カーテンの値段相場はいくら?一人暮らし・2LDK・戸建ての費用をプロが徹底解説

2023/6/28 2025/12/1

カーテンの相場は?一人暮らしや家の広さ別の値段も伝授。

引っ越しや新生活の準備でまず悩むのが、カーテンの値段相場はいくらなのか?という点ではないでしょうか。

「一人暮らしならどれくらい?」「2LDKや戸建てだと何万円必要?」など、生活スタイルによって必要な金額は大きく変わります。

この記事では、一人暮らし・カップル・ファミリーといった暮らしの形態別に、カーテンの価格相場をプロが分かりやすく解説。既製カーテンとオーダーカーテンの違いや、費用が変わるポイントもまとめています。

どのくらいの予算を見ておけば安心なのか把握したうえで、あなたの住まいにぴったりのカーテン選びに役立ててください。

※レースカーテンのみの相場はこちらをご覧ください。

オーダーカーテンの相場は?レースカーテンの値段と安く済ませるポイントを販売店のプロが解説

カーテンの値段相場はいくら?まずは全体の目安を確認

カーテンの一般的な相場は?

まずは一般的なカーテンサイズ 高さ200cm×幅200cm で比較してみましょう。

既成カーテン  ¥3,000~¥10,000
オーダーカーテン  ¥10,000~¥100,000

標準的なサイズやデザインの既成カーテンを選ぶか、ご自宅の窓に合ったサイズや仕立て方でオーダー出来るオーダーカーテンを選ぶかでもかなりの違いがあります。

ご自宅の窓が標準的なサイズの窓で気に入るデザインがあれば、既成カーテンを選ぶのが経済的です。

インテリアにこだわりたい方や既成カーテンではサイズが合わない方は、オーダーカーテンを選ぶと幅広いデザインから選べてサイズもぴったりのカーテンが手に入ります。

オーダーカーテン価格相場は?【家の広さ別】

家の広さ別のカーテン価格相場は?

お家の広さによって窓の数も変わってくるため、必要なカーテンの枚数も変動してきます。窓の数が増えると、カーテンの枚数も増えるため、必要な費用も相応に増加します。

また、窓のサイズやデザインによってもカーテンの大きさが異なるため、それぞれの窓に合ったサイズのカーテンを選ぶ必要があります。ここではすべての窓にカーテンを取り付けたときの費用目安を、お家の広さ別に見ていきましょう。

一人暮らしのカーテン相場(ワンルームなど既成カーテン前提)一人暮らしの場合(ワンルーム)

一人暮らしのワンルームや1Kでは、掃き出し窓が1か所のみという間取りが多く、カーテンも 既成サイズで手軽にそろえられるケースがほとんど です。

ドレープカーテン 高さ200×幅200cm ×1窓 3,000〜10,000円
レースカーテン 高さ200×幅200cm ×1窓 2,000〜5,000円
合計
1窓 5,000〜15,000円程度
✔ ただし、一人暮らしでも“既成で合わない”窓がある
  • 多くの1K・ワンルームは標準サイズの窓ですが、物件によっては
  • ・天井高めの窓
  • ・幅の広い掃き出し窓
  • ・リノベーション物件の規格外サイズ
  • ・中途半端な高さの腰高窓
  • といった 既成サイズでは収まりにくい窓 も存在します。

既成カーテンだと丈が足りない、逆に長すぎる、幅が合わず光漏れが出るなどの問題が起きやすいため、そうした場合は ドレープだけオーダーにする見栄えの気になる窓だけオーダーを選ぶ といった部分的な調整が有効です。

一人暮らしにおすすめの注文スタイル〈1.5倍ヒダ〉

ワンルームでは、見た目と価格のバランスが良い 1.5倍ヒダ が最も選ばれています。適度にボリュームが出ながら、価格も抑えられるため一人暮らしで最もコスパの良い仕立て といえます。

さらに当店では、縫製仕様により 「イージーオーダー」「フルオーダー」 の2種類があります。※以下、パーフェクトスペースカーテン館の仕様の違いです。

イージーオーダー
既成に近い仕様で、価格を抑えながらオーダーできるタイプ。1.5倍ヒダでプリーツもきれいに出て、日常使いに十分。

● フルオーダー
採寸どおり“完全ぴったり”に仕立てる上位仕様。生地の裁断や縫製がより丁寧で、プリーツの揃い方、裾のラインの美しさ、生地のヨレにくさが、ワンランク上の仕上がりになります。

一人暮らし向けオーダーカーテン例(1.5倍ヒダ・イージー/フル比較)

ここでは、当店の遮光カーテンでもロングランで人気の「ブリリアント」を例に、200cm×200cmの窓で値段をシミュレーションします。


■ 価格を抑えたい方に:イージーオーダー(1.5倍ヒダ)

・ドレープ単品:9,800円(税込)
・ドレープ+レース4種から選べるセット:16,600円(税込)

