カーテンとブラインドとロールスクリーンどれが最適?失敗しない選び方を販売店のプロが解説

2024/1/24 2024/4/22

窓周りのアイテムの主役と言えばカーテン
ただ近年やブラインドロールスクリーンなど、「メカもの」と呼ばれるアイテムもどんどん注目されてきています。

そんな中、「カーテン以外のアイテムも気になるけど、カーテンとどう違うの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今回はカーテンやブラインド、ロールスクリーンなどを扱う専門店のプロが、それぞれの機能について解説いたします。

これを読んで頂くことで、自分にどのアイテムが向いているのか分かり、最適の窓アイテムを選ぶことが出来ます。

是非最後までお読みくださいね。

それぞれのアイテムを3つの視点から比較

1,2,3の文字が書かれたウッドブロック

早速、カーテンとブラインド、ロールスクリーンのそれぞれの特徴を

①機能性
②値段
③デザイン

の3つの観点から解説します。
更に機能性に関しては最も主要な機能である調光と保温について詳しく掘り下げていきます。

①【機能性】カーテン>ロールスクリーン>ブラインド

表彰台のイメージ

機能性に関してはカーテンが圧倒的です。
それぞれのアイテムでカバーできる機能は以下のようになっています。

【カーテン】
遮光(完全、1~3級)、UVカット、非遮光、防音・遮音、防炎、保温・遮熱、ウォッシャブル、防臭、抗菌、はっ水、対花粉、ミラー、遮像、アレルバスター、抗カビ ※レースカーテンのみ

【ブラインド】
遮光、防炎、耐水、遮熱、抗菌、防カビ、UVカット、ウォッシャブル ※バーチカルブラインドのみ

【ロールスクリーン】
遮光(完全、1~3級)、UVカット、遮像、ミラーレース、遮熱、防炎、調光、ウォッシャブル、消臭、抗菌、抗カビ

 

見て頂けると分かる通り、生地自体に様々な機能を盛り込めるため、機能性の豊富さに関してはカーテンが断トツ。
次いで幕に様々な機能を盛り込めるロールスクリーンが多い結果となっています。

ブラインドは機能性ではやや劣るものの、アルミ製のものは耐水性に優れお風呂などの水場でも使用することが可能です。

調光はブラインドが優れている

光が差しこむブラインド
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ブラインドは機能性の数では劣るものの、窓周りのアイテムの主要機能である調光の面で優れています。
ブラインドは羽の向きを細かく動かすことで、室内に入る光量を細かく調整することが可能であるからです。

一方で、カーテンに関しては「開ける」「閉める」の2択しかなく、光量を細かく調整できません。

ロールスクリーンも「開ける」「閉める」の2択しかありません。
しかし近年では、「光を透過する生地」「光を遮る生地」の2種類の重なり具合で光の量をコントロールする調光ロールスクリーンと呼ばれるアイテムも登場しています。

木目調の調光ロールスクリーン
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調光ロールスクリーンを使用すればブラインドのように細かく調光を行えますが、商品数が多くなく、選択肢が限られるなどのデメリットもあります。

今注目の調光ロールスクリーンのメリット&デメリットは?外から見える?選び方もご紹介!

調光ロールスクリーンはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、ご覧ください。

保温・断熱性はカーテンが優れている

遮熱率ナンバーワンのカーテン
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保温・断熱性に関しては、カーテンが最も優れています。
レースカーテンとドレープカーテン両方を窓にかければ、窓との間に2つの空気の層が出来、熱の出入りを遮断してくれるためです。

ロールスクリーンとブラインドは保温・遮熱性ではやや劣っています。
特にブラインドは、遮熱機能があるものもありますが、羽の間の隙間によって熱を逃しやすい構造のため、保温・遮熱性にはあまり期待が出来ません。

②【値段】どれも大きくは変わらない

プライスのタグと電卓

最も一般的な家庭用の窓の大きさの200×200㎝の場合、それぞれのアイテムの平均的な価格帯は以下のようになっています。

・ドレープカーテン 13,000~80,000円
・レースカーテン 9,000~38,000円
・ブラインド 20,000~100,000円
・ロールスクリーン 20,000~80,000円

 

既製品を想定し、あくまでも一般的な機能のもので割り出した価格帯です。

一見カーテンが最も安いように思えますが一般的にカーテンはドレープとレースを併わせて使用します。
両方を揃えるとなると値段がかさみ、あまりブラインドとロールスクリーンと違いはありません。

