レースカーテンの値段の相場と安く済ませるポイントを販売店のプロが解説

2024/3/15 2024/7/11

韓国風のレースカーテン

「一般的なレースカーテンはどれくらいの値段するものなの?」
「ドレープはこだわりたいけどレースにそれほどお金をかけたくない」

当店にお問い合わせいただくお客様の中でもドレープカーテンにはデザインや生地感などでこだわりをもって選びたいという方は多くいらっしゃいます。

しかしその中でもレースカーテンになると、どれくらいの相場感で選べばよいのか分からないという方も多くいらっしゃいます。

今回は、レースカーテンの値段や相場感について販売店のプロが解説していきます。
値段が安くなるポイントに関しても解説しておりますので、この記事を読めば出費を抑えてレースカーテンを購入することが可能です。

また安いレースカーテンを手っ取り早く知りたい!という方はこちらの記事でプロが厳選した安いレースカーテンを紹介しておりますので、ぜひご覧くださいね。

安いレースカーテンおすすめ10選を販売店のプロが解説【オーダーも!】

レースカーテンの値段が最も変動するのは既製・オーダーの違い

段ボールに入ったカーテン

まず最初の結論として、レースカーテンの値段は既製かオーダーかによって価格帯が大きく分かれるものになります。

■既製レースカーテン
一般的な窓のサイズに合わせて大量に生産されたものが一般的に既製カーテンと呼ばれ、同クラスのオーダーカーテンよりも価格が抑えられていることが多い。

■オーダーカーテン
お部屋の雰囲気や好みに合わせて沢山の生地から選べたり、窓の形状や大きさに合わせて最適なサイズを指定して縫製することができるカーテンで、一般的には既製に比べ金額は高くなりやすい。

 

よくホームセンター等で決まったサイズ展開で売られているカーテンは既製カーテンと呼ばれます。

インテリア専門店等で細かいサイズや仕様を選んで注文できるカーテンはオーダーカーテンという認識になります。

金額に関してはサイズや生地、仕様などによって変動することが多いので、今回は一般的に購入されることが多い掃き出し窓(200x200cm)のサイズを参考にご紹介していきます。

既製のレースカーテン 2,000~6,000円前後
オーダーのレースカーテン 10,000円~100,000円前後

一般的に既製のレースカーテンであれば、よくある機能やデザインの物から選べば数千円で購入することがほとんどになります。

一方でオーダーのレースカーテンになると、選ぶ生地や仕様によりかなりの値段の幅が出てくるのですが、安い物でも1万円前後から、こだわりの1枚を購入しようとすると数十万円になることも。。。

と言っても、レースカーテンの価格は、サイズ、生地、仕様などの違いによってピンキリ。
あくまでも参考価格として相場感を見ていただければと思います。

その他レースカーテンの値段が変わるポイントは大きく3つ!

数字が書かれた積み木

先ほど既製のレースカーテンとオーダーのレースカーテンの値段について比較してきた中でも、値段はサイズの他にもデザインや生地、仕様などでも大きく変動するとお伝えしてきました。

ここからは実際にレースカーテンを選ぶ上で値段が変動しやすいポイントについてご紹介していきます。

機能面➡沢山機能が付いていると値段が高くなる

MASARU SUZUKIデザインレースカーテン<ミスト>

レースカーテンを選ぶ時の機能として、プライバシー効果やUVカット、遮熱・保温などを重視して探される方も多い。
一般的にはこういった機能が充実しているほど金額は高くなりやすい傾向にあります。

同じプライバシー効果でも、昼だけ透けにくいミラーレースよりも昼夜を問わず透けにくいプライバシーレースの方が金額は高くなりやすいですし、同じUVカット機能でもカット率のパーセンテージが高い生地ほど値段は上がりやすくなります。

機能が充実したレースカーテンに関しては既製カーテンでもオーダーカーテンでも多く選択肢があります。

そのため機能選びでコスパを考えてレースカーテンを探したい場合には、最も重視したい機能と、「あったら嬉しいけどそこまでこだわらない」機能について整理してレースカーテンを探してみるとコスパ良く購入することができるでしょう。

素材➡天然素材は値段が高くなる傾向

厚手レースを触っている

機能面と同様に、生地感や素材感から選ぶ場合にも値段は大きく変動しやすいポイントになります。

機能がついていなくて高くなりやすい素材とは、主にリネンコットンといった天然繊維の生地になります。
リネンやコットン等の天然繊維を選びたいならオーダーで購入することが多いのですが、これらは化学繊維と比較すると大量生産は簡単ではないため、機能がついていなくても値段は高くなりやすい傾向になるのです。

