もうしわしわにさようなら!カーテンを整えて綺麗なお部屋にしよう!~カーテンのアイロン掛けのコツをご紹介~

2019/10/17 2023/8/8

カーテンにアイロンを掛ける必要はあるの?


皆様こんにちは!
フォトグラファーてしまです。

今回は普段、撮影している中でごく普通に行っている
“カーテンのアイロン掛け”
についてお話しさせて頂きたいと思います。

皆様はカーテンをご購入した際、
届いた新品のカーテンにアイロンを掛けますか?
恐らく「いいえ」と答える方が多いかと思います。
私もパーフェクトスペースカーテン館で働く前は
自宅のカーテンを購入した際にカーテンに
アイロンを掛けるという発想がなかったからです。

「吊るしておけば自然と直るでしょう?」
「面倒でアイロン掛けしたくない」
「どうやったら良いかかわからない」
など様々な理由があるかとは思います。
しかし、少しのコツとポイントを押さえれば
届いたその日から美しく綺麗なカーテンを窓に
掛けられますよ!
また、もう既にお家に吊るしてあるカーテンを
より美しく見せるアイロン術もご紹介いたします!
ぜひお試しください!

また、洗濯時にシワを作らないことも重要。
洗濯方法や、干し方のコツもチェックしましょう。

▶ブログ『カーテンの洗濯は自宅で簡単に!洗い方のポイントや洗う頻度・時期もご紹介』

▶ブログ『カーテンの干し方。ベランダ・室内どっちで干すのが正解?』

 

カーテンにアイロンを掛けるその前に!洗濯表示ラベルを確かめよう!


カーテンにアイロンを掛ける前にまず確認して頂きたいのが
洗濯表示ラベルです。
だいたい裾の裏かヒダの裏、端に付いていることが多いです。
カーテンも洋服と同じで洗濯表示ラベルが付いており、生地の素材によって
表示されてる項目が変わります。

こちらが洗濯表示ラベルに記載されている基本的なマーク
の種類です。このマークに強さや温度上限などを表す
点や線が加わると素材の洗濯詳細がわかります。
今回はアイロン表示に注目して見てみましょう。

①底面温度200℃を上限にアイロン掛け可能
②底面温度150℃を上限にアイロン掛け可能
③底面温度110℃を上限にアイロン掛け可能
④アイロン掛け不可
以上がアイロンの表示です。
しかし、カーテンの洗濯表示ラベルはほとんどの場合が③か④です。
なのでアイロン掛けが可能なカーテンは低温設定で掛けましょう。

届いたその日にやってみよう!カーテンのアイロン掛けのコツ


まず、新品のカーテンを購入した際に是非お試しして頂きたい方法を
カーテンの素材別にご紹介していきます。
新品カーテンのシワの特徴は「畳みジワ」です。
丈が長ければ長いほど折りたたむ回数が増えるので畳みジワも
増えていきます。
しかしカーテンはどうしても畳まないと皆様のお手元にお届けできません…
丁寧な梱包は心がけておりますが、どうしても付いてしまうのが現状なのです…

ドレープカーテン/ポリエステル100%

カジュアル

まずご紹介するのは、ドレープカーテンのポリエステル100%素材です。
こちらはカーテンではもっともポピュラーな素材で非常に多くの種類、デザイン
があるのが特徴です。
パーフェクトスペースカーテン館でもポリエステル素材のカーテンをたくさん取り揃えております。

ポリエステルとは?
ポリエステルは合成繊維の一種で、軽くて強度がありしわになりにくいのが特徴です。
さらさらとした肌触りで吸湿性、吸水性が低く、速乾性が高いことからカビや湿気に強い繊維となります。
カーテンだけでなく洋服の素材としても使われています。

以上の特徴からもポリエステルは軽くて丈夫なのでカーテン素材としてピッタリで
多くのカーテンで使用されているのも納得です!

