遮光カーテンの遮光性は色で変わる?色ごとに実際に検証してみた

2023/10/30 2023/10/30

目覚め

「朝日や西日が入ってまぶしい」
「お部屋を真っ暗にして好きな映画を楽しみたいのに外灯の光が気になる」

そんなお悩みを解決してくれる遮光カーテン
その名前の通り「光を遮断してくれる」カーテンのことです。

当店のカーテン商品のなかでも、遮光機能付きカーテンはよくお問い合わせをいただく商品のひとつ。
遮光カーテンは一般的に1~3級の等級で遮光度合いが分かれていて、「どのくらいお部屋を暗くしたいのか」という用途や目的に合わせて選びます。

暗い部屋

できるだけ真っ暗にしたい人は1級、ほんのり光を感じたい方は2~3級がおすすめです。
さらに、遮光等級以外にもカーテンの生地の色によって遮光度合いに違いがあるってご存じでしたか?

そこで、今回はカーテン生地の色によって遮光度合いがどのくらいかわるのかを実際に検証してみようと思います。
どの遮光カーテンを選べばよいかわからず悩んでいる方、ぜひ遮光カーテン選びの参考にしてくださいね。

色の違いで遮光カーテンの遮光性は変わります

カーテン生地カラー展開

先ほど説明した遮光等級は1級遮光の生地でも99.9%で、100%光を遮断してくれるカーテンというのは実はありません。
さらに同じ1級遮光生地でも、生地色の濃さによって遮光率は変わってくるんです。

これには色が光を吸収・反射する原理が関係していて、白に近い色ほど光を多く反射し、黒に近い色ほど光を吸収しているからです。
そのため、一般的には薄い色の生地よりも暗い色の生地の方が、より光を遮ってくれると言われています。

では、実際に色味による遮光性の違いはどのくらいあるのでしょうか?
ここからは実際に、カーテンの色味ごとに遮光度合いがどのくらい変わってくるのかを検証していきます。

遮光カーテンの色ごとの遮光性の違い

検証の文字が書かれた青いブロック

ここでは実際に色による遮光性の違いを検証していきます。

今回の検証方法

ベランダに置かれた植木鉢

今回の検証は、

・検証の時間帯は晴天日の日中
・どのくらい光を通しているのかを分かりやすくするために、窓の外には植物を置いて影が映るように工夫

このような条件下で検証を行いました。

ちなみに、遮光等級ごとの違いはこちらです。

等級ごとに並べた同系色のカーテン

遮光等級は

・2級で99.8%
・1級で99.9%

と数字だけでみるとわずか0.1%の違いしかありませんが、並べて比較をしてみると違いがはっきりとわかりますね。
遮光等級について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

遮光カーテンのレベル(等級)ごとの違い。それぞれの効果を画像付きで解説

2級遮光生地はどのくらい光を遮ってくれるのか?

まずは2級遮光カーテンです。

カーテン

左から【アイボリー・グレージュ・ピンク・グリーン・ターコイズ・グレー】

グレーやブルーはあまり光を通していないように見えますが、アイボリーやピンクなど明るい色の生地はほんのりと光を通しているのがわかります。

2級遮光での生地色の違いを比較

同じ等級の生地でも色によって差はあるのかを検証するために、今度は一番濃い色のグレーと他の色で比較をしてみました。

茶色のカーテンとの遮光性を比較

こうして見ると、淡い色の生地よりも濃い色の生地の方がしっかりと光を遮ってくれているのがわかります。

まとめると

・真っ暗にはしたくないけど、出来るだけ遮光したい方は2級遮光で濃い色
・ほんのりと陽ざしを取り入れたい方は淡い色を選ぶ

と良いかもしれません。

検証に使用したカーテン
検証に使用した商品はこちら【モンブラン】
検証に使用したカーテン
検証に使用した商品はこちら【ポップスター】

1級遮光生地はどのくらい光を遮ってくれるのか?

次に、1級遮光のカーテンです。

カーテン

左から【スノーグレー・グレージュ・モヒート・ペールイエロー・シー・ナイトブラック】

先ほどの2級遮光カーテンよりも、全色ともしっかりと光を遮ってくれているのがわかります。

検証に使用したカーテン
検証に使用した商品はこちら【ブリリアント】

2級遮光との違いをチェック

黒のカーテンとの遮光性を比較

最後に、一番濃い色のナイトブラックと他の色でも比較をしてみました。

こちらも2級遮光の検証結果と同じく、スノーグレー・グレージュといった淡い色は光が若干入っているのがわかります。

まとめると

お部屋を真っ暗にしたいという方は、1級遮光のなかでも濃い色のカーテンを選ぶのがおすすめ

と言えるでしょう。

遮光性が1番高い色は?

朝日

検証してみた結果、もっとも遮光効果が高いのは黒(濃い色)でした。
このように、同じ等級のカーテンでも生地の色が変わると遮光度合いの結果が違うことがわかりました。

お部屋にほんのり光を取り入れたい場合はホワイトやベージュなど淡い色の生地や2~3級遮光。
できるだけ暗くしたい方はブラックやネイビーなどの濃い色の生地や1級遮光を選んでみてはいかがでしょうか。

また、お気に入りのカーテンも遮光性も諦めたくない場合には、

・「完全遮光カーテン」
・「生地の裏側に遮光機能付きの裏地をつける」

といった方法もおすすめです。

完全遮光カーテンは、カーテン裏面に樹脂加工あるいは間に遮光フィルムを挟み込む加工を施すことで、遮光率をほぼ100%に近づけたカーテンです。

完全遮光カーテン 完全遮光のカーテンを探したいならこちら

裏地機能付きオプションは、ドレープカーテン裏面に裏地用の生地を合わせて縫製するオプションサービスです。

非遮光のカーテン生地にも遮光性をプラスすることができます。
よければ、参考にしてみてくださいね。

おわりに

まとめ

いかがでしたか?
今回はカーテンの生地色によって遮光度合いはかわるのか?ついての検証結果を解説しました。

遮光機能カーテンは目的に合った選び方をすれば、より快適なお部屋時間が叶います。
「ぐっすり眠りたい」
「外灯が入ってくるのを防いでお家時間を楽しみたい」

そんなお悩みをお持ちの方も、ぜひ遮光カーテンで理想のお部屋作りをしてみてくださいね。

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当店では、デザイン・色・遮光レベルなどお悩みに合わせて様々な遮光カーテンをご用意しております。

もし何を選んだら良いかわからない・・・という方は、プロのインテリアコーディネーターがお客様のお悩みやお好みにぴったりのカーテンをご提案いたします。

ぜひ、お気軽にコーディネーターまでお問合せください。

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