「ブリリアント」は、1級遮光・形状記憶・遮熱57.5%・保温32.8%・防炎・洗濯可といった“必要な機能を十分に備えている” のも魅力。価格を抑えながら、光漏れを防ぎ、冷暖房効率を高め、見た目もきれいに保てるコスパ重視の一人暮らしにぴったりのカーテンです。


■ 仕上がりの美しさを重視するなら:フルオーダー(1.5倍ヒダ)

・ドレープ単品:11,000円(税込)
・ドレープ+レースのセット:20,600円(税込)

フルオーダーは、生地の使い方や縫製がより丁寧で、ドレープラインが美しく整い、窓にしっかり合うため光漏れも軽減できる のが大きなメリット。「既成だと丈が足りない」「部屋をきれいに見せたい」「長く使うつもり」といった方に特に選ばれている仕立て方です。

二人暮らしの場合(マンション2LDK)

二人暮らしの場合(マンション2LDK)

二人暮らしのマンションでは、掃き出し窓2か所&腰高窓2か所程度の間取りが一般的です。生活動線も増えるため、リビング・寝室・書斎(ワークスペース)など、部屋ごとに必要な機能が変わるのも二人暮らしの特徴。

そのため、「合うサイズがあれば既成」「こだわりたい窓はオーダー」という“混在スタイル”が最も選ばれています。

ここでは200×200cmの掃き出し窓と125×200cmの腰高窓各2か所ずつでシミュレーションしてみましょう!

 

🪟 掃き出し窓(H200×W200)×2
※ リビングや寝室など、毎日開け閉めするメインの窓

種類 ドレープ レース 備考
既成カーテン 3,000〜10,000円 ×2 2,000〜5,000円 ×2 標準サイズが合えば最も安い
オーダーカーテン(イージー) 9,800〜11,000円 ×2 6,800〜9,800円 ×2 ブリリアント例:イージー価格
オーダーカーテン(フル) 11,000円 ×2 9,800円 ×2 ブリリアント例:フル価格

🪟 腰高窓(H125×W200)×2
※ 採光や換気が中心のサブ窓。値段はやや低く抑えられる

種類 ドレープ レース 備考
既成カーテン 2,500〜7,000円 ×2 1,500〜4,000円 ×2 一般的な腰高窓に多いサイズ帯
オーダーカーテン(イージー) 7,800〜9,000円 ×2 5,800〜7,800円 ×2 ブリリアント例:イージー価格
オーダーカーテン(フル) 9,000円 ×2 7,800円 ×2 ブリリアント例:フル価格

■ 二人暮らしの総額イメージ(4窓の場合)

カーテンタイプ 想定費用 特徴
既成中心で揃える 20,000〜40,000円前後 コスパ最優先。サイズが合う窓が多い場合に有効
既成+オーダー併用 40,000〜70,000円前後 LDKのみオーダー、寝室は既成など柔軟に調整
全窓オーダー 70,000〜120,000円前後 統一感・仕上がり重視。満足度は高い

窓数が多い分どうしても費用は上がりますが、部屋ごとに優先したい機能を整理するだけで、予算はしっかり調整できます。

日中過ごす時間の長いリビングや、疲れを癒やす寝室には機能やデザインにこだわったカーテンを。一方で、使用頻度の低い物置部屋やサブの部屋はシンプルな既成カーテンを選ぶことで、全体の費用を抑えながら満足度の高い窓まわりが実現できます。

ぜひ、お部屋での過ごし方を思い浮かべながら、ぴったりのカーテンを選んでみてください。

家族暮らしの場合(戸建て・3LDK)〈基本はフルオーダー〉

家族暮らしの場合(一戸建て3LDK)

家族で暮らす戸建てでは、窓のサイズ・高さ・形状がバラバラなことが多く、既成やイージーではぴったり合わないため、基本的には フルオーダーカーテンが最適 です。

特に戸建てのリビングは、

・幅260cm前後の広い掃き出し窓
・天井高2.4mのハイサッシ
・採光窓や地窓などの特殊サイズ

といった「存在感の大きい窓」が含まれることも多いため、見た目・断熱性・光漏れ などの観点からも ぴったりサイズ のオーダーが失敗しにくい選択です。今回もまずは、ブリリアントを例にフルオーダーでシミュレーションしてみましょう。

🪟 掃き出し窓 ×4(H200×W200の場合)
〈ブリリアント・フルオーダー例〉
・ドレープ:11,000円 ×4
・レース:9,800円 ×4

🪟 腰高窓 ×4(H125×W200の場合)
〈ブリリアント・フルオーダー例〉
・ドレープ:9,000円 ×4
・レース:7,800円 ×4


家族暮らし(8窓)の総額イメージ

スタイル 費用目安 特徴
全窓フルオーダー(ブリリアント基準) 150,000〜210,000円前後 ぴったりサイズで光漏れしにくく、見た目も安定
LDKだけ上位モデル+他はブリリアント 160,000〜240,000円前後 主役窓だけ高級感UP。最も満足度の高い構成
2階はイージー/1階はフル 130,000〜180,000円前後 メリハリを付けることで予算調整しやすい

