ミディアムカラーの床色に合うコーディネートをインテリアのプロが解説

2023/12/21 2023/12/21
薄いベージュのカーテンとミディアムカラーの床
▲程よい厚みと柔らかな手触りのベラルーシ産のリネン100%カーテン全4色 <リモージュ>

ダークトーンの重厚感ある床色や、明るい薄茶色、グレーみを帯びた床色。同じ木目のフロア一つとっても、さまざまな色調がありますよね。なかでも落ち着きとあたたかみがあるのがミディアムカラーのフロアです。

ちょっぴり合わせ方が難しいけれど、遊び心を感じさせるコーディネートができるミディアム色の床。今回はこちらに合うカーテンのコーディネート術について、日頃お客様にご案内をしている、カーテン専門店のスタッフが解説します!

「なんとなく無難」なお部屋から「ほっと安らぐあなただけのお部屋」に変身させてみませんか?

1. ナチュラルトーンの温かみを感じるカーテン

薄いベージュのカーテンとミディアムカラーの床▲北欧インテリアを彩るあたたかな暮らしに <ハーベスト>

自然な雰囲気を重視したい方におすすめなのが、ナチュラルトーンのカーテン。ミディアムな床色のあたたかみと落ち着きを引き立たせます。自然界の穏やかな色合いや素材がマッチして、カフェテラスのような雰囲気を醸し出せるでしょう。

ベージュ、アイボリーなどはミディアムな床色との相性が良く、調和が取りやすい組み合わせ。床とカーテンで同じトーンを共有することで、統一感のある心地よい空間に仕上がります。

【複数の窓がお部屋にあるなら…】
掃き出し窓には素朴な生地のカーテンを、小窓には同系色のシンプルなロールスクリーンやシェードを合わせるもおすすめ。大きな窓には存在感、小窓にはスッキリ感を出せます。

全体の統一感を大切にしたナチュラルトーンのカラーコーディネートは、あなただけのリラックスできる居場所を作ってくれそうです。

2. コントラストの効いたモダンな空間

ヴィンテージカーテン▲ヴィンテージ カーテン 完全遮光 このかっこ良さに唸る!重厚な光沢のニュアンス柄ジャカード <コンプリート>

ナチュラルな色調とは対照的な色をカーテンに取り入れるのも一つの手。コントラストのある、モダンな空間にすることができます。

例えば深いブルーやダークグレー、ブラックなどのカーテンは、床との対比を生かすことができ、シックで洗練された雰囲気になります。

シンプルで洗練されたデザイン、無駄のないシャープなラインはとてもよく合います。カーテンの質感や透明度にもこだわり、光の取り入れ方を工夫することで、空間に奥行きと軽やかさを与えるのもおすすめです。

家具やアクセサリーにも、モノトーンやメタリックな素材を取り入れ、空間全体を引き締めましょう。モダンなアートや照明器具でも、特別感を演出できます。

モダンな模様が入った黒いカーテンと部屋の様子
▲モノトーンのドットでスタイリッシュなカーテン ~クム~ ブラック

コントラストのあるカーテンコーディネートは、ミディアムな床色との調和も取りつつ空間にダイナミックな印象を与えます。モダンで洗練された雰囲気を楽しんだり、個性とエネルギーをプラスしたりしたい方にピッタリです!

ミディアムカラーの床とブルーのカーテン
▲西海岸 カーテン デニムのような風合いのデザインがおしゃれなカジュアルカーテン <デニー>

3. テイストをミックスして個性を演出

ミディアムカラーの床にカラフルなカーテンとインテリアの様子▲彩度高く、個性的な色合いがおしゃれなアジアンデザインシェード <サルサ シェード>

異なる要素をミックスしたインテリアスタイル「エクレクティック」な取り合わせで個性を演出してみましょう。

ここでは床のミディアムな色味に合わせつつ、掃き出し窓にはアジアンテイストのカラフルなカーテン、小窓にも同様のデザインのシェードを組み合わせて、独自の雰囲気をつくり出しました。

ミディアムカラーの床と花柄のカーテン
▲幸せ感を運んでくれる、フワッと軽やかなフローラルカーテン~アミーラ~

上記のように落ち着きのあるミディアム色の床に対して、掃き出し窓にフラワープリントのシースルーカーテンで柔らかな光を取り入れてもギャップがステキ!アートやクッションの組み合わせにもこだわってみましょう。

エクレクティックなカーテンと部屋の様子
▲アフリカン 遮光カーテン お家に “わくわく”をくれる、アフリカンプリント <花火>

異なるスタイルや素材を組み合わせてエクレクティックな雰囲気を楽しみたい方には、異素材のカーテンコーディネートがおすすめです。個性は大切にしながらも、全体のバランスを考慮してコーディネートすることが大切です。

4.ホワイト系のカーテンと合わせて高級感を出す

ミディアムカラーの床と白いカーテンから光が差し込む様子

ミディアムな床色にホワイトのカーテンを合わせると、空間を清潔感溢れるものに仕上げることができます。ミディアムな床色とのバランスをとりながら、開放感や明るさを強調するのが鍵です。

掃き出し窓にホワイトのシアーカーテンをかければ、自然光を柔らかく取り入れ、部屋全体を優雅な雰囲気に包み込みむことができます。光を反射し空間がより広く感じられ、開放的な雰囲気が醸し出されます。

小窓には、同じくホワイトの素材を用いた短めのカーテンやシェードを選んで、窓辺のコーディネートを統一感のあるものに仕上げましょう。

ミディアムカラーの床と白いデザイン性の高いカーテン

ホワイトのカーテンはシンプルながらも汎用性が高いため、季節や気分に合わせてアクセントカラーを変えることができます。さまざまなタイプのインテリアにもマッチするのがポイントです。

例えば、季節ごとにクッションや観葉植物を変えることで、一年を通して新鮮で変化に富んだ雰囲気を楽しむことができます。

ミディアムカラーの床と白いカーテンのLD
▲完全遮光カーテン 永遠の愛されカラー「純白」をはじめ、柔らかなニュアンスカラーを豊富にラインナップ。機能性をぎゅっと詰め込んだ完全遮光カーテン <マリッジ>

明るさと清潔感をプラスしつつ、同時に高級感あふれる雰囲気を作り出すこともできますね。

おわりに

ナチュラルであたたかみのある中間色の床色と、カーテンのカラーコーディネート術、まずは振り返ってみましょう。

・シンプルでベーシックな色味で、統一感を出しリラックス空間を作る
・床と対照的なダークカラーでモダン空間にする
・テイストをミックスして個性を演出する
・ホワイト系カーテンと合わせて高級感を出す

部屋の中でも大きな面積を占めるカーテンで味付けして、好みの空間に仕上げましょう。

カーテンと床色だけでなく、カーテンとラグとの組み合わせはこちらの記事からも参考にしていただけます!

カーテンとラグのおすすめ組み合わせ41選!実例写真で解説

また、お部屋全体の色味の分量を決めるコツも少しお話しします。インテリアで使いたい色を「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3つに分けて、配分をそれぞれ70%・25%・5%で考えるのがコツです。

「ベースカラー」:床、壁、天井などに使われる部屋の大半を占める基調をなる色のこと
「メインカラー」:部屋の印象を決める色、ソファーやラグ ←カーテンもここに入ります
「アクセントカラー」:インテリアのポイントや引き締め役になる色、クッションや絵など

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