NYデザイナーが解説!ブルックリンスタイルのリビングを叶える「5つの秘訣」

2025/5/14 2025/5/27

無骨さとぬくもりを両立した、憧れの「ブルックリンスタイル」。

でも、「何から手を付けていいかわからない」「生活感をなくしたいけれど、現実的な暮らしやすさも大切にしたい」そんなふうに迷う方も、きっと少なくないはず。今回は、そんなブルックリンスタイルを取り入れて、長く愛せるリビングをつくるための「5つの秘訣」を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

私自身もニューヨークに暮らしていたのですが、ブルックリンの街角で見た、ラフだけど居心地のいいインテリアに心を奪われたひとりです。以下の画像は私がブルックリンで撮影取材受けている様子です!↓

ブルックリンリビングを構成する「5つの基本要素」

レンガやコンクリート、黒のアイアンに、ヴィンテージ感のある木材。「古きものを活かして再構築する」この独特の世界観は、90年代にマンハッタンを離れたアーティストたちが、ブルックリンの倉庫を再生させたことから生まれました。

そんなブルックリンスタイルの魅力をリビングに取り入れるには、まず空間のベースとなる色を決めることがポイント。色合いやスタイルを統一することで、空間に調和とバランスをもたらし、洗練された雰囲気を作り出せます。そので、選んだテーマに合わせた家具や、装飾品を選ぶことで、計画的におしゃれなリビングを完成させられます。

①ベースはダークカラー × マット質感で無機質さを演出

セピアウォール サンドブラック
これぞNEWブルックリンスタイル 縦グラデーションがお洒落な遮光カーテン <セピアウォール サンドブラック>

まず原則として、統一感のあるベースのカラーパレットを選ぶことが大切。ブルックリンスタイルのリビングでは、グレー、ブラック、ダークブラウンといった落ち着いた色味が良く合い、空間の基盤となります。

さらに光沢を抑えたマットな質感を選ぶことで、空間に締まりと重厚感が生まれます。テクスチャにもこだわると、より洗練された印象になるので、アイテム選びの際には意識してみてください。

また、ビビッドカラーやパステルカラーはなるべく使わないか、アクセントとしてピンポイントで取り入れるのがおすすめ。そうすることで、リビングにブルックリンスタイルらしい大人の余裕と深みが生まれます。

②壁はレンガ・コンクリートの質感で“深み”を出す

古い倉庫を再利用した空間をルーツに持つブルックリンスタイルでは、素材の“味わい”がポイント。特に、アンティーク調のレンガコンクリート風の壁は、ブルックリンの世界観を一気に形作ってくれる最強のアイテムです。

実際、私もブルックリンに住んでた時、アパートやカフェでよく見た素材ですし、日本でも見かけるとノスタルジックな気持ちになります。でも、実際のレンガやコンクリートを使うのも、特に賃貸の場合、ハードルが高いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、壁紙を使うこと。部屋の壁全面に施工しなくても、テレビボードの背面やダイニング側の1面にレンガ調壁紙を取り入れるだけで、ブルックリンらしさが生まれます。

さらに、視線が集まりやすい部分に施工するとアクセント効果が高まり、空間にリズムが生まれます。このとき、できるだけ本物に近いテクスチャや色のものを選ぶと、さらにクオリティの高い出来栄えになるでしょう。

③家具はヴィンテージウッド×マットアイアンで魅せる

家具は、統一感を出すためにベースに合わせるのが基本。ブルックリンスタイルには、ダークトーンに合わせやすいマットアイアンヴィンテージウッドの組み合わせがダントツでおすすめです。

たとえば、黒のスチール脚に古材風の天板を合わせたローテーブルや、アイアンフレームのシェルフなどは、このスタイルの代名詞ともいえる存在。ウッドの経年変化を思わせる風合いは、どこか温かみを添えてくれ、逆にマットな質感のアイアンは、空間に引き締まった印象を与えてくれます。

ポイントは、清潔感を保ちつつ「ラフさ」「重厚感」を程よく演出すること。新品でもヴィンテージ加工が施された家具や、あえて塗装ムラを活かしたアイテムなどを選ぶと、空間に味わいが加わります。