ただカーテンに関しては、近年100円均一でも取り扱いがある場合もあります。
機能性や耐久性などは捨てることになっても良いという方は、値段を大幅に抑えることが可能です。

③【デザイン面】ブラインド一択。

おしゃれなウッドブラインド
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デザイン面を重視したいのであれば、ブラインドを選びましょう。
ブラインドには他のアイテムにはないスタイリッシュさがあり、ブラインドが窓についているだけで、その部屋全体が大幅に洗練された雰囲気になります。

またブラインドは北欧スタイルやヴィンテージスタイルなど、センスが求められるテイストにマッチしやすい特徴もあります。
テイストを意識して部屋作りをしたい場合などで、デザイン性の高さでお部屋におしゃれさをプラスしてくれます。

また近年はバーチカルブラインドと言う、縦型のブラインドも注目を集めています。

柄の付いたバーチカルブラインド
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個性的なデザインで、インスタグラムなどのSNSではバーチカルブラインドを付けた部屋が紹介されるなど、インテリアに拘りたい人にマストのアイテムになりつつあります。

カーテンがおすすめの人

バリエーション豊富なカーテン
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カーテンが向いている人のポイントをいくつか厳選しましたので、ご紹介します。

①機能性を重視したい

機能性はカーテンが抜群に優れています。
特に近年高騰している光熱費対策のために、保温性・遮熱性を重視したい人はカーテン一択となります。

また夜間に完全に室内のシルエットや光を遮断したい場合、ブラインドやロールスクリーンでは限界があるため、カーテンを選択するのが良いでしょう。

②沢山のデザインや色の中から選びたい

カラーバリエーションや柄の豊富さは、カーテンが圧倒的です。
お部屋全体のアイテムを一つのテイストや色で統一したい場合などは、カーテンを選択するのがベストです。

③購入後、簡単に取り付けたい

ブラインドやロールスクリーンなどのメカものは、取り付けの工程が複雑で、力や人数も必要になります。

一方カーテンは脚立さえあれば一人で取り付けることが出来、工程も簡単。
取り付けの簡単さを重視する人にもカーテンはおすすめです。

④衛生面を重視し、こまめに洗濯したい

ブラインドは掃除する場合一つ一つの羽の間を掃除するので時間がかかるうえ、水洗いが基本的に出来ません。
ロールスクリーンは水洗いが出来るものもありますが、数が限られています。

一方カーテンは気軽に外して選択することが出来ます。
またカーペットクリーナー(コロコロ)などで簡単にホコリなどを払うことが出来るため、普段のお手入れも楽に行えるので衛生的です。

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ブラインドがおすすめの人

ウッドブラインドを使った窓
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ブラインドは以下のような人におすすめです。

①デザイン性を重視したい

ブラインドには他の窓周りアイテムでは出せない洗練された雰囲気があります。
多少機能性や操作性を捨てても、お洒落さを優先させたい人にはおすすめです。

②機能面で調光と風通しを重視している

ブラインドは「少しだけ光を入れる」「8割ほど光を入れる」のような細かい調光も可能です。
また羽の間に隙間があり風通しが良いため、通気性も抜群。

「明るくて、風通しの良い部屋にしたい」といった明るい環境を重視する人にはおすすめです。

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ロールスクリーンがおすすめの人

緑のロールスクリーン
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①ある程度機能性を重視つつも、カーテン以外のアイテムを使用したい

カーテンにはやや劣りますが、ロールスクリーンの機能性は豊富です。
機能性を重視しつつも、カーテン以外のアイテムにチャレンジしたい!という人にはおすすめです。

②とにかく窓周りをすっきり見せたい

ロールスクリーンの最大の魅力は窓周りがすっきりとすることです。

カーテンは使用していない時、両脇に寄せてまとめておき、これをたたみ代と呼びます。
このたたみ代が存在感を放ち、少々窓周りの窮屈感に繋がります。

しかしロールスクリーンはこのたたみ代が大きくならず、上に巻き上げるため目立ちません。
そのため窓周りをスタイリッシュに見せたいという場合には最善のアイテムとなります。

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さいごに

カーテンと女性

いかがでしたか?
それぞれのアイテムに特徴があることがお分かり頂けたかと思います。

窓周りのアイテムをいつもと違うものに変えてみるだけでお部屋の印象はガラッと変わります。
また窓周りのアイテムを変えただけでお部屋で過ごす時間が快適になった…ということもあります。

この記事を参考に、是非自分に合ったアイテムを選んで頂ければ幸いです。

この記事を読んでも中々決めきれない…というのであれば、こちらから無料で窓周りのプロにご相談頂けます↓

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