幅広窓もあきらめない!4m超えには「ジョイントカーテンレール」で美しくスマートに

2021/12/9 2025/7/14

大きな窓にレースカーテンを設置

皆様こんにちは、商品部のひるかわです。

お店を運営してく中で、お客様からのご相談でとても多いのが「幅が300cmを超える大きな窓に合うカーテンレールが見つからない」というお悩みです。
リビングを広く見せる大開口の窓や、空間を大胆に仕切る間仕切りカーテンなど、住まいの設計がどんどん開放的になってきた今、「既製品では対応できない長さ」のレールを探される方が増えています。

とはいえ、既存のカーテンレールの多くは長くても4m程度まで。
「それ以上の長さってどうすればいいの?」という声にお応えして、今回はそんな幅広窓のお悩みをスマートに解決してくれる
ジョイントできるレールについてご紹介いたします!

 

そもそも、ジョイントレールとは?

「ジョイントレール」とは、複数のカーテンレールを専用のジョイントパーツでつなぎ合わせて、一本の長いレールとして使えるカーテンレールのことです。
通常、既製のカーテンレールは1本あたり200~300cm前後が一般的。
しかし、近年はリビングの開口が大きくなり、300cm、400cm、さらには500cm以上の窓も珍しくなくなってきました。
そんな時に活躍するのが、このジョイントレール。
レールの長さを自在に延長できるため、「市販の長さでは足りない!」という悩みをスマートに解決してくれるアイテムです。

ジョイントタイプはお店に相談!

ジョイントレールといっても、実は「どのレールをつなげるか」「天井付け・正面付けどちらにするか」「設置場所の構造」などによって、必要なパーツや組み合わせが変わってきます。
また、ジョイントの仕方によって見た目やカーテンの動きに影響が出る場合もあるため、自己判断で購入するよりも、事前に専門スタッフへご相談いただくのがおすすめです。

当店では、お部屋のサイズ・設置場所・希望するスタイルをお伺いしたうえで、最適なジョイント方法とレールの種類をご提案いたします。
「こんな場所にも取り付けできる?」「長さはどのくらいまでOK?」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。LINE・お電話・メールでいつでも受け付けております!

■設置は難しい?

納品に関しては、レール・ブラケット・ジョイントピンに分かれてきます。

ブラケット(ホワイトの部品)はシングル/ダブル・天井付け/正面付けによって形状が異なりますのであくまでも一例です!

※お写真のブラケットはシングルの天井付けブラケットです。

※本来は本体(ブラウン)と同じ色のブラケットとなりますが、分かりやすい様にカラー違いとなっています。

 

↓材料はこちら!

※ビスは別途ご用意となります

(レール:ブラウン/ブラケット:ホワイト/ジョイントピン:シルバー)

プ…プラモデルってこんな感じなのかな…。と見慣れない光景に、タジタジです。

タジタジしていたスタッフ、実際に設置・組み立てやってみました!

 

・ジョイント方法

 

①ジョイント箇所のカバーを外す

レールのキャップをプラスドライバーで緩めます。

…簡単に外れました!

 

②レールとジョイントピンの向きを合わせる

レールを上から見下ろすと窪んでいる箇所があるので、この向きで差し込んでいきます。

向きが違うとピンがそもそも入っていかないので、安心してください!

 

③真ん中の点字の所までレールに差し込んでいく

ジョイントピンのちょうど真ん中に点字があり、これ以上進めない様になっています。

この箇所までしっかりと差し込みましょう!

少し力は要りますが、女性一人でも片手で行けました!(実体験)

 

④反対側もレールを差し込んだら完成!

女性スタッフ一人でも、特別な工具無しでジョイント出来ました!

 

設置をお手伝いしてくれる人がいる場合には、ジョイントしてからの設置がベターですが

一人の場合は持てるレールの長さも限りがあると思いますので

ブラケットに本体をつけながらジョイントピンを差していくのがオススメです!

 

・ブラケットへの差し込み

 

①ブラケットの設置

前述の通り、ブラケットの種類によっても壁に付けるのか天井に付けるのかは異なりますが

プラスチック部分の長い方が窓側・短い方が部屋側になる様、設置しましょう。

壁や天井の下地(壁紙に隠れている硬い木の部分)にビスを打ち付ける事により落下を防ぎます。

 

・横から見た画像

・正面から見た画像

 

②ブラケットとレールの接続

プラスチックの短いツメの方(部屋側)に、レールの裏にある窪みを咬ませます。

咬ませたらぐっと押して接続完了です!

 

しっかりと接続されるとパチン!と音が鳴ります!

■注意点

・搬入経路の確認

例えば全長12mのレールを作りたい時、購入サイズと本数は下記の様なイメージになります。

 

①400cm×3本

 

②300cm×4本

 

③200cm×6本

 

このうち、お値段としては本数の少ない①が一番安く収まります。

ただ、1本あたりを長くする場合にはエレベーターや入口など、搬入口が確保されている事を確認しましょう。

入口は大丈夫だったのに、エレベーターや階段でつっかえた!!という事もあるので

いざ納品当日、レールが入らない!というトラブルがない様にご注意を。

 

・耐荷重について

 

レールの種類によって、耐荷重は異なりますが

ジョイントしたから耐荷重が弱くなるという事はありません。

ジョイントで繋げたとしてもレールそのものの耐荷重が適用されます。

 

ジョイントして1本の長さが長くなった分、耐荷重が増えるという事もなく

ブラケットの設置間隔ごとに一点に掛けられる加重が決まる為

レールを物干し竿代わりに使用されるなどすると

一点に加重が集中し、レール自体の歪みや落下の危険性が出てくるので××

 

レールはカーテンを吊るところ!見た目だけではなく安全の為にも

レールに洗濯物を干すのは止めておきましょうね。

洗濯物をハンガーで干すときのやり方とは?~早く乾く・しわになりにくい干し方~ | レスキューラボ

■まとめ

 

今回は幅広窓の方向けに、ジョイントレールをご紹介しました!

ジョイントについては特別な工具も必要なく、こんなに簡単なんだ!と驚きも。

これを利用すればどこまでも長いレールが出来ちゃいます。

 

このロングレールに設置するカーテンや、レースのご相談もお受けしていますので

是非お気軽にご相談ください!それではまた次回♪

カーテン相談のバナー
無料でカーテンのプロに相談できる!カーテンに関するお悩みはこちらへ!

 

この記事をSNSでシェア!
関連記事