皆さん、「ヒュッゲ」というワードをテレビや雑誌等で耳にしたことはありますか?
馴染みのない言葉だという方も多いかもしれません。
それもそのはず、日本のメディアで頻繁に取り上げられるようになってきたのはここ2、3年のことだからです。
今回は、北欧に暮らす人々のライフスタイルや国民性を体現した「ヒュッゲ」について、
北欧インテリアと併せてご紹介していきます♪
もくじ
そもそも「ヒュッゲ」って?
ヒュッゲって?
「ヒュッゲ(HYGGE)」とは、国民幸福度の高い北欧・デンマークで生まれた、彼らの豊かな文化や心持ちを指す言葉です。
国連が毎年発表している世界幸福度ランキングでは、デンマークをはじめとする北欧の国々が上位を占めています
(ちなみに2020年度ランキングは…1位:フィンランド、2位:デンマーク……62位:日本)。
デンマーク語でヒュッゲは
「居心地の良い快適な空間」「家族や友人との楽しいひととき」「心の充足感」「ゆったりと流れる至福の時間」
といった意味合いや概念を持ちますが、一言で表すことのできる和訳はなく、解釈もさまざまです。
なぜ、いま、日本で?
なぜ、ヒュッゲが日本で注目を集めているのでしょうか。
その大きな要因として、我が国の労働環境の変化と、
昨年から続くコロナウイルス感染症拡大がもたらした社会情勢の変化が挙げられるといえるでしょう。
日本では、長時間労働が当たり前!プライベートより仕事優先!な文化が昔からが根付いていましたが、
2019年より働き方改革法案が施行され、労働環境や人々の意識、価値観も徐々に変化を遂げてきています。
さらにコロナ禍において在宅勤務体制が広まり、
各世帯でおうち時間や、おうち時間を充実させるためのホームインテリアの需要が増えているのです。
バタバタと慌ただしい日常を見直し、家の中の環境を快適に整え、
おうちで仕事も家族団欒もする。そんな動きがここ日本でも広がりを見せています。
「ヒュッゲ」な暮らしを叶える北欧インテリア
ヒュッゲな時間を過ごすには、何が必要!?
では、ヒュッゲな暮らしを実現するには何をすれば良いのでしょう?
実は、ヒュッゲと深く結びついているのが北欧の「日照事情」と「インテリアアイテム」なんです。
北欧の国々は高緯度に位置することから日照時間が短く、特に冬は薄暗く寒さの厳しい期間が続きます。
そうした日々を乗り切るため、北欧の各家庭では家の中で過ごす温もりのある時間を大切にしているそう。
物理的にも心理的にも温かさを感じられるようにと、
先人たちは機能美に優れた数々の照明や家具をこの世に生み出しました。
そう、日本でも大人気の「北欧インテリア」です!早速ご紹介していきます。
照明
◎ルイス・ポールセン 「PH5」
◎アルテック「ビーハイブ」
とてもオシャレで気分の上がるデザインです。
ちなみに北欧では、リラックスできる赤~橙色の「電球色」が基本♪
照明自体つけずにキャンドルを灯すおうちもあるようです。
デザイナーズチェア
◎アルネ・ヤコブセン 「アントチェア」
◎ハンス・J・ウェグナー「ピーコックチェア」
曲木加工によって描かれた美しいカーブが特徴的なチェアに腰掛ければ、読書や映画鑑賞がもっと楽しくなりそうですね。
テキスタイル
◎マリメッコ 「ウニッコ」
◎フィンレイソン 「エレファンティ」
カラフルで食欲がわきそうな可愛いテキスタイル達。
特にマリメッコが有名ですが、他にもほっこり素敵な柄がたくさん。
クッションカバーやアートパネルなど、お部屋にも気軽に取り入れやすいアイテムです。
雑貨
北欧といえば…皆さん思い浮かべるのがスウェーデン発の大人気ブランド・IKEAですよね。
家具は勿論のこと、日用雑貨や食器、文房具、食料品まで何でも揃ってとても便利です。
そして筆者イチオシ!デンマーク発のフライングタイガーコペンハーゲン。
遊びゴコロのあるユニークでキュートな小物や雑貨がリーズナブルな価格で手に入りますよ。
その他オススメアイテム
ヒュッゲなライフスタイルを解説したマイク・ヴァイキング著『ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方』では、
他にも以下のようなアイテムが紹介されています。
是非、ヒュッゲな時間のお供を探してみませんか。
◎良質なチョコレート
◎紙とペン
◎音楽
◎履き心地の良いウールソックス
◎すてきなブランケット
充実のおうち時間!北欧カーテン施工事例紹介
お客様のご自宅拝見!