④カーテンやラグでアクセントカラーを取り入れて、個性を表現する

アーティストたちが築いてきたブルックリンには、やはり遊び心が欠かせません。そこで、独自のクリエイティビティを発揮できるのがアクセントカラー。

ベースとなる空間は、レンガやアイアン、ヴィンテージウッドなど落ち着いたトーンで構成されることが多いため、アクセントには少し強さや個性を持たせるのがポイントになりあます。

たとえば、クラシカルな印象を与えるネイビーや、ヴィンテージ感のある木材と好相性なマスタードイエローは、ブルックリンスタイルによく映える色味なのでおすすめ。

■おすすめの取り入れ方:カーテンやポスター■
個人的におすすめなのが、壁に“面”で見せるアイテムを使うこと。カーテン、アートポスターなどの視認性の高いアイテムに取り入れることで、空間にメリハリが生まれます。

たとえば、リネン調のカーテンで抜け感を出したり、深みのある色味を選んでインダストリアルな雰囲気を引き立てたり。素材や色にこだわれば、壁や床を変えられない空間でも、ぐっとブルックリンらしい表情に仕上がります。

そんな“ブルックリンスタイル”をより魅力的に引き立てる、おすすめのカーテンをご紹介します。

おすすめカーテン❶:馴染みやすいアースカラーで、ファッションのように部屋のスタイリングを楽しむカーテン<クローゼット2>

クローゼット2
ファッションのように部屋のスタイリングを楽しむカーテン<クローゼット2>
機能 UVカット率99.4%
素材 完全遮光・ライトウェーブ・遮熱57.2%・保温35.2%・遮音・洗濯可(手洗い)
出荷日 9営業日出荷

【おすすめポイント】

ブルックリンスタイルの部屋にほどよい“抜け”を与えてくれるネイビーカーテン。黒ほど強すぎず、空間を程よく引き締めながら、木やアイアン素材ともよくなじみます。

なかでも「クローゼット2」は完全遮光ながら軽やかな素材感で、無骨になりすぎない抜け感が魅力。ハリのある粗めの織りが生む陰影も、空間にラフで立体的な表情を添えます。

おすすめカーテン❷:ダスティーカラーで彩る、インダストリアルモダンな空間 <カジュアル>

カジュアル
ダスティーカラーで彩る、インダストリアルモダンな空間 <カジュアル>
機能 2級遮光・防炎・洗濯可
素材 ポリエステル100%
出荷日 最短・翌日出荷

【おすすめポイント】

インダストリアルとモダンの要素を上手く調和させる絶妙なカラートーンのカーテン。ラフでありながらも上質な大人の空間を演出し、単におしゃれなだけでなく、「2級遮光」「防炎」「ウォッシャブル」の機能を兼ね備えた、使い心地の良いカーテンです。

インダストリアルインテリアに似合う8色のうち、こなれた感のあるスモーキーオレンジはイチオシカラー。無骨な素材に、ぬくもりと遊び心を与えてくれます♪アーティスティックな色彩が、おしゃれな窓辺を演出しましょう。

おすすめカーテン❸:グランジテイストのマルチストライプで魅せる、こなれたブルックリンスタイル <マディー>

マディ
グランジテイストのマルチストライプで魅せる、こなれたブルックリンスタイル <マディー>
機能 2級遮光・形状記憶・遮熱58.5%・洗濯可
素材 ポリエステル100%
出荷日 5営業日出荷

【おすすめポイント】

ラフで色褪せた雰囲気がかっこいいマルチストライプパターンのカーテン、「マディー」。色彩豊かなストライプの組み合わせが、グランジ感のあるブルックリンスタイルをゆったりと表現し、落ち着いたトーンでありながらも、遊び心のあるマルチストライプがセンスの良いアクセントに。

あえて色落ちしたようなフェード調にプリント加工することで、インテリアに馴染むスタイリッシュなカラーリングに仕上げています。

▼ブルックリンスタイルの他のカーテンはこちらをご覧ください。

ブルックリンスタイルのバナー

■おすすめの取り入れ方:ラグ■
もうひとつ、空間にアクセントを添えるアイテムとしておすすめなのが、ラグ。ラグは“床のアート”とも言われるように、広い面積を占めるぶん、お部屋の印象を大きく左右します。

