とっても簡単!「カーテンレールの取付方」カットレール編

2021/5/7 2021/10/28


「マイホームの新築やお引越しをした時に、窓に自分でカーテンレールを取り付けたい」
「長年使用し古くなって曲がったカーテンレールを新品に交換をしたい」

でもカーテンレールの取り付けは素人には難しいのではないだろうかとお悩みの方へ
カーテンレールの種類をはじめ、取り付け工事をする時に必要な道具、取り付け方を細かく
ご紹介させていただきます。

以前、【伸縮性レールの取り付け方】をご紹介させていただきましたが、
今回はご希望の長さに合わせてカットする【カットレールの取り付け方】を
ご紹介させていただきます。

【伸縮性レールの取り付け方】はコチラ≫

カーテンレールの種類と取り付け方について


カーテンレールの種類や機能については、【伸縮性レールの取り付け方】 でも
ご紹介しておりますが、大きく分けて下記のようになります。

デザインの違い

①機能レール

一般的なレールです。デザインよりも機能性に特化しているため、すっきりとしたシンプルなデザインです。
静音性や遮光性を高めたモデルも多くあり、デザインは正直どれも似ていますが、機能面では
バラエティ豊かなレールです。

②装飾レール

見た目のデザインに特化したレールです。機能レールとの明確な線引きはありませんが、
ランナー(フックをかける部分)がリングタイプのデザインになっていたり、サイドに「ギボシ」と呼ばれる
飾りが選べるものもあります。
これらを総称して「装飾レール」と呼ばれています。
機能レールの前面に装飾が施されたものも「装飾レール」として扱われることがあります。

機能の違い

①伸縮レール

窓枠の幅に合わせて、自由に長さを調整できるレールです。
ホームセンターなどでも販売が多く、DIYなどで工務店さんに頼まずに自分で
取り付ける場合には伸縮レールが多いと思います。
価格も手頃で、必要なパーツが1パッケージにまとまっている扱いも手軽なレールです。

②カットレール・定尺レール

ご注文いただいた長さにカットしてお届けするタイプのレールです。
2mをご注文いただいた場合、2mピッタリのサイズが届きます。

伸縮できないため採寸をしっかりする必要がありますが、構造上レール部分に段差が無いため、
伸縮レールに比べて静音性が高いものが多く、動きもスムーズなカーテンレールです。

※4mを超える長いサイズの場合や、搬入の都合で長いものが扱えないお部屋の場合などに、
2本のレールを専用の接続金具でつなぐ場合もあります。

カーテンレールの取り付け方の違い

①正面付け

基本的にはカーテンで窓全体が覆われるように窓枠より左右プラス10cm程長く、
窓枠上の壁にレールを設置する方法です。

②天井付け

天井付けはお部屋の天井、窓枠内の天井面、カーテンボックスの天板部分などに
レールを取り付ける方法となります。

カーテンレールの取り付けに必要な道具は?


それでは、今回のブログのメインとなるカットレールの取り付け工事に必要な道具については
次をご参考ください。

取り付けに必要な道具は3つです。

①メジャー
②プラスドライバー(電動ドライバーがあれば作業が楽です)
③キリ(壁に下穴をあけるために必要になります)

上記の道具を使って実際にカーテンレールを取り付けていきましょう!

実際にカーテンレールをつけてみよう!


それでは、今回のブログのメインとなるカットレールの取り付け工事に必要な道具については
次をご参考ください。

カーテンレールはブラケットと呼ばれる金具を壁面または天井面にビスで固定し、そのブラケットにレールを
はめ込むことで完成します。

正面付も天井付もレール自体は同じになりますが、レールを取り付ける時にブラケットの形状が異なります。


正面付にはL字型、天井付にはI型のブラケットが多く使用されています。
(メーカーによって正面付と天井付兼用のブラケットや、レール自体にビスの穴があり、直接天板に固定して天井付ができるものもあります。)

今回は使用されている方の多い機能性カットレールの<正面付け><天井付け>
それぞれの取り付け方法を細かくご紹介していきます。

正面付け

①ブラケット(カーテンレール取り付け金具)の取付位置を決めよう!

ブラケットの取付位置は、両サイドがカーテンレールの端から5cm~10cm内側に入ったあたり、
高さは窓枠から5~10cm上のあたりに取り付けるのが一般的です。
ブラケットが3個以上の場合は、等間隔になるようにしましょう。
位置が決まったら鉛筆などで印をつけます。

②キリで穴をあけよう!

ビスを打ち付ける前にキリで下穴をあけます。
(ドリルであける場合はビスよりも小さいものであけましょう。)

③ドライバーでブラケットをビス留めしよう!

ブラケットをビスで固定していきます。レールを付けた際に水平になるように等間隔に
レールの長さに合わせて必要な個数をつけていきます。

④レールをはめ込もう!

ブラケットを取り付けたら、あとはブラケットにレールをはめ込んで完成となるのですが、
ブラケットにはめ込む際は、ブラケットから出ている爪にレールの上部についている溝を
引っかけてカチッと鳴るまですくい上げるように奥に押し込んで完成です。

POINT・ネジが打てる下地があることを必ず確認しましょう。施工業者や、管理会社などで確認することができます。
※下地が窓枠の上5cm付近に無い場合は、下地の位置に合わせてブラケットを取り付けましょう。
 元から付いているカーテンレールを取り外して交換する場合、下地は同じ高さにあるはずなので目安になります。

・ブラケットは必ずまっすぐ水平に!
 斜めになるとレールが歪んで付いたり、カーテンがするする滑ってしまいますよ!

・ブラケットは左右対称で、できるだけ等間隔になるように設置しましょう。
 等間隔でなくても使えますが、見た目がきれいに仕上がります。

天井付け

①ブラケット(カーテンレール取り付け金具)の取付位置を決めよう!

正面付け同様にブラケットの取付位置は、両サイドがカーテンレールの端から
5cm~10cm内側に入ったあたりが一般的です。
ブラケットが3個以上の場合は、等間隔になるようにしましょう。
位置が決まったら鉛筆などで印をつけます。

②キリで穴をあけよう!

印をつけたところにビスを打ち付ける前にキリで下穴をあけます。
(ドリルであける場合はビスよりも小さいものであけましょう。)

③ドライバーでブラケットをビス留めしよう!

キリであけた下穴へブラケットをビスで固定していきます。

④レールをはめ込もう!

ブラケットを取り付けたら、あとはブラケットにレールをはめ込んで完成となるのですが、
ブラケットにはめ込む際は、ブラケットから出ている爪にレールの上部についている溝を
引っかけてカチッと鳴るまで上に押し込んで完成です。
取り付けが完了したら、ぐらぐらしたりレールが落ちてこないか最終確認をしましょう!

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いかがでしたか?
作業は女性1人でも約15分~20分程で取り付けられます!
(200cmを超えるカーテンレールの場合は安全上2人以上でお取り付けください。)

説明を読んでもやっぱり自分で取り付けるのは難しい!なかなかうまくいかない!
という方は、お電話やメール、LINE等でもご案内可能でございますので、
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね♪

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