アメリカンカントリー は広大な自然に囲まれた
田舎町のようなインテリアスタイルです。

カントリースタイルはいくつか種類があるので、
名前は聞いたことがあっても具体的にどんなアイテムで
構成していけばいいか分からない方も多いのではないでしょうか。

今回はカントリースタイルの中でも
アメリカンカントリーについて詳しく解説していきます。
自宅のインテリアの参考にしてみてください。

1 アメリカンカントリーってどんなインテリア？

インテリアのコーディネートのポイントを見ていく前に
まずはカントリースタイルの概要を頭に入れておきましょう。

1-1 カントリースタイルの種類

カントリースタイルには主に3つのタイプがあります。
貴族のために造られたカントリーハウスを
模倣したイングリッシュカントリー、
プロヴァンス地方のフレンチカントリー、
サンタフェ地方のアメリカンカントリーです。

イングリッシュカントリーは格式が高く上品な印象、
フレンチカントリーはフェミニンな印象を与えます。

アメリカンカントリーはアメリカの開拓時代を
感じさせる雰囲気がありますよ。

どのカントリースタイルも自然要素を取り入れ、
爽やかな空間をテーマとしているのが特徴です。

1-2 ホッと落ち着くが特徴のアメリカンカントリー

アメリカンカントリーの起源であるサンタカフェは
スペインの植民地であったことから
ヨーロッパの文化がしっかりと根付いています。

そのため、建築やインテリアの多くに
ヨーロッパを思わせるデザインが取り入れられています。

テラコッタタイルや瓦張り屋根、
厚いパイン材でつくられた家具や建具がその一例です。

2 アメリカンカントリーに相応しいインテリアの特徴

アメリカンカントリーを自宅のインテリアでも
取り入れてみたいと思ったら、
以下のアイテムを活用してみましょう。

家具や小物に気を配るだけでも印象が大きく変わります。

2-1 ナチュラルな素材

アメリカンカントリーなインテリアには
無垢材のアイテムが欠かせません。

パインやオークなどを使用した
高級感溢れるテーブルや棚を置いてみましょう。

動物モチーフなど自然界の生き物も
装飾として取り入れるとより雰囲気が出ますよ。
DIY好きの方も楽しめるインテリアスタイルなのではないでしょうか。
彫刻やパッチワークなどの装飾品とも相性がいいですよ。

2-2 アースカラー

アメリカンヴィンテージなカントリースタイルをつくりたい場合は
ブラウンやブラックなど自然を感じられる色を取り入れてみましょう。

ライトな明るい配色ならカジュアルな雰囲気に
ダークトーンなら重厚感溢れる空間がつくれますよ。

植物やグリーンをさりげなく取り入れるのも素敵です。
スタイルに合わせて選んでいきましょう。

2-3 ポップな配色

アメリカンカントリーの配色は意外にもポップです。
ビビットカラーでまとめるとレトロな印象になります。

あまりごちゃごちゃした空間にはしたくないという方は
イスのカラーを全て変えるだけでもアメリカンな雰囲気に。

上記でご紹介した木製のテーブルと合わせて
清々しさを感じられる空間をつくりましょう。

金銭的にイスの色まで変えるのは難しいという場合は
クッションや座布団を買い替えることをおすすめします。

多色づかいをする際はトーンを
揃えることでまとまりのある空間が演出できます。
実際に家具や雑貨を選ぶ時は注意してみてみましょう。

3 アメリカンカントリーにおすすめなカーテンは？

アメリカンカントリーに取り入れたいインテリアの特徴が
分かったところで、今度はカーテンに焦点を当てて解説していきます。

インテリアの中でもカーテンは空間づくりの重要なアイテムです。
スタイルに合わないカーテンを選んでしまうと、
ちぐはぐな印象を与えかねません。

カーテン選びで後悔しないためにも
アメリカンカントリーと相性のいいカーテンを知っておきましょう。

3-1 自然な色合いのカーテン

アメリカンカントリーは地球上に
もともとある天然のカラーを好みます。

ブラウンやグレー、ブラック、ホワイトなど
あまり色味のないカーテンがよいでしょう。

デザインもシンプルな無地がおすすめです。
柄があっても、素朴なものを選びましょう。

3-2 アメリカンな柄のカーテン

アメリカンな柄といえば、ブロックチェックが挙げられます。
カラーはお部屋の雰囲気に合わせてもらえばよいですが、
モノトーンであれば大人っぽい印象に、
オレンジやレッドなどであればポップで可愛らしい印象になります。

格子状のチェックが特徴のウィンドーペン柄とも相性がよく、
レトロでフェミニンな印象を与えてくれますよ。
天然素材のカーテンを取り入れると、開放感が増します。

3-3 デニムカーテンもおすすめ

アメリカンな雰囲気はデニムカーテンでもつくれます。
一見、合わせるのが難しそうなデニムカーテンですが、
さまざまなテイストと相性がよくカントリースタイルにも合いますよ。

存在感のある風合いでお部屋の主役ともなり得ます。
レザーソファやウォールナットなど
ヴィンテージな家具雑貨と合わせて空間を引き立ててください。

デニムカーテン1枚でさらりとこなれ感も演出できます。

4 おすすめのアメリカンカントリーなカーテンはこれ！

ここからはアメリカンカントリーのインテリアに
おすすめのカーテンをご紹介していきます。

それぞれの特徴をよく理解して、
自分がコーディネートする際の参考にしてみましょう。
コーディネートする時は全体像をイメージしてから
アイテムを購入することをおすすめします。

4-1 シュシュ

アメリカンカントリーの雰囲気に
ぴったりのギンガムチェック柄のカーテン。

モノトーンでまとめられているため、家具の邪魔をしません。
植物と合わせて使うことでより自然な印象を演出できるでしょう。

素材はコットン100%の天然由来です。
自然な日差しが楽しめるのも魅力の一つですよ。

リバーシブルタッセルなので、両面で違うデザインが楽しめます。
雰囲気に合わせて使い分けてみましょう。
お部屋の模様替えも容易にできますね。

ベージュのカーテンもあるので、
サンプルでチェックしてみることをおすすめします。

4-2 ラナイ

クラシカルな雰囲気が
アメリカンヴィンテージをつくるのにぴったり。
ブラウンとグレーの落ち着いた色合いで
ノスタルジックな印象を与えてくれます。

上質な質感とカラーなので
リビングにも寝室にもマッチするアイテムですよ。

ヘリンボーンの生地にストライプがあしらわれたデザインで
空間にアクセントをつけてくれるのも魅力的です。

お気に入りの雑貨を飾って、
自分らしくいられる時間を楽しんでみてはどうでしょうか。

4-3 デニー

あらゆるアレンジが試せるデニムカーテン。
これ1枚でお部屋の印象をガラリを変えることができます。

素材はポリエステル100%なので洗濯機でも丸洗い可能です。
長く使えるカーテンとして重宝していくことでしょう。

カラーバリエーションは全部で6色。
アメリカンカントリーに合わせるなら、ネイビーやアイスブルー、
アイボリー、グレーなどがおすすめです。

ライトウェーブ加工付きで
カーテンのシルエットも美しく保たれます。

5 さいごに

いかがでしたか？

今回はアメリカンカントリーの特徴や
おすすめのカーテンをご紹介しました。

ここで知ったことを活かして
自身のお部屋づくりに役立てていただけたら嬉しいです。

アメリカンカントリーは
配色や素材などインテリア選びが肝心です。

一つ一つの商品を吟味しながら、
楽しくコーディネートしていきましょう。