カーテンに継ぎ目があると不良品?対処法や回避法を販売店がご紹介

2023/12/1 2023/12/1

カーテンを見る女性

オーダーカーテンには、継ぎ目ができることがあります。

「オーダーしたのになぜ継ぎ目ができるのは不良品?」
「継ぎ目のために柄が合わなくなるわけではないけども。。」
と心配する方もいらっしゃるかと思います。

なぜオーダーカーテンに継ぎ目ができるのか、
もし高級なカーテンに変えた場合は継ぎ目がなくなるのでしょうか?

今回は、この疑問に答えるべく、オーダーカーテンに継ぎ目ができる原因と、
目立たせない方法についてご紹介いたします。

カーテンの継ぎ目があるのは不良品ではない

カラフルな柄のカーテン
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

まずカーテンの継ぎ目は決して不良品ではありません!
製造上出来てしまう自然なものです。

カーテンを制作する際には、まず生地を複数枚縫い合わせ、
大きな1枚の布を作り、その後裁縫を施して
カーテンを仕上げます。

オーダーカーテンにある継ぎ目って何?

小さな窓の場合、生地を縫い合わせないため、
継ぎ目が発生しづらいです。
大きな窓の場合は生地をたっぷり使用する必要があるため、
継ぎ目が避けられません。

つまり、カーテンに継ぎ目があることは、
不良品ではなく一般的な制作過程となります。

もともとは大きなロールになっている

もともとは大きなロールになっている

カーテンを注文し、サイズに合わせて新たに作る場合、
生地をサイズに合わせて裁断して縫い、
ヒダをつけて加工をおこなう事を「縫製(ほうせい)」すると言います。

その際の「カーテンになる生地」は大きなロール状になっており
これを「原反(げんたん)」といいます。

この「原反(げんたん)」の幅により、
継ぎ目が入る場合がございます。

通常のカーテン生地は、100~150cm程度の
幅の原反から縦方向にカットされるので、
サイズによって継ぎ目が生じます。

一方で、継ぎ目がないように仕上げる場合、
原反を横方向にカットしてカーテンを縫製する事で、
サイズが大きくても継ぎ目のないカーテンを製作することが可能です。
ただ横の生地は足りても、高さ方向に生地が足りなくなってしまうことが
あります。
高さが足りず追加することもできますが、
横に縫い目が入るのでかっこ悪くなってしまいます。

そのため、カーテンを作る際には、
一般的に原反を縦向きにカットして、必要に合わせて柄合わせをし、
継ぎ目をカバーして仕上げることが多いです。

カーテンの継ぎ目がある場合の対処法

カーテンの継ぎ目がある場合の対処法
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

オーダーカーテンを作る為に、大きな布が必要な場合、
避けて通れないのが継ぎ目の問題です。

しかし、できるだけ継ぎ目のないカーテンが欲しい!
とお考えの方は多いのではないのでしょうか。
そこで、継ぎ目を最小限に抑えるオーダーカーテン方法について
ご紹介いたします。

ヒダを少なくしよう

ヒダを少なくしよう
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

オーダーカーテンの製作において、
ヒダ(波打つような生地の形)をたっぷり取ることで
生地の横幅を多く使用するので、必然的に継ぎ目ができます。

しかし、ヒダを少なくすることで、サイズによっては
完全に継ぎ目のない仕上がりにすることが可能です。

通常、オーダーカーテンではヒダを2倍に取るのが標準的ですが、
これを1.5倍程度に減らしたり、ヒダの少ないフラットカーテンに仕上げることで、
使用する生地の量を削減できます。

多くのフラットカーテンは、ヒダが1.1倍か1.3倍程度となっており、
ヒダが2倍のカーテンと比較すると生地の使用量が
半分程度になります。
窓のサイズによっては、こうした工夫によって継ぎ目のない
美しいカーテンに仕上がる可能性もございます。

