とことん遮光にこだわった「完全遮光カーテン」その仕組みは?

2023/9/20 2023/9/20
遮光カーテンをかけて薄暗い部屋
▲完全遮光の機能に、デニム×ツイードの生地感で自分らしさも<フォルスグレイッシュ>

「1級遮光のカーテンを使っていたけれど、思ったよりも暗くならず不満がある…」
「夜勤のある仕事だから、心ゆくままお昼寝をしたい」

そんな、お部屋の明るさで悩める方々に
ぜひ検討していただきたいのが「完全遮光カーテン」です。

今回は完全遮光カーテンの選び方を
カーテンのプロがご紹介していきますので、是非参考にしてくださいね◎

【完全遮光以外の「遮光カーテン」】
1級・2級遮光について知りたい
遮光カーテンのレベルはどうやって選べば良いの?
という方は、こちらの記事もご覧ください

遮光カーテンの効果の違いと選び方を徹底解説!

完全遮光カーテンとは…

昼間完全遮光カーテンを締め切って真っ暗になった部屋

上の画像が実際に昼間、
完全遮光カーテンを締め切って撮影した写真です。

室内のインテリアが辛うじてぼんやり見える程度…
「日中の明るい時間帯でこれだけ暗くなるのか!」とスタッフも驚きました。

【完全遮光カーテンとは】
カーテン生地から光の透過が極力起きないよう
遮光率をほぼ100%まで高めた高機能カーテンのこと。
大別すると下記2種類の仕組みがあります。

・生地の裏面に樹脂加工を施したもの
・生地の間に遮光フィルムを挟み込んだサンドウィッチ加工のもの

「とにかく暗くなれば良いんだけど…」
と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください!
それぞれ生地の特徴やメリット・デメリットが大きく変わってきます。
つづいては、それぞれの性質について詳しく見ていきましょう。

完全遮光カーテンの樹脂加工とは?

樹脂加工された完全遮光カーテンの生地
▲特殊コーティングが美しさそのままに機能性だけアップ♪<マリッジ グレージュ>

まずは樹脂加工とサンドウィッチ加工の特徴
各メリット・デメリットについて解説していきます。

【完全遮光カーテンの種類】
・生地の裏面に樹脂加工を施したもの
・生地の間に遮光フィルムを挟み込んだサンドウィッチ加工

共通するメリットはまず遮光性
そして、遮熱・保温・遮音といった機能でも
通常の遮光カーテンよりも高い場合が多いんです!

※表のカーテン生地によっては、遮熱・保温・遮音の機能がないものもあります。

【樹脂加工のメリット】
・遮光カーテンにありがちな色味のくすみが出にくい
・綺麗な発色のカーテンになりやすい

通常の遮光カーテンは、生地の中に遮光糸(黒糸)を使い、遮光性を増すようにできています。そのため表に使われている糸の色味が中に使われている遮光糸によってくすんでしまい、思ったより暗い印象になってしまう場合が多いのです。

その点、裏面に樹脂加工を施すため、表面に出る影響と言えば樹脂の色味(白系やベージュ系)のみ。表に使われている糸への影響が少なくなります。

完全遮光と1級遮光カーテンの生地感、発色の違い
左:樹脂加工完全遮光(マリッジ)  / 右:1級遮光(ミオクラッセ)
完全遮光と1級遮光カーテンの生地感、発色の違い
左:樹脂加工完全遮光(マリッジ)  / 右:1級遮光(ミオクラッセ)

これによって無地はもちろんのこと、柄のカーテンや色味にこだわったカーテンなど機能と見た目を両立させることができます。

「最優先は遮光性。とにかく暗くしたい」
「でも本当は、色味もパッと明るくなるカーテンがほしい…」

その願い、ワガママではありません!

ぜひ樹脂加工の商品で純白や、
ニュアンスカラーの完全遮光カーテンも利用してみてくださいね◎

当店イチオシの樹脂加工カーテン

完全遮光の純白カーテン
▲この発色で完全遮光!思い描く新生活のおともに<マリッジ ホワイト>

 

光沢のある絹織物のようなカーテン
▲絹織物のような上品な光沢をまとった、完全遮光カーテン<ラソワ>

【樹脂加工のデメリット】
・生地ならではの柔らかさがなくなってしまう
・通常のカーテンよりもだいぶ重量が出る
・取り付ける際や取り外す際などに多少手間がかかる


※一般的な樹脂加工カーテンと1級遮光の重量比較

重量に関しては、樹脂加工をしている関係上どうする事もできないのですが、
生地感を残したまま樹脂加工をしているカーテンもあるので、
生地感が欲しい方には是非、そちらのカーテンをオススメします!

