カーテンレール取り付けなら15分でDIY 【動画】も見れば失敗なし!

2022/11/10 2023/9/11

ブラケット取り付け

引っ越した後にカーテンレールがないと気づいたけれど、自分でDIYして「失敗したらどうしよう…」と悩んでる方もいますよね

業者に頼まなければその分料金もかからず、早くできるでしょう。しかし外れたりゆがんだりしてしまったら、後悔することになりかねません。

そこでこの記事では、簡単な取り付け方法失敗を防ぐ注意点の両方に注目して説明いたします!お部屋やこだわり別の費用シミュレーション、スタッフが実際に取り付けている動画もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

自分で取り付けるか業者に依頼するか迷っている方は…
こちらのブログもチェック!

DIYするか業者に依頼するか
▲ブログ「カーテンレールの取り付けは業者に頼むかDIYするか、賃貸なら穴を開けない方法も」を見る

インテリアショップやホームセンターのサービスを含めた業者依頼も比較検討してみましょう。上記の記事では業者への依頼とDIY両方のメリット・デメリットや、カーテンレールのほか、ブラインドロールスクリーンの突っ張り式レールについても紹介しています。

カーテンレール取り付けの費用シミュレーション

何はさておき、やっぱり気になるのが取り付け費用ですよね。
コストによっては「調べて自分で済ませたい」「業者に任せたい」
といった方針も出てくるはず!

当店で取り扱っている最安値の伸縮性レール※は、980円~
ただし窓の横幅や、厚手カーテンとレースカーテンの2枚づかいにする場合などで価格も変わってきます。

「引っ越しで出費が多かったから、とにかく予算を抑えたい」という方はシミュレーションしてみましょう◎

※伸縮性レールはサイズを測ってオーダー製で作るのではなく、自宅で伸縮させて取り付けられるタイプのレールです。

パターン別シミュレーション例

例①【腰高窓※や出窓】(※腰の高さに窓枠下端がくる窓)
出窓とカーテン
・最安値のカーテンレール
(厚手カーテンのみかけるシングルレール)1窓分
・穴あけキリと下地センサーのみ購入
・ドライバー、メジャーは自前のものを使用

最安値シングルカーテンレール(110~200cm) 1,480円
配送料 660円
穴あけきり、下地センサーネット購入(配送料なし) 1,500円
3,640円

 

例②【リビングの掃き出し窓】(ベランダに出る大きな窓)リビングに取り付けたカーテンレール▲どんなお部屋にもなじむ。最安値でも静音性ありのシンプル伸縮レール<伸びーる ダブル>

・最安値のカーテンレール
(厚手カーテンとレースカーテンをかけるダブルレール)1窓分
・穴あけキリと下地センサーのみ購入
・ドライバー、メジャー等は自前のものを使用

最安値カーテンレールダブル(200~300cm) 4,480円
配送料 1,760円
穴あけきり、下地センサーネット購入(配送料なし) 1,500円
7,740円

 

例③【腰高窓】+【掃き出し窓】1窓分ずつカーテンとロールスクリーンの2面づかい▲42色から選べる!カーテンレール取り付けOKのロールスクリーン<ブリリアント>を見る

・腰高窓は最安値のダブルカーテンレール
・掃き出し窓はオーダー製の木製装飾レールを選択
・穴あけキリと下地センサー、電動ドライバー購入

装飾性オーダーダブルレール(220cm) 18,600円
オーダーカット料 2,420円
送料 1,650円
最安値ダブルカーテンレール(110~200cm) 2,980円
配送料 660円
穴あけきり、下地センサー(配送料なし) 1,500円
電動ドライバーネット購入(配送料なし) 3,000円
30,810円

※穴あけキリや下地センサー、電動ドライバーは相場の目安です。

■あなたのお部屋とこだわりに合わせて選択を♪

「一人暮らしの大きな窓にだけ、とりあえず値段を抑えてカーテンを1枚つけたい」
「リビングの窓はちょっとこだわって、オシャレなオーダーレールを」
「腰高窓のほうは、夜しっかり暗くできれば良いかな…」

など間取りや重視するポイントで、まずはどんなレールが何セット必要かイメージしてみましょう。DIYすると、何といっても材料費だけで工賃がかからないのがメリットです。

■もしも業者に頼んだ場合
【出張費】
・ホームセンターなどは比較的安く1,500円~3,000円程度まで。
・工務店では5,000円~10,000円。

【1窓ずつに設置費用】
1,000円~5,000円前後
窓が多くなればその分、費用は膨らみます。

これらは「カーテンレール代」以外にかかる経費。
例えば、ホームセンターに依頼した場合、出張費2,000円+2窓で3,000円だとしてこちらにカーテンレール代が上乗せされます。

また、費用の問題にプラスして、業者に依頼する場合はスケジュール調整が必要で場合によっては1週間後、2週間後になってしまうことも。早く取り付けたいという方もDIYをしてみてはいかがでしょうか。

カーテンレール取り付けのための道具は?