ただ、ヒダの少ないカーテンは、やや寂しい印象を与えることがあります。

カジュアルな雰囲気や、大柄の生地はフラットがお勧めなものもございますが、
ラグジュアリーな高級感のあるカーテンを希望する場合は、ヒダをたっぷり使う必要があり、完全に継ぎ目のない仕上がりを求めることは難しいかもしれません。

片開きではなく両開きでオーダーする

片開きではなく両開きでオーダーする
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

カーテンの開け方には、主に2つのタイプがあります。

まず、1つの窓に対して2枚の布で中央から両側に開く
「両開き」ののタイプです。

次に、1つの窓に対して1枚の布で片側からだけ開く
「片開き」のタイプの2つです。
窓の大きさによって異なりますが、両開きタイプが一般的とされています。

継ぎ目のないカーテンにしたい場合、
片開きのカーテンにすると大きな布が必要となり、
それによって継ぎ目が発生する可能性があります。

対照的に、両開きのカーテンを選択すれば、
同じ窓の幅でも布が2枚に分かれるため、
横幅が短くなり、継ぎ目のないカーテンを縫製する事が可能
です。
サイズによって異なりますので、ご不安の場合は相談してみましょう。

幅が広い生地を探そう

幅が広い生地を探そう
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

窓が広い場合でも、大きなサイズの生地を選ぶことで
継ぎ目のない美しいカーテンを縫製する事は可能です。

通常、カーテンの生地の幅は100cmから150cmまでが
一般的ですが、中には300cmの幅の生地も存在します。
これを使用すれば、大きな窓にも十分対応し、
継ぎ目なしでカーテンを仕立てることができます。
ただ、300cmの生地は柄や色の選択肢が
限られることがあります。
通常のオーダーカーテンに比べて、
柄や色の自由度が制限される可能性があることを考慮しましよう。

カーテンの継ぎ目がない商品が欲しい場合

カーテンの継ぎ目がない商品が欲しい場合
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

「どうしても継ぎ目がないカーテンが欲しい!」
「幅の広い大きな窓で片開き1枚で作りたい!!」
「せっかくのオーダーカーテンだからたっぷりとヒダが欲しい!!!」
という方も多くいらっしゃるかと思います。

「シームレスカーテン」なら生地を横方向に使うので、
どんなに広い幅でも継ぎ目の無いお仕立てが可能です。

シームレスカーテンとは

 シームレスカーテンとは

「シームレスカーテン」とは幅を継ぐことなく
仕上げられたカーテンです。

どんな幅でも生地を継ぐことが無いので、
気になる継ぎ目が無くきれいに仕上がります。

巾の広い生地を横方向に使用することで、
巾継ぎをせずとも幅の広いカーテン
を縫製することが可能です。

巾継ぎをしてカーテンをお仕立てする場合、
巾継ぎ部分にもミシンをかけるため
ピンホール(針穴)が発生します。

このピンホールが、特に遮光生地の場合には
光漏れに繋がってしまう場合があります。
巾継ぎ無しのシームレスであれば、
そもそも継ぎ目がないので
カーテンの途中でピンホールが発生してしまうことなく、
より遮光カーテンの特性を活かすことが可能です。

シームレスカーテンのおすすめ商品をご紹介

シームレスカーテンのおすすめ商品をご紹介
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

当店お勧めのシームレスタイプのドレープカーテンと
レースカーテンを6つご紹介いたします。
是非参考にしてみてください!

<シームレス パズル>

シームレス パズル
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

ジオメトリック柄のジャカード織が
マニッシュでお洒落な窓辺を演出します。
そして遮光2級+遮熱効果と機能性もばっちり!