ではアイロン掛けはと言いますと、まず先述した通り洗濯表示ラベルを確認します。
アイロン掛けが可能であれば恐らく底面温度110℃が上限の表示があると思うので、
アイロンの温度設定は110℃以下、低温に設定します。

購入したカーテンを吊るす前にアイロンを掛けて頂きたいので、
開封してそのまま取り出し、畳まれている状態のまま開きます。
掃き出し窓用のカーテンは丈が長いと思うので、ダイニングテーブルや椅子に
掛けてなるべく伸ばせるようにしましょう。
アイロン台を使うのですが、段差が出てしまって掛けにくい、という方は、
アイロンマットがおすすめです!テーブルや床に直接敷いて使うことが
できるので場所を選ばずにアイロン掛けができます。

畳みジワは主に折りたたまれている箇所に付いてしまいます。
1本につき大体2、3か所横にシワが発生していると思うのでそこにアイロンを
当てます。この時、当て布を使いましょう。
1か所掛けたら少し冷ましてから次の箇所に移りましょう。
全てのシワが取れたら終わりです!

ドレープカーテン、レースカーテン/天然素材100%、天然素材混

イピロス
次は天然素材を使用したカーテンです。
こちらはドレープカーテン、レースカーテン共に同じ工程でご説明したいと思います。
リネンやコットンなどの天然素材を使用したカーテンは熱に強いですがシワになりやすいのも
特徴で、どんなに丁寧に畳んでもどうしてもシワになってしまうことが多いです。
天然素材カーテンもポリエステル同様、洗濯表示ラベルを確認しアイロンを掛けていきます。
取りにくいシワの場合、霧吹き等で適度に湿らせアイロンの熱を加えると効果的に
シワを伸ばすことができます。
ただし、天然素材カーテンは伸びやすく縮みやすいので注意が必要です。
あまり過度に濡らすと伸びてしまったり、逆に縮んでしまって歪みが発生してしまったりします。
せっかくのオーダーカーテンなのに使いたいサイズで使えなくなってしまうのです…
そうならないように霧吹きはピンポイントにシワの部分に使いましょう!
近づけ過ぎないでふわっと掛けてあげると湿り過ぎないで良いですよ^^
(天然素材について)

レースカーテン/ポリエステル100%

マジョレル

レースカーテンもポリエステル100%素材が多いです。
なのでドレープカーテンとほとんど変わりませんが、レースカーテンは
種類によって繊細な刺繍や装飾が施されている場合もあるので
注意して掛けていきましょう。
装飾によっては熱に反応してしまう場合もあり得るので
装飾部分は当て布を増やして少し厚みを持たせると良いでしょう。

ライトウェーブ、形状記憶加工をしていないカーテンへのアイロン掛けポイント!


そもそもカーテンにはアイロン掛けをしなくても整いやすい加工済みのカーテンもございます。
皆様も「形状記憶」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
その他にライトウェーブ加工という物もあり、その特徴や違いはどういった
ものなのかご紹介していきたいと思います。
また、このような加工はオプションであったり少しお高くなったり
するので、購入時には付けなかった、という方もこれからご紹介する
方法でアイロンを掛けるとヒダが落ち着き綺麗な状態にすることが
可能です!

ライトウェーブ加工と形状記憶加工って何?


まずはライトウェーブ加工と形状記憶加工の違いからご説明いたします。
簡単に言うとライトウェーブ加工は期間限定、形状記憶加工は半永久的に持続します。
以下の表で詳しくご説明いたします。

①ライトウェーブ加工
シャビー

ライトウェーブ加工はオプションで付けられるカーテンともともと加工が施されている
カーテンの2種類あります。
ライトウェーブ加工は縫製後のカーテンに加工することができるので
オプションとしてつけられる、というわけです。
短所としまして数回お洗濯すると加工の効果が薄れてしまいます。
ですが、比較的お手軽に付けられるオプションなので個人的には付けられるカーテンを
ご検討中の方にはおすすめです!
(ライトウェーブ加工について)