さて、先日、当店で北欧カーテンをご購入頂いたお客様より、まさに「ヒュッゲ」な施工写真が届きましたので、
ここでご紹介させて頂きます。
東京都にお住まいのインテリア好きなS様。
ご自宅の一角にある二面窓にクォーターリポートのフロート~アイボリーを選ばれ、
観葉植物、バンブーのパーソナルチェア、クッション、暖色のブラケット照明と合わせて
とても素敵にコーディネートして頂きました。
お昼過ぎに窓辺のチェアに座って読書をしながら、ついうとうと……そんな光景が浮かんできますね。
「お部屋がパッと明るくなりました!素敵なカーテンをありがとうございます」との嬉しいお声も頂戴しております。
S様、ありがとうございます♪
北欧カーテンは他にもたくさん♪
他にも、レースとセットが叶うお花柄や、素敵なボイルレースなど、当店では北欧カーテンを豊富に取り揃えております。
ガーリーになりすぎない幾何学模様やグレーの色味は男性のお部屋にも合わせやすくオススメです!是非チェックしてみてくださいね。
「ヒュッゲ」を楽しむコツ
ヒュッゲにはモノが必要なの?
ここまで沢山紹介してきましたが、ヒュッゲな空間づくりをするのには
モノがたくさん必要だ!お金がかかる!と感じた方はいませんか?
いえ、そんな事はありません。
北欧の人々は、「富と幸せは関係ない」とみなが口にします。
ヒュッゲの本来の意味とは、物質で満たされることではなく、
ゆったりと過ごす時間から得られる心の充足感、
ささやかな出来事に幸せを感じる人々の心持ちのことだからです。
しかし、勤勉で忙しい我々日本人が、いきなりゆとりある生活にシフトするのは至難の業。
そこで、一日15分だけでも部屋を暗くしてアロマキャンドルを焚いてみる。
就寝前の5分だけ、温かいハーブティーを飲みながらお気に入りのノートに今日の出来事を記してみる。
頑張ったご褒美にスイーツとコーヒーで一休み。
そんな風に、出来る範囲で少しずつヒュッゲを取り入れていくことを目指してみましょう。
心と身体の調整機能を果たすヒュッゲ
ヒュッゲを楽しむコツは、美味しい食事や素敵な音楽を「味わう」、季節の移り変わりや小さな幸せを「感じる」、モノや暮らしを「整える」、お気に入りを「愛でる」時間を意識的に捻出することです。
そこから得られる幸せは、客観的なものではなく主観的なもの。
また、働くか休むか、アクティブかパッシブかといった生産性・経済性の有無とは関係ありません。
仕事のようにお金を生み出したり、誰かの役に立ったりといった明確な目的を持たずとも、
ヒュッゲな時間は心身をリラックスさせ、整え、明日への活力を取り戻す時間としてプラスに働いてくれるはず。
いわば心と身体の調整機能ともいえるのではないでしょうか。
おわりに
以上、デンマーク発祥の文化「ヒュッゲ」についてご紹介させて頂きました。
これからの寒い季節と未曽有のコロナ禍を乗り切るため、今一度毎日の生活やおうちの中を振り返り、
意識的に取り入れたい自分なりのヒュッゲポイントを探求してみて下さいね。
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