カーテンの種類はどのくらいある? それぞれの特徴と機能、部屋に合うカーテンの選び方を解説!

2023/12/21 2024/1/9

ドレープカーテンとレースカーテンの画像

まず初めに カーテンとは
デザインを含め遮光、遮熱、防音、間仕切り、覗き見防止なども目的として、
窓や部屋の出入り口などに吊り下げて使用する
お住まいに欠かせないインテリアアイテムです。

本日は、カーテンの種類や機能、部屋に合うカーテンの選び方、
カーテンを選ぶ際のコーディネート術について徹底解説致します。

カーテンの種類と特徴
カーテン生地の画像

カーテンといってまず思い浮かぶのが、
「ドレープカーテン」と「レースカーテン」ではないでしょうか。

ですが、具体的にどのようなカーテンのことを指すのかわからない…という人も多いかと思います。

今回は、この二種類のカーテンについてご説明させて頂きます。

ドレープカーテン

ドレープカーテンの画像

ドレープカーテンとは、厚手の生地でつくられたカーテンです。
「drape」にはヒダという意味があることから、厚手でヒダのあるカーテンをドレープカーテンと呼ぶようになりました。
ボリュームのあるひだによって、優美な印象を与えたり、重厚感を演出したりできるのが魅力です。

レースカーテン

レースカーテン画像

レースカーテンとは、薄い生地を使用して作られたカーテンです。
光や風が透ける軽やかな印象が部屋を明るく・広く演出し、オシャレなカーテンとなっています。
レースカーテンというと外からお部屋の中が見えてしまうというイメージがあるかもしれませんが、
レースカーテンには幾つか種類があり、機能性のあるものもございます

カーテン機能の魅力を探る

シンプルなカーテン画像

カーテンはインテリアとして欠かせないだけではなく、実用的な機能を多く備えています。
ドレープカーテン・レースカーテンの代表的な機能について解説します。

【ドレープカーテン】遮光

遮光カーテンの画像

ドレープカーテンが持つ機能性の代表的なものは「遮光」になります。

遮光機能を兼ね備えたドレープカーテンは、昼でも室内を暗くできるため、朝までぐっすり寝たい人や夜勤明けで朝方に寝る人などにおすすめです。
遮光ドレープカーテンを取り付けることで、光を気にせず熟睡できるでしょう。
遮光カーテンには等級があり、数字が小さくなっていくにつれて遮光率が上がります。

【遮光等級 遮光率 明るさのレベル】
完全遮光 100% 隙間部分以外からの光漏れを完全に遮断
1級遮光 99.99%以上 人の顔の表情が認識できないレベル
2級遮光  99.80%以上 人の顔あるいは表情がわからないレベル
3級遮光  99.40%以上 人の表情はわかるが事務作業には暗いレベル

遮光レベルの違いを案内している画像

遮光カーテン一覧ページへのバナー
機能性抜群なのにカラバリ・デザイン豊富!一覧ページはこちら

【レースカーテン】ミラー・遮像

レースカーテンの画像

レースカーテンが持つ機能性の代表的なものは「遮像」です。

外からの視線を遮り、プライバシーをきちんと守りたいなら「ミラー・遮像」のレースカーテンがおすすめ。
太陽の光で部屋が明るくなりながらも室内の様子は見えにくいので、安心して部屋でくつろげます。着替えるときや寝ているとき安心です。

【ミラーレース】
・昼は外から見えにくい
・室内からは外の景色が見える

【遮像レース】
・昼も夜も外から見えにくい
・室内の方が明るくても外から見えにくい

ミラーレースと遮像レースの違いについて案内している画像

ミラーレースは比較的薄手で軽やかな雰囲気ですが、
遮像レースは厚手なだけにやや重たい感じがします。
また、見え方も日中は大差なく目隠しできていますが、外が暗くなるとミラーレースは通常のレースと同じくらい透けて見えてしまいますね。

同じ見えにくい機能を持ったミラーレースと遮像レースですが、見え方や特徴を比較してみると、いろいろな違いがあることが分かります。
特に、
・隣の家が近い
・女性の一人暮らし
・大通りに面している
このような窓に向いています。

なお、小窓のカフェカーテンのようにレース1枚でインテリアを楽しみたいなら、遮像レースがおすすめです。

部屋別カーテンの選び方

考えている女の子の画像

こちらでは「部屋別」の最適なカーテンを選び方として
「リビング」「寝室」「子供部屋」
3部屋それぞれに合ったカーテンの選び方とポイントを解説します。

インテリアと快適な機能性の両面を考慮し、
各部屋の特性に合ったカーテン選びについてぜひ参考になさってください。

「リビング」の魅力を引き立てるカーテン選び

リビングの画像

リビングは、家庭の中心であり くつろぎや家族のコミュニケーションの場です。
家族みんなが楽しく過ごせる空間を演出するために大切なポイントをご紹介します。

【選ぶポイントはこちら!】
鮮やかすぎない落ち着ける色遣い
・広く見せるなら淡い色、スッキリした無地やストライプ・ボーダー柄
・温かみのある暖色系
・冷暖房効率UPを狙うなら遮熱&保温カーテン
・明るい空間づくりには非遮光カーテンや天然素材の生地もおすすめ

インテリアとの統一感や壁紙のお色味に沿って
納得のカーテンを選ばれるとよいでしょう!

