お手入れ方法
カーテンは思っている以上に汚れがついているものです。
汚れの原因は「室内外のホコリ」「開け閉めの際につく手垢」「タバコのヤニ」等…
これらの汚れは時間がたつと落ちにくくなってしまいます。適切なお手入れで綺麗なカーテンを保ちましょう。
普段のお手入れ
カーテンの汚れは、基本的に空気中のホコリです。とくにヒダ山部分やタッセルにホコリが溜まりやすいので、 定期的にハタキや掃除機などで汚れを取ってください。掃除機でホコリを吸い込む場合は、あまり強く吸引をすると生地を傷めてしまいます。 中程度の吸引にし、ヒダに沿って軽くかけましょう。日常のお手入れはこの程度で十分です。
洗濯機でのお手入れ
ドレープは年1回、レースは年2回ほどを目安にお洗濯してください。 生地によってはシワや色落ちするものがありますので洗濯機に入れる前に必ず洗濯ラベルを確認してください。
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➊洗濯ラベルを確認
カーテンには、洗えるもの・洗えないものがあります。カーテンを洗濯する前に洗濯出来るカーテンか、洗濯ラベルを確認しましょう。 カーテンについている洗濯絵表示に「洗濯おけ」「手洗い」マークがついているか確認します。これらのマークがついていれば、自宅の洗濯機で洗うことができます。
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➋フックを全部取り外します
カーテンフックをつけたまま洗濯すると、洗濯中に生地がひっかかり、破れや傷みなどの原因になります。 カーテンにフックが縫い付けてある場合は、フック部分をたたんでタオルでかぶせてヒモで縛り、フックが露出しないようにしましょう。
※フックはなくさないようにまとめて置いておきましょう。 -
➌カーテンを折りたたんで、洗濯ネットに入れます
カーテンの折り目(ドレープ)に沿って丁寧に折りたたみます。
1.丸めるのではなく、丁寧にたたむことで、カーテンがシワになるのを防ぎます。
2.汚れの強い部分が表になるようにします。 -
➍洗濯機でカーテンを洗濯します
洗濯機の設定を「弱水流」にし、水量は「最大」にしてください。(お持ちの洗濯機よって名称は異なります。) 洗濯の目安は5~10分で、脱水は短く(約20~30秒)設定します。布地が縮む可能性があるので乾燥機の使用は"絶対に"避けてください。
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➎カーテンレールにつるして自然乾燥させます
カーテンを洗濯した後は、カーテンレールに戻して吊るし、 自然乾燥をさせます。全体をたたくか引っ張るかして形を整え、シワを伸ばしましょう。
■乾燥させる際の注意点
(1)カーテンレールに汚れが付くのを防ぐため、吊る前にカーテンレールや窓ガラスも掃除をしておきましょう。
(2)洗ったカーテンは水分を多く含み、生地が大変重くなるので、レールがぐらついていないか確認しましょう。
(3)水滴で床が濡れないようにビニールなどを敷きましょう。
(4)屋外で干す場合は必ず陰干しにしてください。洗濯ばさみを使い、ヒダを作るように干すと、仕上がりが綺麗です。
その他のお手入れ方法
アジャスターフックとは…ひっかける位置を最大4cm上下に動かすことができるフックです。カーテンの丈の微調整が可能です。 フラットの場合、フックの長さが短いため調整幅は最大3cmとなります。
■手洗いの場合
30℃以下のぬるま湯で押し洗いをしてください。もみ洗いをするとしわがつきやすくなるのでご注意ください。その他の注意点は、洗濯機洗いと同じです。
■つけ置き洗いの場合
ひどい汚れにおすすめです。洗濯ラベルに書いてある液温にて30分から1時間ぐらいつけたあと、洗濯機または手洗いしてください。
■クリーニングに出す場合
フックは必ず外して出すようにしましょう。カーテンはクリーニングに出すと、多少収縮します。 特に、綿、麻などの天然繊維は収縮率が高くなってしまいますので、ご注意ください。 また、トラブルが起きやすいので、クリーニングに出す場合は必ず寸法と取り扱い絵表示を双方で確認しましょう。
汚れがついた場合
汚れが付いてしまったときは、すぐにふき取るようにしてください。 汚れは時間の経過とともに落ちにくくなります。 落ちにくい汚れは、衣料用中性洗剤を薄めたものを布に含ませ、下にきれいな布を当てた状態で、上からたたくようにします。 または、洗剤をしみこませた布でつまむようにふき取る方法もあります。いずれも汚れを広げてしまわないように気をつけながら行ってください。
■注意点
台所用洗剤や漂白剤、消毒液などは、生地が変色する恐れがありますので使用しないでください。
アイロンをかける場合
必ず取り扱い絵表示を確認し、その指示に従ってください。
正しい収納方法
カビや虫食いなどを防ぐためにも、必ず洗濯をしてから収納します。
次回きれいな状態で吊るすことができるように、下記ポイントをおさえておきましょう。
洗濯し、十分に乾燥したら、カーテンをきれいにたたみましょう。たたむ際にはカーテンのヒダ山にそって折る、プリーツだたみがおすすめです。
たたんだカーテンは、湿気などから守るためビニール袋にいれて保管します。
※生地によっては一度シワがつくと取れにくいものもありますので圧縮袋等を使用する場合はご注意ください。