カーテンを購入するとき、どんな機能を重視しますか？

「遮光機能は絶対付けたい！」という必須の希望があったり、建物によっては防炎機能が必須の場所もありますよね。

その中でも防音機能って名前は聞いたことがあるけど、どれくらいの効果でどんな構造になっているか知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか？

今回は、防音機能付きカーテンについて販売店のプロがご紹介いたします。

カーテンを買い替える予定がない方や防音機能付きだけどもっと効果を高めたい方には、すぐできる防音対策をご紹介するので参考にしていただけると嬉しいです。

完全遮光カーテンには防音機能がついています！

遮光カーテンの中でも完全遮光、１級遮光、２級・３級遮光と階級があります。
その中で完全遮光カーテンは他の階級よりも外からの日差しを完全に遮光してくれます。

完全遮光は厚手の生地のものや裏地付きのものが多いため、生地の構造上防音機能が付いています。

しかし、完全遮光以外の遮光カーテンは全てが防音機能付きではないため、防音カーテンをお探しの方は完全遮光のものを選ぶか、機能欄に「遮光・防音」と記載があるか確認が必要です。

防音機能付きカーテンの機能性について詳しく解説

完全遮光は裏地付きなど厚手の生地が多いので防音機能もついていますが、厚手のカーテンすべてに防音機能がついているわけではありません。

どのようなカーテンが防音機能付きのカーテンといえるのか解説していきます！

防音カーテンの構造について

防音機能付きと防音機能が付いていない商品の違いは、生地の構造にあります。

裏地付き商品は、表地と裏地の間に空気層ができます。その空気層がポイントで、生地と生地の間で、音が屈曲しながら徐々に吸収されていく構造です。

三層構造の場合は表地と裏地の間にもう一枚生地が入るので、より音を軽減させてくれます。

裏地がついていなくても、ベルベット素材の生地を使用したカーテンなどは起毛している分表面積が大きいので振動を抑えてくれる＝吸音性能が高いと言われています。

防音カーテンは どれくらいの効果があるの？

当店で一番防音効果が高いカーテン「ペッシェ・ドッピオ」を例にご説明します。

一般的なカーテンに比べ、ジェット機の音や赤ちゃんの泣き声、セミの鳴き声、ピアノの音など、周波数の高い大きな音に特に防音効果を発揮します。

「ペッシェ・ドッピオ」は特殊なコーティングを施した三層構造の裏地が特徴で、防音効果を高めてくれています。

より防音に！ 防音カーテンを設置するポイント

防音機能付きカーテンの効果をより発揮したい場合は、気を付けるポイントがあります！
それは「すき間」です。すき間があると、どれだけ防音のカーテンをつけても音が漏れてしまいます。

すき間がなくなるよう防音カーテンの横幅や高さを窓を覆うよう大きめのサイズにすることで、窓を密閉することができます。

またカーテンをリターン縫製にしたり、レールにトップカバーをつけることで窓辺を覆うこともおすすめです。

今のカーテンを防音機能付きに！おすすめ防音ライナー

ここまで防音機能付きカーテンについてご紹介いたしました。

しかし、すぐにカーテンを購入する予定がない方や、今も防音機能付きカーテンを使用しているけどもっと防音効果を高めたいと思っている方におすすめの防音アイテムをご紹介いたします。

防音ライナー

防音ライナーはカーテンの裏地に取り付けるタイプの防音アイテムです。
今のカーテンはそのままで防音機能付きのものに変更できるのおすすめです！

すき間テープ

すき間テープはその名の通り、開いているすき間を埋めてくれるので密閉空間を作ってくれます。

窓付近だけでなくドア付近にすき間テープを取り付けると、ドアを開閉する衝撃を抑えるというメリットもあり、勢いよくドアが閉まったときの音を和らげてくれます。

また、すき間を防いでくれることですき間風なども防げるので、快適なお部屋の温度を保つことができるメリットもあります。

防音シート

最後におすすめするのは、防音シートです。
防音シートは貼り付ける際に気泡やすき間が入らないように窓に貼り付けなければならないため、難易度が高めです。

しかし、しっかりとすき間なく貼り付けられたら車の騒音などに効果があるというデータもでています！

防音シートには遮光機能がついているものもありますが色が黒など暗い色のシートが多いので、外の景色をそのまま楽しみたい方や外からの光を完全に遮ってしまうことに抵抗がある方は、透明の防音シートがおすすめです！

 

気になる機能付きカーテン！遮光 × 防音機能付きのおすすめ商品

おすすめ①防音性当店No.1＜ペッシェ・ドッピオ＞

軽くて柔らかい、特殊なコーティングを施した三層構造の裏地が、音を吸収し防音効果を発揮します。

完全遮光なので昼も夜もソロからの光に邪魔されず、心地よいプライベート空間を守ってくれます。

機能	完全遮光・ライトウェーブ・遮熱・保温・防音・洗濯可
素材	ポリエステル100%
備考	防音効果の高い裏地を使用している為、通常のカーテンより重くなっております。カーテンレールへの負荷が大きいため、カーテンレールのぐらつきがないか、事前にご確認ください。
価格帯	¥14,600～(税込)

②ナチュラルな光沢を愉しむカーテン＜アルタ＞

ジャガード織り機を使用して織り上げた表地は、繊細や艶感と立体感が魅力。

優しい色合いでも裏面に「アクリル樹脂加工」を施しているので、遮光・防音効果も高めてくれます。

機能	完全遮光・遮熱59%・保温35.8%・防音・洗濯可
素材	表：ポリエステル100%　裏：アクリル樹脂加工
価格帯	¥6,900～(税込)

③上品な草木柄が安らぎをあたえてくれる＜ポース＞

優美なリーフデザインが目を惹く、上品な完全遮光カーテン。

落ち着きのあるカラーで、裏地に樹脂コーティングを施すことで遮光も防音も叶えてくれます。

機能	完全遮光・ライトウェーブ・遮熱61.1%・保温32.9%・防音・洗濯可
素材	表裏ポリエステル100％　中間アクリル樹脂
価格帯	¥8,900～(税込)

➃重厚な光沢のニュアンス柄カーテン＜コンプリート＞

「完全遮光」「遮熱」「遮音」「保温」の4機能を兼ね備えたカーテン。

無機質なコンクリートを思わせる、何とも言えないスタイリッシュなデザインがヴィンテージインテリアに高級感を与えてくれます。

機能	完全遮光・遮熱59.2%・保温33.6%・防音・洗濯可(手洗い）
素材	表：ポリエステル100%　裏：アクリル樹脂加工
価格帯	¥7,900～(税込)

まとめ

遮光カーテンは防音機能がついているものが多いが、すべてについているわけではないのでカーテンを購入の際は防音機能がついているか確認が必要です。
防音機能付きカーテンは開いているすき間を埋めたり、防音ライナーなどを付けることでより防音効果を発揮してくれます。

当社の防音レースカーテンで、防音効果を検証した記事もあるのでそちらもご覧にたけたら幸いです。

外からの気になる音をシャットアウトすることで、より生活しやすい環境作りができますように。。

【専門店監修】防音レースカーテン完全ガイド。効果の検証もしてみた！

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