カーテンのカビを防止!対策とおすすめ防カビカーテンをプロが徹底解説

2020/6/9 2025/6/10

カーテンのカビ対策
夏は梅雨や台風、冷房効率のために閉め切りになりがちになる窓。たまに換気のために窓を開けようとしてカーテンに手をかけたとき!

カーテンがなんとなく黒い…
え!?カビてる!!

といった経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、まだ経験したことはないけれど、カーテンが湿っていて不安になったという方もいるはず。

そこで今回は、カビが発生する原因と対策&カビ取りについて、カーテン専門店が解説。さらにカビを防ぐためのおすすめカーテン&アイテムも店長が厳選してお伝えします!

梅雨や結露の季節も「カーテンにカビができてないか…」とビクビクする日々とはおさらば!
もうカーテンを外してカビ取りに時間をかける必要はありません。カビの発生自体を回避して、心地よい風を感じていただければうれしいです。

カーテンにカビが生えてしまう原因&条件

レースカーテンと景色

カーテンにカビが生える原因は主に3つあります。

❶湿度と温度の高さ
特に湿度が65%以上、気温が20〜30℃程度になると、カビは非常に繁殖しやすくなります。これは梅雨時や結露が発生しやすい冬場に多く見られる条件です。

❷汚れの蓄積
カーテンにはホコリや皮脂、キッチンからの油汚れなどが付着しやすく、これらはカビの栄養源となります。見た目には分かりにくくても、時間が経つほどにカビが繁殖しやすい環境が整ってしまいます。

❸換気不足
部屋の空気の流れが悪いと湿気がこもりやすくなり、窓まわりやカーテンにカビが生えやすくなってしまいます。

カーテンにカビを生やさないための対策

ぴかぴかの窓辺

次に、日頃からカーテンのカビ防止としてできる対策を見ていきましょう!

✔ カーテンのカビ防止3大対策
  • ・定期的な換気
  • ・定期的な洗濯
  • ・結露対策
次章で、対処別に詳しく見ていきましょう。

定期的に換気をする

UVカットカーテンは紫外線対策に効果あり!寿命や選ぶポイントも解説

カーテンにカビが生える主な原因のひとつが、部屋の湿気です。特に梅雨時や冬場の結露が多い時期は、窓周辺の湿度が高くなり、カーテンがカビやすい環境になります。

これを防ぐためには、部屋の空気をこまめに入れ替えることがとても重要です。

朝晩の1日2回、10〜15分程度窓を開けて空気を入れ替えるだけでも、室内の湿度は大きく変わります。特にキッチンや浴室の近くにある窓のカーテンは湿気がたまりやすいため、意識的に換気を心がけましょう。

定期的に洗濯をする

カーテン洗濯

一見きれいに見えるカーテンでも、空気中のホコリや花粉、キッチンからの油分、手で触れた際の皮脂などが日々蓄積していきます。これらはカビの栄養源になるため、定期的な洗濯が欠かせません。

洗濯表示に従って家庭で洗えるカーテンであれば、季節の変わり目に一度を目安に洗濯を行うのがおすすめです。

結露対策をする

結露

冬場に多く見られる結露も、カーテンにカビを発生させる大きな原因です。カーテンの下部が結露した窓に触れていると、常に湿った状態になり、カビにとっては絶好の繁殖環境となってしまいます。

これを防ぐには、断熱シートや結露防止フィルムを窓に貼ったり、除湿器やサーキュレーターを活用したりするのが効果的です。

また、結露した水滴は朝のうちにこまめに拭き取ることで、カーテンに湿気が移るのを防ぐことができます。

カーテンのカビ落としの方法と注意点

もしカーテンにカビが生えてしまった場合でも、正しい方法で対処すれば自宅でカビを落とすことができます。ここでは洗濯機で洗える場合と、洗えない場合に分けて見ていきましょう。

