今すぐ実現！ストリート系女子の部屋の作り方をＮＹデザイナーが解説

ストリートカルチャーやストリートウェアの要素を取り入れた、個性的でクールなスタイルを特徴とするストリート系女子。

「細部までこだわりたいけれど、センスよく仕上げる自信がないし、失敗したらダサくなりそうで不安…」
「ストリート感のある部屋作りの情報が少なくて、どんなアイテムを選べばいいのか分からない」

そんな風にも思うのではないでしょうか。

そんな悩みを抱えるあなたのために、今回はNYブルックリンに住んでいたデザイナーが、現地で見てきたおしゃれな海外ガールズの部屋を参考に、実現できるアイデアを実例と共に紹介します！

■本文でもご紹介する、ストリート部屋づくりに役立つカーテン一覧はこちらからご覧いただけます！

ストリート系女子の部屋の特徴

ストリート系の部屋に共通するのは、自由な表現と個性が光るスタイル。決まりきったルールはなく、ファッションのように自分の「好き」を詰め込んでいいんです。ただ、「自由に楽しめる」と言われると、逆にどんな風にまとめればいいのか迷ってしまうこともありますよね。そこで、今回は実際それがどういうことなのかを紹介します！

「クール×ポップ」バランス感がカギ

一般的にストリート＝「クール」という印象を持つ人が多いですが、特に女子としてはそれだけではちょっと物足りない…と感じる人もいるはず。実は、小物の色や照明の組み合わせをひと工夫するだけでバランスの取れた部屋づくりができるんです♪

例えば、ベースはモノトーンやアースカラーで統一し、差し色に照明などでピンクやパープルなどのネオンカラーを加えると、一気にストリート感が増します。

ファッション感覚で自由に「好き」を表現

「ストリート」と聞くと、ファッションを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実は、素材での表現もファッション感覚で楽しむとワンランク上のストリートに。例えば、コンクリート調の壁紙に、デニムなどを組み合わせることでラフさを演出できたり、ところどころレースやレイヤーなどを取り入れてみたり。ミックス・マッチで、あなただけのオリジナル・ストリートが出来上がります。

次は、実際にどのようにこれを取り入れていくか具体例と共に紹介します！

ストリート部屋実践！クールとポップを兼ね備えた作り方

①壁をキャンバスに！ポスターや小物をディスプレイ

• ポスターでコラージュ：壁＝ストリートアート。好きなストリートブランドやアーティストのポスターをランダムに貼るだけで、一気にストリート風になります。これは買っても良いですが、プリンターで印刷するだけでも◎

• ワイヤーネットを使う：壁に直接貼りたくないときは、百均でもお手頃で買える「ワイヤーネット」がおすすめ。ポスターだけでなく、キャップやサングラスなど、壁へのダメージを考えずディスプレイを楽しめます。

出典：ダイソー｜ワイヤーネット（ホワイト、約６２ｃｍ×４０ｃｍ、Φ３．９ｍｍ）

②カーテンで部屋の印象をガラッとストリートに

意外と見落としがちなのがカーテン。実は、壁と同じくらいの面積を占めるため、部屋の印象を大きく左右する重要なアイテムなんです。また、カーテンを「ファッション」として捉えると無限の可能性が広がってきます。

例えば、デニム素材のカーテンを選べば、よりラフでカジュアルな印象に。無難なものを選びがちですが、ここで個性を出すと一気にストリート感が増すのでぜひ試してみてください。

②大胆なバンダナ柄のカーテン＜フラッグ＞

【おすすめポイント】

90年代HIPHOPカルチャーの象徴「バンダナ柄」をテキスタイルに大胆に落とし込んだ、アイコニックなカーテン！

空間そのものを”ストリート”にアップデートし、インテリアに自然に馴染みながら、あなたらしさをしっかり主張してくれます。部屋に一歩踏み入れた瞬間に感じるエネルギーと、クールな存在感を手に入れてみて。

③“魅せる収納”でこなれ感をプラス

ストリート系の部屋では、「隠す収納」よりも「魅せる収納」がポイント。

オープンラックを活用して、お気に入りのスニーカーやキャップ、ストリートブランドのアイテムをディスプレイすることで、ショップのような雰囲気を演出できます。さらに、SUPREMEやNIKEなどのロゴ入りボックスを組み合わせると、それだけでスタイリッシュな印象に。

こちらのラックは以下から購入できます。

また、服の収納もオープンクローゼット化すると、ストリートファッションとのリンクが強まります。普段よく着るアウターやスニーカーを見せる収納にすることで、ファッションとインテリアの統一感が生まれます。

④床もこだわるとワンランク上のストリート空間に

床は、どうしても見落としがちですが、ラグを敷くだけでも、居心地の良い空間を作れ、部屋全体に統一感を持たせることができるのでおすすめ。ここでヴィンテージ感があるものを入れるとワンポイントになります。

アメリカン・ビンテージのカモフラージュラグ＜メイプ＞

【おすすめポイント】

ストリートスタイルを語る上で欠かせない、カモフラージュ柄。もともとは軍隊の戦闘服にルーツを持つこの柄は、70年代以降、反体制や自己表現の象徴としてストリートカルチャーに取り込まれ、HIPHOPやスケートシーンを通じて独自の進化を遂げてきました。

このラグは、特殊部隊・グリーンベレーを彷彿とさせるリアルなミリタリーカラーをベースに、そんなストリートの精神を落とし込んだ一枚。大胆なカモフラ柄ながら、トーンを抑えた配色で空間に自然と馴染み、一気に部屋をストリート風にしてくれます。

90年代LAを彷彿させるデニム・パッチワークラグ＜アセンブル＞

【おすすめポイント】

ストリートを象徴するデニム。一枚一枚、表情の異なるデニムを組み合わせたかのような個性的なデザインが、空間にラフでエネルギッシュな空気を吹き込んでくれます。しかも、内部にはウレタンフォーム入りで、快適な踏み心地。ストリートのラフなムードをまといながら、しっかりと日常の使いやすさにも寄り添うアイテムです。

まとめ

ストリート系の部屋づくりは、自由な発想と自分らしさを大切にするのが一番。壁をキャンバスのように楽しんだり、カーテンやラグといった大きな面積を占めるアイテムで印象を変えたりで、「好き」を詰め込んだ空間が作れます。

あくまでも大切なのは、ルールに縛られず、好きなテイストを自由にミックスすることなので、少しずつアップデートしながら、あなただけのストリートルームを楽しんでください！

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