◆窓数が多い家ほど「軽いカーテン」が扱いやすい

戸建ての場合、1階と2階で合計8窓〜10窓になることも珍しくありません。そのため、洗濯や開け閉め・季節の掛け替えといった“日々の扱いやすさ”は意外と重要。

・毎日動かす窓 → 軽い生地で負担を減らす
・来客や家族の中心となる窓 → デザイン性の高い上位モデルで魅せる

というように、生地の重さで負担を分散するのもおすすめです。


◆リビングの広窓だけ“上位モデル”にするという選択

戸建てのリビングには、H200×W260cmほどの“広めの掃き出し窓” が採用されているケースが多くあります。

このサイズになると、一般的なカーテンではどうしても縦の巾継ぎ(つなぎ目)が発生し、見た目に影響が出る のが悩み。

そこでおすすめなのが、完全遮光×継ぎ目なしのシームレスカーテンで“主役窓だけアップグレード”する方法です。


◆リビングの広窓(H200 × W260cm)をシームレスで仕立てた場合
※シームレスのカーテンで人気のある「シームレスリウム」を例に計算
※広窓1窓分の価格です。

・ドレープ単品(2倍ヒダ)67,050円(税込)
・ドレープ+レースセット111,600円(税込)

幅260cmの広窓でも、継ぎ目のない一枚仕立てでフラットに仕上がる のが大きな魅力。完全遮光・防炎・遮熱・保温などの機能を備えています。

リビングの“主役窓だけ”上位モデルにして見た目と快適性を高めつつ、 その他の7窓は高コスパのカーテンで揃える、という最も満足度の高い構成が実現できます。


◆全体最適のカーテン選びなら、メリハリ設計がいちばん賢い

・リビング(最重要) → シームレスなど上位モデル
・寝室 → 遮光性重視のフルオーダー
・子ども部屋 → 軽めで扱いやすい生地
廊下や客間 → シンプル

このように、部屋ごとに優先順位をつけるだけで、予算も仕上がりも最適化できます。

 

カーテンの価格相場に影響する4つの要素

カーテンの価格相場に影響する4つの要素

一口にカーテンといっても、ものによって価格はピンキリで、さまざまな要素よって変動します。
一般的に、カーテン価格に影響を与えるとされる4つの要素を見ていきましょう。

【1】サイズ

サイズ

カーテンの幅や丈によって価格が変動します。大きな窓や特注サイズの場合は、通常よりも高価になる傾向があります。

【2】素材

素材

カーテンの素材も価格に大きな影響を与えます。高品質な自然繊維や特殊な加工が施された素材は、一般的な合成繊維よりも高価です。

【3】デザイン

デザイン

カーテンのデザインやパターンによっても価格が変わります。より洗練されたデザインや特別な柄がある場合は、一般的なデザインよりも高価になることがあります。

【4】ブランド

ブランド

ブランドによっても価格に差があります。一般的に有名なブランドや高級ブランドのカーテンは、他のブランドよりも高価な場合があります。

オーダーカーテンと既成カーテンの違いは?

それでは、既成カーテンとオーダーカーテンのどちらを選べばよいのか、見ていきましょう。 それぞれのメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット デメリット
既成カーテン ・比較的低価格

・完成品なので納期が速い

・サイズが限定される

・好みのデザインやカラーが見つからない場合がある

オーダーカーテン ・窓のサイズや形状に合わせてカスタマイズ可能

・素材やデザイン、カラーなどの選択肢が豊富

・既製品よりも高価

・納品に時間がかかる場合がある

デザインにこだわりがなく、サイズが合うものがある場合は既成カーテンを選ぶのが良いです。
また、複数窓あって予算を抑えたいときに、サイズの合う窓があれば既成カーテンを利用するのも手です。

既成カーテンで合うサイズが見つからない!
完成品だと欲しいデザインがない!

という方は、次項でオーダーカーテンの相場について詳しく見ていきましょう。

安く購入したい場合は買う場所にこだわる

もし少しでも安く買いたいのであれば、買う場所にこだわるのも大事です。
ホームセンターやネット通販など、今は様々な購入手段が存在しています。

買う場所で大幅に値段が変わることもあり、同じ性能のカーテンでも倍近く値段が開くケースもあります。
詳しくは以下の記事で紹介しておりますので、安い場所で買いたい場合は参照ください。

カーテンはどこで買うと安い?新築や一人暮らしを始める方必見ガイド

少しでも安く購入したい場合はプロに相談

いかがでしたか? 今回はカーテンの相場についてご紹介しました。

機能やデザインによって大きく価格が変動するので迷ってしまうかと思いますが、 自分の欲しいカーテンの条件に優先順位をつけて、予算の範囲で気に入るカーテンを見つけてください。

優先順位を付けるのが難しいという場合は、一度プロに電話して相談・見積もりをするのがベスト。オーダーカーテン専門店のプロが、あなたが優先するポイントを抑えつつ、安いカーテンをご提案します↓

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