洗濯機で洗える場合

洗濯機

洗濯機で洗えるカーテンであれば、洗剤と一緒に酸素系漂白剤を使用して洗うのがおすすめです。

特に黒カビが気になる場合は、事前に漂白剤を薄めた液に部分的に浸け置きしてから洗濯すると効果的です。ただし、漂白剤の種類や素材との相性によっては生地を傷める可能性もあるため、必ず目立たない部分でテストしてから使用しましょう。

洗濯ができないカーテンの場合

布用のカビ取りスプレーや、乾いた布にアルコールを含ませて優しく拭き取る方法がおすすめです。

掃除後はカーテンをしっかり乾かし、湿気がこもらないよう風通しの良い場所で干すようにしましょう。乾燥が不十分だと、かえってカビが再発する原因になってしまいます。

お手入れだけでは対応できない場合

また、洗濯だけでは完全にカビの根を除去できないこともあります。そのような場合は無理に落とそうとせず、買い替えを検討するのも衛生的な選択です。

繰り返しカビに悩まされる…という方は、最初から防カビ対策されたカーテンを選ぶのがおすすめです。防カビレースカーテンの効果について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

防カビレースカーテンでカビ取り不要に!効果解説&おすすめ8選も

おすすめの抗菌・防カビカーテン

カビを落とすことはもちろん大切ですが、そもそもカビが発生しにくい環境をつくることがもっとも効果的な対策です。そのためには、カビや菌の繁殖を抑える機能が備わったカーテンを取り入れるのがおすすめです。

ここからは、カーテン専門店店長の私が厳選したおすすめ抗菌・防カビカーテンをご紹介します。カビに悩まされにくい暮らしを実現しましょう!

おすすめの抗カビ加工カーテン<セル アイボリー>

遮像レースカーテンここでしか買えない「抗かび加工」×「UVカット」レースカーテン <セル アイボリー>
遮像レースカーテンここでしか買えない「抗かび加工」×「UVカット」レースカーテン <セル アイボリー>

抗かび機能に加えて、UVカット効果も備えているレースカーテンです。紫外線カット率は77.7%と高く、肌を紫外線から守りながら、床や家具の日焼けを防ぎます。

家庭で洗濯できるうえ、5回洗っても効果が持続することが実証されており、定期的に洗うことで清潔な状態を保てます。また、安全性試験にも合格しているため、お子様が万が一口に含んだ場合でも安心です。

おすすめの抗菌加工カーテン<エルモ>

抗菌・はっ水機能付きで暮らしに安心を。ペットのいる家庭にもおすすめの多機能カーテン <エルモ>
抗菌・はっ水機能付きで暮らしに安心を。ペットのいる家庭にもおすすめの多機能カーテン <エルモ>

エルモはお部屋の悩みをズバッと解決してくれる多機能カーテンです。

撥水加工されているので天敵の結露をカーテン自身がブロックしてくれます。水だけではなく、カビの餌にもなってしまう汚れもはじいてくれるので、まさにカビ知らずのカーテンです。

さらにペットとの暮らしにうれしい防臭効果も付いています。

結露対策グッズ<窓に貼る美濃和紙レース>

窓ガラスフィルム~窓に貼る美濃和紙レース~
窓ガラスフィルム~窓に貼る美濃和紙レース~

世界文化遺産である、美濃和紙を編み込んだレースシートです。

和紙の特性を活かした窓シートはその吸水性から結露を防ぎ、防カビ効果も高く室内外の光を柔らかく拡散する特性があります。

フィルムと違い、レース状になっているので貼りやすいのも嬉しいポイントです。

まとめ

真っ白なレースカーテン

いかがでしたか?

日頃から換気や洗濯、防カビ対策を意識するだけで、カビの発生を大きく防ぐことができます。また、防カビ機能付きのカーテンを選ぶことも有効な手段のひとつです。

清潔で快適な窓辺を保つために、ぜひ今日から実践してみてくださいね。

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談いただけます↓

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