最近ご新居を購入された方で、リビングに高窓があるお家も増えてきていると思います。
高窓がある事により、明るさを取り入れられ、開放感ある素敵な空間を演出してくれます。
一方でどのような窓装飾がベストか迷われている方が多く、当店でもお問い合わせを多くいただくことが増えてきました。
そこで今回は窓装飾プランナーのプロ目線で、カーテン・ロールスクリーンなどのアイテムごとにメリットをご紹介していきます。
この記事を読めば、高窓の窓装飾のことで迷うことはありません!
ぜひ、あなたのベストな高窓装飾を見つけましょう。
もくじ
高窓に窓装飾が必要な理由とは?
必要な理由①:冷暖房効率が上がる
高窓は室内の明るさと開放感を演出してくれる役割がありますが、冷暖房効率が気になる方が多くいます。
窓回りに何も設置をしないとやはり外気に非常に影響をされるため熱が気になりますよね。
冬場は暖房の暖かい空気が上昇気流に乗って天井付近に集まってしまい、足元だけ寒い状況になります。
夏場は窓を中心に熱が入り込むため冷房の効果が落ちてしまいます。
一般的に窓などの開口部分から70%前後の熱の出入りがあるため、カーテンなどの窓装飾を設置すると快適な温度の空間を作ることが出来ます。
必要な理由②:光の調整
高窓はお部屋の明るさを出してくれますが、「光が入りすぎて眩しい」「テレビ・パソコンが反射して見ずらい」ということもあります。
カーテンなどを設置すれば光を調整、つまり「調光」が出来るため、やはりカーテン等の設置を推奨します。
どのような種類があるの?
高窓には何をつけるのがベスト?どんな違いがある?
いざ高窓に窓装飾を設置しようと考えた時に、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドなどどのようなアイテムを設置すればいいか、なにを基準に選べばいいか悩んでしまいますよね。
アイテムごとに優れている点が異なりますので、以下でそれぞれのアイテムごとにご紹介していきますのであなたのベストを選んでみましょう。
カーテンスタイル→機能性重視の方にお勧め
窓装飾で最初に思い浮かぶのが「カーテン」という方も多いでしょう。
カーテンは【遮光】【遮熱・UVカット】など最も多くの機能があり、とにかく機能面を【優先したい】という方にお勧めのスタイルです。
同室内にあるその他の窓と生地を合わせることが出来る為、お部屋に統一感を持たせることが出来たりとメリット多いカーテンスタイルですが、1つだけ気をつけるポイントがあります。
それは、操作方法をどうするかという問題。
高い窓だとカーテンの開閉が大変だったりと、取り入れるにあたって少し工夫が必要になります。
まず1つ目の解決策としては、カーテンレールを【紐引きレール】にする事。
自動開閉できる電動タイプのレールもありますが、比較的高額で電源コードの確保が必要のため少し敷居が高くなってしまいます。
カーテンレールの端から操作できるコードを伸ばせる【紐引きレール】なら高い位置の開閉も楽に行えるので、初めての方はまず紐引きレールを検討されることをおすすめします。
2点目は既存のレールに使用できる【スイッチボット】というアイテム。
カーテンレールに後付けすることもでき、スマホアプリで簡単に開閉できる便利アイテム。
時間設定で決まった時間に開閉できたりと非常に便利で最近人気が上がってきている操作方法です。
ロールスクリーン→利便性重視の方にお勧め
ロールスクリーンは、昇降スタイルでシンプルな見た目が特徴のアイテムです。
高窓は基本的には光を取り入れるために設置をされているため、時間帯により手軽に開閉をしたいですよね。
そこで最も適しているのがロールスクリーンです。
陽の入り方により部分的に生地を昇降出来る為、便利かつシンプルなスタイルで設置をしたい方にお勧めです。
ロールスクリーンは遮光生地や遮熱に特化した生地もご用意しているため、欲しい機能を選べる点も嬉しいポイントです。
特に高窓は「熱」に対して悩まれている方が多い為【遮熱】機能のあるロールスクリーンが最近は人気となっています。
ロールスクリーンの中には不透明生地と透明生地がボーダー上になった調光スクリーンもあります。
ロールスクリーンのスッキリとした印象を残したまま日の入り方を調整できるので、少しこだわったアイテムをお探しなら調光スクリーンもおすすめですよ。