お洒落なヴィンテージテイストのカラー10色展開となり、
ベーシックカラーから、お洒落なニュアンスカラーまで、
インテリアに合わせて選べる豊富なカラーバリエーションです。
中でもデニムとイエローはバイヤーいちおしカラー。
カラー×カラーで織り上げた、
深みのあるニュアンスカラーが魅力です。

<アドリアーニ>

アドリアーニ
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

優雅な雰囲気を醸し出す、
ベルベット調の遮光カーテン「アドリア―二」。
起毛感のあるモール糸で織り上げた贅沢なテキスタイルは、
深みと潤いのある美しい光沢を放ちます。
さらに、ヨーロッパ向けの高級な幅広生地を使用することで、
継ぎ目のないシームレスを叶えた特別なオーダーカーテン。
長年愛され続ける、魅力溢れる一枚です。

<カルム>

カルム
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

限りなく100%に近い遮光性に加え、
遮熱・保温、遮音の機能面でも
優秀な完全遮光カーテンです。

完全遮光カーテンは、
色の濃淡によって遮光率が変わらないことが、
人気の理由のひとつです。

だからこそ、親しみやすいベージュやグレーなど、
淡めのナチュラルカラーを豊富に揃えました。

自然の景色に溶け込むブルーやグリーンは、
安らぎの空間を届けてくれます。

落ち着きの雰囲気をもたらす深い色は、
寝室や書斎にも人気が高く、
大人な印象のインテリアに最適です。

<コモン>

コモン
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

シンプルな無地のボイルレース「コモン」。

細い糸を丁寧に丁寧に織り上げてつくられる
繊細なボイルレースは、
繊細な手触りと軽やかな透け感が魅力な、
当店でも永く愛され続けているレースカーテンです。

風に揺れる姿はふわりと美しく、
思わず見とれてしまうほど…。
優美な時間を届けてくれるボイルレースは、
まさに別格のレースカーテンです。

<シュフレ>

シュフレ
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

日常を「ちょっと特別」に変えてくれる、
レースカーテン<シュフレ>。

「プレーンボイル生地」とは異なり、
うっすらと地模様が入っているスパンボイル生地になります。

ボイルレースカーテン自体、とっても開放感のあるレースですが、
この模様があるだけで透け感がぐんと優しい印象に。
風合い豊かな生地が、温かみのあるお部屋に仕上げてくれます。

<風の音 グレージュ>

風の音 グレージュ
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

不揃いな糸の節と、シャリっとした手触りが特徴的な
まるで本物のリネンの様なレースカーテンです。

ふわりと風をはらみ、風に揺れて美しいドレープを描きます。
光に透けた様子も美しく、
グレージュな雰囲気はとても絵になるお勧めのカラーです。

ふわふわと風にゆれるレースカーテンで、
四季の風の音を楽しみ、暮らしにリラックを与えてくれる、
そんなレースカーテンです。

カーテン継ぎ目まとめ

カーテン継ぎ目まとめ
【おしゃれなカーテンが5000点】パーフェクトスペースカーテン館 – 本店

今回は継ぎ目ができる理由について、お話しいたしました。

オーダーカーテンに継ぎ目が出来ることは良くあることです。
これは、カーテンを製作するための生地幅が
100~150cmの原反から裁断され、
その後縦方向に裁断された部分を縫い合わせ、
一つの大きな布としてお仕立てするからです。

この生地同士の縫い合わせによって、
継ぎ目が発生してしまうのです。

特に大きな窓や特殊な窓に適したオーダーカーテンでは、
必然的にこの継ぎ目が発生しやすくなりますが、
不良品ではない点にご安心いただければ幸いです。

この記事を読んで他にも疑問がある場合は、こちらから無料で窓周りのプロにご相談頂けます↓

問い合わせ窓口へのバナーリンク
カーテンの事なら何でもお問い合わせください

・窓装飾プランナー
・インテリアコーディネーター
・リビングスタイリスト
・ライフスタイルプランナー

などの資格を持った経験豊富なプロが、商品の機能性から購入・採寸・取り付け、更にはコーディネートなど何でも親切にお答えいたします! 是非お気軽にご相談ください。

トップページへのバナー
品揃え5000種類以上!日本唯一のテイスト別カーテンショップで期待以上の素敵なお部屋が実現!
関連記事