たとえば、無骨なコンクリート調の床にヴィンテージ感のあるラグを合わせると、自然とやわらかさと温もりが加わり、ほどよい生活感がにじむ心地よい空間に。“かっこいいのに、ちゃんと暮らしに寄り添ってくれる”—そんな居心地の良さが、ブルックリンスタイルの魅力をさらに引き立ててくれます。

さらに、ラグは“ゾーニング”にもひと役。リビングの中でくつろぎのスペースをゆるやかに区切ってくれるので、空間に自然なメリハリが生まれます。

色や柄、素材感にこだわれば、足元からブルックリンスタイルらしさを演出できるので、暮らしの中に気負わず取り入れられる、おすすめのアイテムです。

おすすめラグ❶:滑らかな質感と繊細に表現された模様が美しいウィルトン織りラグ<プレミオ>

http://perfect-space.jp/c/rug_mat/rgu/mor_pmo
グランジテイストのマルチストライプで魅せる、こなれたブルックリンスタイル <マディー>

【おすすめポイント】

無骨な素材感に、上質な存在感をプラスしてくれる高級ウィルトン織りのラグ。100万ノットという最高級クラスの密度で描かれた緻密なデザインが、空間に豊かな表情を添えてくれます。

中央に大胆にあしらわれたメダリオン模様は、ブルックリンスタイルの無骨な空間に、洗練されたアクセントをもたらしてくれる一枚です。

おすすめラグ❷:高密度で織られたクラシック柄が麗しいウィルトンラグ <アルスラーン>

アルスラーン
高密度で織られたクラシック柄が麗しいウィルトンラグ <アルスラーン>

【おすすめポイント】

まるでアンティークのような、深みのあるクラシックデザインが魅力のラグ。高密度のウィルトン織で繊細に表現されたペルシャ調の柄は、空間に静かな存在感をもたらします。

レンガやアイアンなど、ラフで無骨な素材が多いブルックリンスタイルに、このラグを合わせれば、ぐっとあたたかみが増し、こなれたヴィンテージ感のある空間に。落ち着いたネイビーと、渋みのあるワインの2色展開です。

⑤照明は“奥行き”と“温かみ”を出すための重要アイテム

最後に欠かせないのが、照明。ブルックリンスタイルは、照明をただの明かりとしてではなく、空間に陰影を生む演出ツールとしての役目を果たすので、欠かせません。

おすすめはダクトレールにエジソン球を吊るすタイプのペンダントライト。天井のスポットライトや壁に当てる間接照明を組み合わせることで、奥行きが生まれ、空間に「表情」が加わります。

さらに、天井照明だけに頼らず、フロアランプやウォールランプなど複数の灯りを使い分けることで、立体感のある陰影が生まれ、リビング全体がより洗練された雰囲気に仕上がります。

まとめ:“無機質”だけじゃない。長く愛せるリビングづくりのために

ブルックリンスタイルのリビングは、流行を追うだけのものでなく、自分らしい空間をつくりたいと願う人にとって、長く心地よく過ごせる暮らしのベースになります。

だからこそ、デザイン性と実用性、そして飽きのこない工夫を重ねれば、家族とともに時を重ねられる場所になっていきます。

大切なのは、誰かに褒められる見た目だけでなく、自分や家族が「やっぱりこの家が好き」と感じられること。

あなたらしさをブルックリンスタイルに重ねて、心から愛せるリビングを、少しずつ育ててみませんか。

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談いただけます↓

問い合わせ窓口へのバナーリンク
カーテンのことなら何でもお問い合わせください

・窓装飾プランナー
・インテリアコーディネーター
・リビングスタイリスト
・ライフスタイルプランナー

などの資格を持った経験豊富なプロが、商品の機能性から購入・採寸・取り付け、さらにはコーディネートなど何でも親切にお答えいたします! ぜひお気軽にご相談ください。

トップページへのバナー
品揃え5000種類以上!日本唯一のテイスト別カーテンショップで期待以上の素敵なお部屋が実現!

この記事をSNSでシェア!
関連記事