ブラインド→お部屋の雰囲気重視の方にお勧め
ブラインドといっても横型ブラインド・縦型ブラインドなど色々なタイプがありますが高窓には横型のブラインドがおすすめです。
横型ブラインドであれば羽の向きを変える事で調光することが出来る為、少し明かりを取り入れたい時は羽を明け、しっかりと遮熱・保温をしたい場合は全閉することで高い効果があります。
素材もアルミ・ウッドがありお部屋の雰囲気に合わせて選べる点もポイントが高いです。
高窓の場合、調光が可能なブラインドスタイルで自分の好きな光の入れ方を調整出来る為、最も便利なアイテムと言えます。
ハニカムスクリーン→冷暖房効率・おしゃれさ重視の方にお勧め
横から見ると六角形の形状をしているハニカムスクリーンは、空気層を作ることで断熱性・保温性を上げることが出来ます。
特に高窓は太陽光が多く入るよう設計をされている事が多い為、思った以上に熱がこもり暑さに悩まされることも、、、
そんなときには冷暖房効率を高めることが出来るハニカムスクリーンがオススメです。
1ポイントアドバイスでより断熱性・保温性を高めるために窓枠内に設置するとさらに効果が上がります。
「費用はどれくらい?」アイテムごとに比較します!
いざ高窓への窓装飾を考えた時に一番気になる点はそれぞれの費用ではないでしょうか。それぞれの代表的な商品ごとに一般的なコストを比較して見ていきましょう。サイズは横幅160cm高さ100cmを基準に価格比較します。
※2024年4月時点の費用目安です。商品価格改定により費用は変動します。
【カーテンスタイル】
■高所用紐引きレール:約7,000円
■遮光カーテン「ブリリアント」:約8,000円
■金額:15000円
【ロールスクリーン】
■メーカー:ニチベイ
■商品名:ラフィー
■金額:22,100円
【調光ロールスクリーン】
■メーカー:TOSO
■商品名:JQクロス
■金額:40,100円
【アルミブラインド】
■メーカー:TOSO
■商品名:ベネアル25
■金額:20,100円
【ウッドブラインド】
■メーカー:ニチベイ
■商品名:クレール50
■金額:49,100円
【ハニカムスクリーン】
■メーカー:ニチベイ
■商品名:ココン
■金額:40,100円
選ぶ生地やメーカーによって金額は大きく前後してきますが、
ご予算に応じて多くのスタイルから選ぶことが出来ます。
デザイン性にこだわりたかったり、コスト面を重視したいといった色々な選ぶポイントがあるので、自分の中の優先順位をしっかり整理して、最適なアイテムを選ぶようにしましょう。
- ・こだわり重視:調光ロールスクリーン・ウッドブラインド・ハニカムスクリーン
- ・コスパ重視:カーテン・ロールスクリーン・アルミブラインド
高額な施工費には要注意
ここまで高窓へのおすすめスタイルやについて解説してきましたが、高窓への商品検討に際して大切なポイントがあります。
それは購入する商品代金以外に【施工費】が発生するケースが多いこと。
取付施工をするタイミングが工事中の場合は、室内に取付足場があるケースがあるため、比較的低価格で取付施工可能です。
一方で引越し後に取付する場合は高窓に施工するための特殊なハシゴや新たに足場を室内に組み工事をする必要があります。
この足場代や高窓施工費が想像以上に高額になってしまう事が多くある為、可能であれば工事前に高窓の施工工事依頼をしておくことをオススメ致します。
もちろん引越し後でも、高窓への窓装飾設置をご希望の方は当店でも施工可能ですので、ご安心下さいませ。
さいごに
いかがでしたか?
高窓があることによりオシャレな空間を演出できますが、どのようなスタイルを設置するかで大きくお部屋の印象は変わってきます。
いざ高窓への設置をご検討の際には、またこの記事を読み返してお気に入りの窓装飾を見つけて頂けましたら幸いです。
当店では、小さなお悩みから大規模な工事案件まで対応可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さいませ↓
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・インテリアコーディネーター
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