生地感を残した樹脂加工カーテン

リネン風の完全遮光カーテン
▲ナチュラルを愛する人に。リネン調の完全遮光カーテン<リンネ ナチュラル>
▲ざっくり生地感と完全遮光の機能性カーテンは、ナチュラルカラー15色から選べる<マニッシュ>
ナチュラルな素材に鳥や草の刺繍が入ったカーテン
▲綿混のナチュラル素材にゆるいタッチの刺繍。のんびりお昼できる完全遮光カーテン<ミニョン>

完全遮光カーテンのサンドウィッチ加工とは?

サンドイッチ

次にサンドウィッチ加工ですが、一番のメリットがなんと言ってもカーテンの軽量化になります。

先ほど樹脂加工では重量が出てきてしまうと言いましたが、サンドウィッチ加工は生地と生地の間に黒フィルムを挟み込む3層1枚の生地構造。
樹脂を使用せずとも、完全遮光と軽量化を両立させたものとなっています。

サンドイッチ構造と軽量化

その他の機能に関しても、樹脂加工と同等レベルまたは負けず劣らずの機能性で、今一番注文されている完全遮光カーテンです!

当店イチオシのサンドウィッチ加工カーテン

サンドウィッチ加工カーテン
▲ナチュラルな風合いとニュアンスカラー。さりげないヘリンボーン柄の完全遮光カーテン<ペッシェ>
軽い完全遮光カーテン
▲最短・翌日出荷!軽さ・遮熱・遮音機能が魅力の完全遮光カーテン<オデッセイ>

そんなサンドウィッチ加工にも、やはりデメリットがあります。それは黒フィルムを使っている為、樹脂加工と比べ色がくすみやすいといったところです。

樹脂加工では遮光糸を使っていない為、色味が綺麗に出ます。
これに対しサンドウィッチ加工では黒フィルムが遮光糸と同じ役割を果たしている為、表の色に影響を及ぼしてしまいます。

ただ、樹脂加工のカーテンは開け閉めの際にも、カーテンにある程度の重さを感じてしまいかねません。そのため使い勝手を重視される方にはサンドウィッチ加工がオススメです!

国内No.1の保温率!サンドウィッチ加工の2重カーテン!

2枚重ねの完全遮光カーテン
▲軽い遮光生地を2枚重ねたら、嬉しい機能盛りだくさんのカーテンに!<グレートオデッセイ>

完全遮光カーテンは遮光ばかりか、
遮熱・保温・遮音と高機能なカーテンとなっています。
それでも「もっと機能を高めたい…!」という方もいますよね?

そんな方へオススメなカーテンが、サンドウィッチ加工のカーテンを2枚重ねした商品。国内No.1の保温率を叩き出したカーテン『グレートオデッセイ』です!
(※2021年7月21日時点での当社調べとなります。)

国内No.1の保温率 グレートオデッセイ

遮熱率ナンバーワンのグレーのカーテン
▲完全遮光×遮熱率でもNo.1!保温も遮音も頼れる高機能カーテン<グレートオデッセイ>

機能の高さにくわえ、サンドウィッチ加工の軽さから、取り付けやお手入れ、カーテンレールへの負担などの問題も解消してくれます。

グレートオデッセイと他のカーテンとの重量比較
※他のカーテンとの重量比較

室内の快適な気温を保ち、冬の冷気や夏の暑い陽射しをしっかりカットし、
一年中快適な空間を保つ事ができます。
寒さや暑さにお悩みの方は『グレートオデッセイ』を是非お試し下さい!

最後に…

真っ白な完全遮光カーテン
ピュアなホワイトを楽しみながら、完全遮光も叶えるカーテン<マリッジ>

完全遮光についてご紹介いたしました。
気になるカーテンはありましたか?

色味を重視した『樹脂加工』か…
使い勝手の良い『サンドウィッチ加工』か…

用途にマッチした完全遮光カーテンを選び、
より快適なお部屋を作ってみて下さいね!

▶完全遮光カーテン一覧を見る

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