カーテンレール取り付け道具

すぐにレールが必要、費用を1円でも安く節約したい!という方は、自分で取り付けてみましょう。まずは、必要なものからチェックしていきますね♪こんな感じで、道具をそろえました。

自宅にあるものでOK
・メジャー、巻尺
・プラスドライバー
・椅子(脚立の代用)
・鉛筆またはマスキングテープ(穴をあける位置のマーキング)

自宅にはなければホームセンターやネット通販で購入!
・穴あけ用キリ
⇒いきなりドライバーでネジを回すよりも、穴をあけておくとスムーズです。

・下地チェッカー
⇒ネジを打てる場所を調べる道具です。1,000円前後で購入できます。

・電動ドライバー
⇒なくてもOKですが、あると一瞬でネジ回しが終わります。3,000円程度で購入でき家具の組み立てなども快適にできて便利です。

【!注意!】
道具をそろえたら、部品が紛失してしまうことがないよう取り付け前にそろっているか確認。自分の手の届く範囲に、バラバラにならないようまとめておきましょう。

実は、ここで部品を紛失して取り付けの断念を余儀なくされるなんてことも。取り付けの失敗を防ぐコツのひとつかもしれませんね…

カーテンレール取り付けは3ステップ15分

3Step①レールの取り付け位置を決める
②固定金具「ブラケット」をネジで固定する
③固定したブラケットにレールをスライドさせて取り付ける

-完成!-

カーテンレール取り付けで失敗しないコツとは

ポイント「え、自分でこんなに簡単に取り付けできるの?」
そう驚かれた方も多いかもしれません。

実は、カーテンレールの取り付け工程自体はとてもシンプル。それでも失敗してしまうことがあるのは、なぜでしょうか。

答えはほとんどの場合、手順①取り付け位置のミスにあります。それなら、事前に正しい位置の確認方法を知っておきましょう!

①ここが重要!下地の確認をして安全に取り付け

壁の内部は、どこでも同じ構造なわけではありません壁の中には柱が等間隔に入っていますが、それ以外の場所では石膏ボードと呼ばれる薄い板だけになっている箇所があります。

厚みのない石膏ボード上に金具を取り付けても、すぐに外れてしまうのが想像できますよね。これが、強度を高めることができず落下しやすくなってしまう原因です。

業者にお願いするのと、自分で取り付けるのとで大きく違いが出る要素の一つが「下地の位置確認」といえます。

だから!
ブラケットを固定できる場所(下地)」を、必ず確認しましょう。

カーテンレールブラケット位置

施工会社や不動産会社、または工務店などに下地の位置を聞くのが確実ですが、難しい場合には次の方法で調べましょう。①と②を併用するのがおすすめです。

①壁をノックして音が低く、鈍く響く場所を探す
②≪下地チェッカー≫で確認する

⇒ここで登場するのが、用意しておいた「下地チェッカー」です!センサー式のものと、針で刺して調べるタイプのものがあります。どちらでも大丈夫ですが、今回の画像・動画では針タイプを使用しています。

カーテン取り付け下地チェック

針式の注意点
やみくもに刺してしまうと、細かい穴があいてしまうことに。そのためノックで音を確認して、ある程度の目安を付けてからチェッカーを使いましょう。

センサー式の注意点
下地そのものというよりも、壁内部の密度の差によってセンサーが反応します。最初から密度が高い部分でスイッチを入れてしまうと、上手く反応しないかもしれません。

⇒①でノックをして軽い音がする部分(石膏ボード)の場所でセンサーのスイッチを入れた後、スライドさせていきましょう。センサーが反応した場所が、下地の端部分です。

②ここで決まる!ブラケットを取り付る高さ

下地があり、なおかつ窓枠から5~10cmほど上の場所に取り付けます。レールの両端も、窓枠から5~10㎝はみ出るイメージです。

カーテンレール取り付け窓枠

レールは数か所を固定するので、取り付ける左右の高さが水平になるようが必要です。


■ただしデザイン性の高い「装飾レール」を取り付ける場合には…

・左右にレールが出る長さを各10~20cm

・窓枠上5~10cmのうち、
できるだけ高く設置
⇒以上が美しく「装飾」を見せるコツです!