▼ライトウェーブ加工済みカーテン▼

ルービン~グリーン~
ルービン~グリーン~
繊細なボーダー柄が特徴的なドレープカーテンです。カラーバリエーションも豊富でパステル調の色からシックな色まで幅広いインテリアに対応できます。厚めのしっかりとした生地感なのでライトウェーブ加工をすることで綺麗なドレープ感が楽しめます。
ツミキノオシロ
ツミキノオシロ
沢山の積み木でできたお家が並ぶドレープカーテンです。お子様のお部屋にピッタリな可愛らしい柄で、夜になると蓄光効果で窓の部分が光ります!昼も夜も楽しめてるカーテンはなかなかないですよね!ライトウェーブ加工すればお子様がカーテンの開け閉めをしても綺麗なヒダが保てます。
マーブル
マーブル
ヴィヴィッドなカラーバリエーションが特徴的なドレープカーテンです。他にはなかなか無いヴィヴィッドな発色のカラーバリエーションは、よく見ると濃い色と薄い色が混ざり合って出来ています。お部屋が明るくなるのでリビングなどの広くて大きい窓があるお宅でも遮光性もあるけれど暗くなりすぎなくておすすめです!
マジョレル
マジョレル
エキゾチックでオリエンタルな雰囲気たっぷりのレースカーテンです。刺繍レースで1つ1つもモチーフが細かく手の込んだデザインですが、エコリエ®を使用することで機能面もバッチリ◎ 大きな窓にはもちろん、小窓などで使用しても素敵ですよ♪
クローゼット
クローゼット
シンプルだけれど生地に存在感のあるドレープカーテンです。一見通常の無地カーテンに見えますが、よく見ると織り感がしっかりと見えて生地自体の存在感が大きいカーテンとなっています。ポイントとなる色とお部屋に馴染む色と揃えてあるのでお部屋の雰囲気に合った物をお選びください^^

②形状記憶加工
デニムスター~ライトブルー~
続いて形状記憶加工です。
こちらは既に加工済みのカーテンを販売しております。
形状記憶加工は縫製前に加工するので後から付けることができません。
ですが、その効果は半永久的に続きます。1度加工したらお洗濯しても
落ちないのです!
ですがやはり加工済みのカーテンしかないならデザインや種類が少ないのでは?
とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
ご安心ください!確かにライトウェーブ加工商品と比べると数は少ないですが、
ご検討して頂くには十分な種類がございます。
▼形状記憶加工済みカーテン▼

 

クラウド
クラウド
沢山の雲が青空に広がる爽やかなドレープカーテンです。お子様のお部屋にピッタリなデザインで男の子でも女の子でも使って頂ける雰囲気となっております。蓄光効果で暗くなるとお星さまが現れます!1日を通して楽しめて、お部屋が変身するカーテンはなかなか見ないのでおすすめです★
デニムスター~ライトブルー~
デニムスター~ライトブルー~
デニムスターという名前の通りデニム風生地に星がプリントされているドレープカーテンです。かすれ具合が良い雰囲気でヴィンテージ感漂っているのでアメリカンなインテリアがお好きな方にもおしゃれキッズのお部屋にもおすすめです!
マニッシュ
マニッシュ
ざっくりとした生地感が素朴な雰囲気漂う、完全遮光カーテン。優れた遮光性もさることながら、遮熱・保温、防音効果も期待されるハイスペックなオーダーカーテンです。
ケイランサス~ピンク~
ケイランサス~ピンク~
大きなケイランサスのお花が特徴的なドレープカーテンです。可愛らしいピンク色のケイランサスのお花は大きくて華やか!北欧感溢れるデザインとカラーリングはお部屋の主役になること間違いなしです!
セーラ
セーラ
使いやすいオーソドックスな無地カーテンです。カラーバリエーションも豊富で、どの色も優しくてナチュラルな色合いなのでシンプルなインテリアにもカジュアルなインテリアにも合わせられますよ^^ 「アレルブロック加工」付きなので機能面も◎

 

何も加工していないカーテンを使っている、ライトウェーブ加工のヒダが緩くなってきてしまった方必見!こうすればカーテンはもっと綺麗に整います!