穏やかな眠りを演出する「寝室」のカーテンの選び

寝室の画像

寝室は、毎日の疲れを癒やすスペース。
快適な睡眠環境を作るために、機能性が重要です。
一方でプライベートな空間へのこだわりや癒しの空間づくりに焦点を当て
自由にコーディネートが楽しめる場所でもあります。

【選ぶポイントはこちら!】
・昼夜問わず安眠重視なら完全遮光・遮光1級カーテン
・朝日を浴びて起きたいなら2級以下のカーテン
・外の騒音を防ぐ防音カーテン
・色はリラックスできるブラウンやグリーン、鎮静効果のあるブルーがおすすめ

穏やかで快適な眠りを大切に、プライベートな癒しの空間を演出しましょう!

安心を育む「子供部屋」のカーテン選び

子供部屋の画像

子供部屋は、子供たちの安心感や創造力を育む大切なスペースです。
子供の成長と安全性、創造力と遊び心を刺激する
デザインのバランスなどポイントに選ぶことをおすすめします。

【選ぶポイントはこちら!】
・安全性を考慮した防炎カーテン
・プライバシーを守るにはミラーレースや遮光カーテン
・感性を養うためにカラフルでポップな柄を楽しむ
(長く使えることを重視するならシンプルなデザイン)
・色はブルーなら集中力アップ、イエローなど明るい色味

こころを陽気に お子様の成長をサポートしつつ
安心で楽しく過ごせるカーテンを選ぶと良いでしょう!

テイスト別に選ぶ理想のカーテンガイド

さきほどはお部屋の用途に合わせたポイントをご紹介しましたが
お部屋のテイストやインテリアに合わせたい方はこちらから!
テイストごとに、色柄や素材の選び方をご紹介いたします。

ナチュラル

ナチュラルなお部屋の画像

ナチュラルテイストは、自然素材を活かしたデザインです。
柔らかい色でまとめられた明るいお色味のインテリアで 流行に左右されにくく
飽きのこないテイストです。
カーテンは下記ポイントで合わせると統一感があります!

【色味のポイント】
・アースカラー(ベージュ/グリーンなど)
・ブラウン
・淡い色合い

【柄のポイント】
・天然素材
・無地
・ストライプ
・ボーダー
・植物柄

北欧

欧風テイストのお部屋の画像

北欧テイストは、家の中でも自然が感じられるような、温かみのあるデザインのものが多いです。
トレンドであり定番にもなってきた北欧テイストのインテリア。
温かみのある風合いは、お部屋に統一感を持たせやすく、
日本の家庭にもよく合います。

【色味のポイント】
・ホワイト
・アイボリー
・淡いグレー
・イエロー
・ネイビー
・グリーン
・スモーキーカラー

【柄のポイント】
・幾何学柄(ライン調/ヘリンボーン/クロス柄など)
・植物柄

モダン

モダンなお部屋の画像

モダンテイストは、装飾性がないからこそ開放感を演出できることが魅力です。
都会的でスタイリッシュなモダンテイスト。
直線的なデザインが主流で、空間が落ち着いた印象になります。

【色味のポイント】
≪和モダン≫
・ブラウン/ベージュ/ホワイト/グレー/グリーン
≪シンプルモダン≫
・ホワイト/グレー/ブラック
≪クラシックモダン≫
・ダークブラウン/ブラック/グレー

【柄のポイント】
・無地
・幾何学柄
・アートのような個性的なデザイン
・レザー調など光沢のある生地
・素材感の少ないスムースな生地

フェミニン&ガーリー

フェミニンなお部屋の画像

フェミニンテイストは、大人の女性ならではの華やかさが魅力です。
可愛いらしくふんわりした優しい印象になります。

【色味のポイント】
・ホワイト
・ペールトーン
・パステルカラー

【柄のポイント】
・リーフ
・花柄
・ギンガムチェック

クラシック&エレガント

クラシカルなお部屋の画像

エレガントテイストは、高級感と上品さを兼ね備えたインテリアスタイル。
重厚感のある高級ホテルのような優雅な印象になります。

【色味のポイント】
・ブラウン
・ブラック
・ネイビー
・深みのあるダークカラー

【柄のポイント】
・ダマスク柄
・ベルベット調
・ジャカード織
・光沢のある生地

カーテンでお部屋をもっと楽しく快適に過ごそう!

「おわりに」と書かれたウッドブロック

以上、コーディネーターがおすすめする
カーテンを選ぶ際のコーディネート術になります。

カーテンやインテリアを上手に選んで
おしゃれなお部屋のコーディネートをしてください♪
カーテン選びをする際には、色や柄を含めデザインのほか、

皆様のお部屋に合った機能カーテンを選ばれてもいいかもしれません。
是非、この機会にカーテンを変え快適でおしゃれな窓周りで過ごしてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

関連記事