和室のカーテンはどう選ぶ?おすすめの商品をご紹介!

2021/9/22 2022/8/29


和室には障子が一般的ですよね。
しかし、最近では和室にカーテンを合わせる方も
増えてきています。

和室に合うカーテンとはどのようなものなのでしょうか。
おすすめの選び方や商品を解説していきます。

和モダンな空間に憧れている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

1 和室に最適なカーテンの選び方


和室のカーテンを選ぶとき、
考えて欲しいのがデザイン面と機能面です。

それぞれどのような点に注意したらよいか詳しく解説していきます。

1-1 デザインから選ぶ

カーテンは色や柄、素材で印象が大きく異なります。
和室の多くは木や竹、紙など自然のもので
構成されているため、それらの要素に合わせて
カーテンをコーディネートしていくのが好ましいです。

色はベージュやブラウン、モスグリーンのような
落ち着いた色味がおすすめ。

淡い色にすれば、和室には合わないような
オレンジやピンクなども馴染みますよ。
色の面積が大きいとその分主張も激しいので
柄の一部などポイントで使うようにしましょう。

柄を取り入れる場合は植物柄や
和テイスト、北欧柄などがおすすめです。

リネンやコットン素材など
自然な風合いを感じられるカーテンも
和室によく馴染みますよ。

細部までこだわりを持ち、カーテンを選んでいきましょう。

1-2 機能から選ぶ

和室にカーテンを取り付ける
メリットは機能面で3つあります。

1つ目は遮光性。
障子にも光を和らげる効果はありますが、
カーテンと比べると劣ります。

特に遮光機能の付いたカーテンを設置すると
畳の日焼けも防げますよ。
和室を寝室にしている方は
遮光カーテンを取り入れてみてもよいのではないでしょうか。

2つ目は紫外線の遮断です。
日差し同様に紫外線が室内に入ってくるのを
防げるため畳が痛む心配もありません。

和室は日差しの影響を受けやすいので
あると嬉しい機能ですよ。
カーテンを購入する際はその点も踏まえて考えていきましょう。

3つ目は断熱性です。
特に冬場の和室は冷気が室内に入り込みやすいです。
断熱性のあるカーテンを取り付けることで
室内温度を一定に保つことができるでしょう。

冷暖房の効率化にも繋がるため
経済面でも嬉しいはずですよ。

2 和室のカーテンを選ぶときに気をつけること


和室にカーテンを設置する際は以下の点に注意しましょう。
統一感がある空間は過ごしやすく飽きにくいですよ。

2-1 世界観を大切に

和室は落ち着いた空間というイメージが強いことでしょう。
その分、シンプルで質素な印象を持たれがちです。

そこでインパクトを付けようと主張の強い柄を
和室に取り入れようとするのは、和室の世界観が
崩れてしまうため、あまりおすすめしません。

無難なのは無地ですが、個性を出したい場合は
和柄でインパクトを与えるとよいでしょう。

もし、洋風の柄を取り入れる場合は
あまり存在感のないさりげない柄がおすすめです。

2-2 下地に注意する

和室の多くは障子が取り付けられているため、
カーテンレールが付いていない場合もあります。

カーテンを設置する前に下地が
しっかりとしているか確認するように心掛けましょう。
下地を確認する器具はホームセンターでも購入できます。

カーテンレールが付けられない場合は
突っ張り棒などでカーテンを取り付けるようにしましょう。
突っ張り棒は壁を傷つけないため、賃貸にお住まいの方でも
カーテンを取り入れることができますよ。

カーテンを取り付ける際は光漏れなどに気をつけ、
耐重量をきちんと確認しましょう。

2-3 和室に合わないカーテンの種類

和室にカーテン取り付けられるといっても
和室には合わないカーテンもあります。

その中でもドレープカーテンは
和室との相性がよくないため、使用を控えるようにしましょう。

装飾性が高いドレープカーテンは安価で
取り入れやすいカーテンですが、
質素なつくりの和室とは対照的であるためおすすめできません。

また、レースカーテンも
透明感が出てしまうため、和室には不向きです。

カーテンから感じられる印象を考慮しつつ、
最適な商品を選んでいくようにしましょう。

3 和室におすすめのカーテン

ここからは和室に合わせたい
カーテンをご紹介していきます。

それぞれ、デザイン性や機能性に
特徴があるので詳しく見ていきましょう。

3-1 笹けしすみ

和の趣を感じるジャカードカーテン。
落ち着いた色合いで和室の雰囲気にぴったりです。

だんだら縞に笹のシルエットの
デザインでシックにまとまっています。
銀糸が混ぜられているので高級感のある仕上がりです。

遮光性は1級と日差しもしっかり遮れます。
遮熱性や保温性にも優れているため、
機能面でも多くの方に選ばれている商品です。

防炎機能付きなので
高層マンションにお住まいの方でもお使いいただけます。

ウォッシャブルでお手入れがしやすいのも魅力です。

3-2 こだち

近年は洋室の隣に和室がある住宅も増えてきています。
カーテンは和室からの様子だけでなく、
洋室からの眺めも意識していきたいですよね。

ジャカード織のカーテンであれば、
高級感も演出でき、ちょっとした客間にもおすすめです。

ナチュラルなリーフ柄で自然な風合いも楽しめますよ。
和のアイテムだけでなく、アジアン雑貨や
北欧調の小物など自由なコーディネートができます。

裏地付きのカーテンなので遮光性も優れています。
2級遮光と明るさも程よいです。

快適な暮らしをこのカーテンで叶えてみませんか?

3-3 つる草

伸びやかな草が大胆に描かれたジャカードカーテン。
ベースはやや黄みがかった茶色なので落ち着いています。

和室にある畳の緑とも相性がいいですよ。
どこか懐かしい空間を演出してくれるでしょう。

機能面でも優れており、遮光1級・遮熱・保温と
過ごしやすい工夫がされています。

ウォッシャブル製品でお手入れがしやすいのも魅力ですね。
防炎機能付きで万が一にも備えられますよ。

タッセルを購入すれば、よりおしゃれな窓装飾になるでしょう。
タッセルは同系色や類似色がおすすめです。

4 和室におすすめの暖簾

和室にはカーテンだけでなく暖簾も似合います。
昔ながらの雰囲気をつくることができ、
日本の伝統文化も感じられることでしょう。

ぜひ試してみてくださいね。

4-1 松竹

松や竹は古くから吉祥柄として日本の文化に馴染んできました。

冬でも枯れず緑を保つ竹と松。
成長の速さと真っ直ぐな立ち姿から
子供の健やかな成長を願うこともできます。
お子さんがいるご家庭にもぴったりのデザインです。

暖簾は一枚一枚、職人が手作りしています。
そのため、デザインや色合いに多少違いが見えますよ。
特別感のある暖簾で和室をかっこよくアレンジしてみましょう。

素材は綿100%ですが手洗いできる仕様です。
清潔感が保たれ、お部屋にいい風を運んでくれそうですね。

5 さいごに


いかがだったでしょうか。
今回は和室のカーテンはどう選ぶのかを解説してきました。

和室のカーテンは雰囲気や機能を考慮した上で
慎重に選ばなければなりません。

自分が何を優先して選んでいきたいのか
明確にしてから購入すると心配が少ないですよ。

カーテン選びで後悔しないためにも
計画は入念に行いましょう。

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