逆に安くなるのは、レースカーテンに機能を持たせるため使用されるポリエステル等の化学繊維。
これらは大量生産も可能なため、機能面を充実させつつもある程度の値段で抑えることができます。

天然繊維には天然繊維にしか出せない独特の生地感や風合いを楽しむことができるので、よりこだわりたい方向けの素材と言えるでしょう。

デザイン➡刺繍などオーダーになりやすいものは値段が高い

ピンクのカーテン

最後の値段が変動しやすいポイントとしては、デザイン面が挙げられます。

大量生産を目的とした既製のレースカーテンでよくあるデザインは無地のものが多く、デザインがあったとしてもシンプルなストライプ調やリーフ柄といった、パターンで作成することが簡単なデザインが中心になります。

一例として、下記の画像のデザイン等が既製のレースカーテンでもよく見るデザインとなっており、こういったレースカーテンであれば比較的値段を抑えて購入することができるでしょう。

ストライプのレースカーテン

では反対に値段の高くなりやすいデザインは、どういったものになるでしょうか。

レースカーテンのデザインでは、主にオパールプリントエンブロイダリー(刺繡)のデザインが人気となっており、これらはオーダーから選ぶ必要があることがほとんど。
よりこだわりたい方向けに人気のレースカーテンとなっています。

オパールプリントのレースカーテン
オパールプリントのレースカーテン
刺繡デザインのレースカーテン
刺繡デザインのレースカーテン

上記はそれぞれオパールプリントと刺繡デザインのレースカーテンの画像になります。
こういったデザインは既製の大量生産という観点とは異なり、インテリアに合わせたオーダーの一品として生産されることが多いので値段が上がりやすい傾向になります。

見ていただいてもイメージしやすいかもしれませんが、やはりデザインにこだわっている生地ほど値段は高くなってきます。
デザイン面からレースカーテンを選ぶ際にはどこまでのこだわりを持って探すかをしっかり整理して購入することをおすすめします。

既成かオーダーのどちらを選ぶべきか

ジョイントタイプのおしゃれなレース画像

ここまでレースカーテンの相場感や値段の変動しやすいポイントについて解説してきました。

しかし実際にいざレースカーテンの購入を検討する時には「自分は既成とオーダーのどちらから選ぶべきなんだろう」と悩まれる方も多いと思います。

既製品とオーダー品それぞれどんな人が向いているのかについて触れておきましょう。

既成のレースカーテン購入に向いている人

既成のレースカーテンの魅力は何と言ってもリーズナブルに購入できる点にありますので、

・そこまでレースカーテンにこだわりがない人
・とにかく安く済ませたい人
・気に入らなければすぐ次の買い替えも検討している人

 

こういった方は既成のレースカーテンの購入が向いているでしょう。

値段の変動しやすいポイントについてもまとめてみると、

機能 素材 デザイン
機能がついているものが多い ポリエステル等の化学繊維が多い 無地やストライプ等のシンプルなものが多い

主に機能面ではある程度の機能が揃った生地を選ぶことができますが、素材やデザイン面の選択肢はそこまで多くなく、シンプルなものが中心になるでしょう。

オーダーのレースカーテン購入に向いている人

一方でオーダーのレースカーテンは既製にはない選択肢の広さが最大のメリットとなるので、より自分のお部屋に最適なお気に入りを見つけたい方が向いていると言えます。

・サイズや縫製仕様など、お部屋にぴったりのカーテンにしたい
・生地感やデザイン等にもこだわりたい
・長く使えて快適な窓周りにしたい
機能 素材 デザイン
同じ機能でも高いレベルがついているものも多い 一般的な化学繊維以外にもリネンなどの天然繊維も選べる 無地のシンプルから刺繡デザインなどこだわったデザインも選べる

オーダーのレースカーテンに関しては基本的にデメリットはないので、ご自分の出せる予算内の中で色々とこだわりながら選ぶことができるでしょう。

まとめ

まとめの文字が書かれている

いかがでしたか?

いざレースカーテンを購入しようと探し始めてみても、色々な選ぶポイントによって値段は変動することが多いので、しっかりご自分の中で重視したいポイント等を整理して選び始めることをおすすめします。

既製のレースカーテンもリーズナブルに購入できるのでおすすめですが、
やはりサイズが合わなかったり欲しい機能が揃っていなかったりする場合にはオーダーのレースカーテンも選択肢に入れてみてください。

当店では様々な既成品もオーダー品も数多く取り揃えております。
機能やデザインなど様々なものを取り揃えておりますので、是非一度覗いてみて下さいね。

また今回この記事を読んでドレープカーテン(厚手のカーテン)の値段の相場も知りたい!と思った方はこちらをご覧ください。

カーテンの値段の相場を販売店のプロが解説【一人暮らし・賃貸・アパート・新築の場合も】

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