小窓が付いたキャビネットなど木製の収納と相性◎

昭和レトロを想起するような絵柄の雑貨やポスターなどを壁に飾れば、一層昭和レトロらしい雰囲気を楽しめるでしょう。

以上、レトロスタイルなインテリアの特徴でした。
レトロと言っても、このように種類があるんですね。

それぞれ特徴があり、かわいいものばかりです。
お好みのレトロスタイルが見つかったでしょうか？

■レトロスタイルの中でもポップなスタイルが気になる方は…こちらの記事もご覧ください。

レトロポップな部屋はカーテン選びがたいせつ！コーディネート術を紹介◎

レトロインテリアと合うカーテンをご紹介！

さて、お次はそれぞれのレトロスタイルなカーテンをご紹介しますよ！

ツイッギー

「ツイッギー」は、60年代のモッズスタイルをイメージしたレトロでポップなカーテン。
刺繍のような、織物のような繊細なストライプ柄がプリントされています。

カラフルなマルチストライプ柄のカーテンで、明るく楽しいお部屋作りができます。
洋室はもちろん、和室にもマッチしますよ。

トレーシー

「トレーシー」は、70年代のヒッピーをイメージした懐かしくて新しいアラベスク柄カーテン。
大胆な大きなアラベスク柄が、かっこいいおしゃれな空間をつくりだしてくれます。
白とネイビーの2色展開で、白色はナチュラルインテリアにもおすすめです。

アンティーク調の家具や白いインテリアに合わせると、調和のとれた落ち着きのある空間をつくることができます。

ネイビーはアラベスク柄がくっきりと映えるため、ヒッピーな雰囲気を強調したい人におすすめです。
ウッド調のインテリアや和室にマッチするでしょう。

ジュリー

「ジュリー」は、昭和レトロを彷彿とさせる、ポップでかわいいデザイン。
キッチュで可愛いフラワープリントは、イラストレーター99MEL（キュッキューミール）さんデザインの当店オリジナルです。

少しくすんだカラーのカーテン生地にタイルのようなかわいい花柄がプリントされています。
こんなカーテンがあれば、お部屋で楽しく過ごせそうですね。
ポップで明るいカーテンをお探しの人におすすめします。

オックス

「オックス」は、どこか懐かしい昭和レトロな雰囲気の柄と色がポイント。
イラストレーターkakeccoさんによる、当店オリジナル柄です。

ブラウン、オレンジ、イエローの3色展開で、少しくすんだようなカラーはお部屋をおしゃれに決めてくれます。

木目調の家具やアンティーク家具にはもちろん、シンプルなホワイトインテリアとの相性がよいです。
昭和レトロなお部屋作りにもってこいのカーテン！

 ステンドグラスレース

「ステンドグラスレース」は、喫茶店のステンドグラスをイメージして作られたとびきり可愛いカラフルレースカーテン♪

昼間は、厚手カーテンを締め切るお宅は少ないはずです。
お日さまの光を透かせば、色が主張し過ぎず涼やかさも感じられます。

ホワイトは白地にチェックのカラフルな枠。
控えめな可憐さにキュンとくること間違いなしです！

ヘイジー

「ヘイジ―」は、グランジ風のかすれたペイント柄がクールなカーテン。
落ち着いた色合いなので、さまざまなデザインのポスターやカラフルなアイテムをお部屋に飾っても、かっこよくまとめてくれます。

80年代のグランジ風をイメージしたカーテンで、クールでおしゃれなお部屋をつくりだせます。

ペギー

「ペギー」は、サイケデリックな色調の幾何学柄が特徴のカーテン。
60年代～70年代のロックスターの衣装をオマージュしてつくられました。

個性的な柄ですが、和室や古民家にもマッチします。
クールな印象のお部屋作りにおすすめです。

アクセントとして、お部屋作りをワンランクアップしてくれますよ。
カラフルなカーテンでお部屋をポップに彩ってはいかがでしょうか。

ゴールデンカップ

「ゴールデンカップ」は、白地にゴールドの刺繍を施したレースカーテン。
陽の光でキラキラと輝く金色の刺繍糸がアクセントとなり、とてもかわいいです。

どんなカーテンとも合わせやすく、特にレトロなドレープカーテンと組み合わせがおすすめ！
合わせるカーテンの雰囲気によくなじんで、お部屋をムーディな空間にしてくれます。

イーディ

「イーディ」は、かすれたダマスク柄が特徴のアンティーク風カーテン。
洋館のカーテンをイメージして企画され、レトロな印象を生み出してくれます。

シンプルモダンなインテリアやヴィンテージ風の家具はもちろん、和室にもマッチするでしょう。
大きい柄ですが、モノトーンなので使いやすいですね。

グランジ調という、使い込んだようなかすれ具合がアンティークな雰囲気を醸し出してなんともおしゃれです。

レトロインテリアまとめ

今回は、レトロインテリアやレトロカーテンについてご紹介しました。
どれもアーティスティックでおしゃれ心をくすぐられるカーテンばかりでしたね。

レトロスタイルならではの大胆な柄や色遣いは、見ているだけでなんだか心躍ります。

レトロと言っても、

などテイストはさまざま。
あなたのお気に入りのスタイルが見つかって、もっと楽しい毎日になりますように。