では、使ってるカーテンに加工していない、ライトウェーブ加工をしたがヒダが緩くなってきてしまった
という方!撮影で様々なカーテンに直に触れて整えてきた中で行ってきた
カーテンを綺麗に整えるコツとポイントをお教えしたいと思います。

①もともとライトウェーブ加工がしてあるカーテンの場合
まず緩くなってしまったカーテンのヒダを整える場合、ヒダ山からまっすぐ
線を引くように山を作ります。ヒダ山1つに対して山折り1つというイメージで
整えていきましょう。

1つ1つ折っていき全て整えたら洗濯ばさみで留めます。
跡が残るのが気になる方はタオルなどの布を1枚噛ませると
跡が気にならなくなりますよ。

上部、中部、下部に分けて全体で2~3か所程度留めるとより効果的です。
例えば朝カーテンを開けてお仕事やお出かけを
している間数時間放置しておくだけで大分改善されると思います。
もしシャッター等があり1晩カーテンを閉めなくても大丈夫、という方は
1晩そのまま置いておくとより効果があります!
また、カーテンの幅が広くて洗濯ばさみ1個じゃ留められない大きさのカーテンは
何か所かに分けて留めていきましょう。
またアイロンが掛けられるカーテンの場合はスチームアイロンで
スチームを掛けてしまう、という裏技があります!
あまり近くでスチームを掛けると生地がダメージを受けてしまう可能性があるので、
10㎝程度離してゆっくりスチームを当てていきましょう。

②既製カーテンなどの何も加工がされていないカーテン、ライトウェーブ加工が完全に取れてしまったカーテンの場合
何も加工がされていないカーテンあるいは加工が取れてしまったカーテンは、
難易度が少し上がります。
まずカーテンを上記の工程でヒダを整えます。
洗濯ばさみなどで整えたヒダを留めたら一旦レールから外しましょう。
外したら3-1でご説明したようなアイロンの掛け方を行います。
ただし今回は1ヒダづつ丁寧にアイロンを掛けます。

アイロンを掛けたらもう一度洗濯ばさみで留めます。
可能であればそのまま1晩吊るして置いておくのがベストですが、
出来なければ半日程度置いておきましょう。

カーテンを整えるとお部屋もすっきり!


いかがでしたか?
カーテンにアイロンを掛けるのは一手間掛かるのですが、
そうすることでお部屋の印象も全く違う物になります!
すっきり整えることでインテリアも映えますし、何より
気持ちよく過ごせますよ。
カーテンにアイロン掛け?と思っていた皆様も
この機会にぜひお試しください!

ではまた次回!

▼フォトグラファーてしまがセレクト!シワになりにくいカーテン▼
※あくまでも個人的な意見なのでご参考までに…

メッタロ
メッタロ
メタリックな雰囲気のカラーバリエーションが魅力のドレープカーテンです。一見無地のシンプルなカーテンに見えますが、その色合いはどこかメタリックな雰囲気でお部屋がクールで知的な印象になります。柔らかいけれどしっかりした生地感なのでシワになりにくいと感じました。
ブリリアント
ブリリアント
パーフェクトスペースカーテン館の看板商品、ブリリアント!カラーバリエーションも42色と豊富で機能面もバッチリです。定番の無地カーテンなのでどんなインテリアにも合わせやすく老若男女問わず使いやすいカーテンです。ブリリアントはシワになったとしてもアイロンで伸ばしやすいと感じました。
オデッセイ
オデッセイ
完全遮光の無地ドレープカーテンです。タフタコーティングという新技術が施されており、完全遮光=とにかく重い生地、という今までの常識を覆されて驚きました!感動的な軽さで、これで本当に完全遮光なの?と疑いたくなるくらいですが、そこは全く問題ありません!普通の完全遮光のカーテンと何一つ変わりない遮光性で遮熱・遮音機能もバッチリです。表面の生地感はシワになりにくい生地感でアイロンが掛けやすかったです。
シャビー
シャビー
絶妙な色合いが特徴的なドレープカーテンです。ホワイトを基調としたカラーバリエーションはどの色も少しづつ違いがあってお部屋の雰囲気を柔らかくしてくれます。名前の通りシャビーシックなインテリアにもモノトーン調おインテリアにも合わせやすいカーテンです。生地感は柔らかく程よい厚みでシワになりにくいと感じました。
コモン
コモン
ベーシックでシンプルなボイルレースです。使いやすい生地感と裾の巻きロック仕様はどのカーテンにも合わせやすく、どんなテイストのお部屋にも馴染みます。透け感もあるのでお部屋も明るくなり、防炎機能も付いているので機能面も◎。薄い生地ですがしっかりとしているのでアイロンで伸ばしやすいですし、シワも付きにくいと感じました。

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