実際に高さ決めの作業をする時、注意すべきポイント3点

①右端、中央、左端など、固定金具「ブラケット」の必要な場所すべてをしっかり測って印を付ける

カーテンレールブラケット位置


エアコンや家具、クローゼットやドアなどに、部品部分を含めたカーテンレールがかかることがないよう実際にかざして干渉をチェックする。

カーテンレール取り付け窓枠干渉

仮穴をあけてから金具の取り付け作業をする
カーテンレール取り付け仮穴あけ


このように取り付け場所さえきちんと定めていれば、うまくいく可能性は各段に上がるはずです!位置を間違えて壁が穴だらけにならないよう
、作業をする前にあらかじめ準備しておきましょう。

③カーテンレール取り付け動画で工程をチェック

百聞は一見にしかず!
1分35秒の動画で、実際の手順を見てみましょう。
下地の探し方、ブラケットを取り付ける位置、気を付けるポイントもチェックできます♪

気になる部分は、STOPして何度も確認できます!

【チェックポイント】
0:03 用意するもの
0:08 下地とは
0:13 下地の位置を「叩いて」確認
0:22 下地チェッカー(針タイプ)で確認
0:31 ブラケット取り付け位置の決め方
0:42 しるし付け&下穴あけ
1:01 ブラケットのビスをドライバーで取り付け
1:05 レールの取り付け

カーテンレールの正面付けと天井付けについて

【正面付け】とは

ここまで紹介してきた取り付け方は、最も一般的で多く採用されている方法「正面付け」でした。取り付け場所は木枠部分に取り付けることもありますが、主に窓枠上の壁面となります。

カーテンレール正面付け

👤<実際に取り付けてみました。見た目はこんな感じです!

窓の種類は床まである大きな窓や腰高までの窓、奥行のある出窓、更にはL字になっている窓などさまざまで状況も違いますよね。

では、窓枠上にすぐ天井がきている、スペースがないといった場合にはどうすれば良いのでしょうか。そんな方は「天井付け」という方法にチャレンジしてみましょう。

【天井付け】とは

天井付け写真

👤<写真の通り見た目はこんな感じです!マンションに多いイメージ!

天井付けは窓枠内の上端天井面に取り付ける方法です。天井面に設置する場合は正面付けと同様に下地確認が必要ですが、窓枠内の木枠に取り付ける場合は下地確認が不要となります。

また「ボックス型」といってカーテンレールが壁と同じ素材や木製の枠で囲まれているケースもあります。そうしたケースでも、ボックス内側に「天井付け」をすることになります。

■こんな方にも天井付けはおすすめ

・とにかくすっきりとした見た目にしたい方
・ホコリ取り等お手入れをそんなに頻繁には出来ない方

天井付けは出窓L字窓に多く採用されています。特に奥行のある出窓は窓枠内に天井付けでカーテンレールを設置することで、カーテンを閉めた状態で手前に物を設置することが可能です。

正面付けと天井付け組み合わせ

👤<↑出窓にレース側のレールを天井付けに設置した例

またキッチンと部屋を仕切るなど間仕切りカーテンを設置したい場合は、天井面に天井付けでカーテンレールを設置することになります。

カーテンレールの種類とおすすめアイテム

「やってみたいけど、まだ手元にレールがない
「取り付けられたから、他の部屋の分も買いたい」

そんな方に、オススメのカーテンレールをご紹介します。
詳しくカーテンレールの種類について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

アイアンレール
▲ブログ「カーテンレールの種類と選び方の基本を専門店が解説!窓に合ったタイプ・素材は?」を見る

一般的によく使われている機能性重視の「機能性レール」の中でも、切り口の形状別に「C型」「角型」や窓枠に沿ってカーブを付けられる「I型」についても詳しく解説しています。装飾性の高い「装飾レール」に関してもチェックできます◎

■おすすめの機能性カーテンレール
今回は、自分で取り付けられる王道の機能性レールをご紹介します。

機能性レール(伸縮性)伸縮タイプの機能性レール▲伸縮性だから自宅に届いて調整OK!超静音カーテンレール<ミュート>

採寸してオーダーしたり、自分でのこぎりを使ってカットしたりといった手間が不要な「伸縮タイプ」のレールです。静音性」に優れているから、ランナーの走行音で「寝ている家族を起こしたくない」「上下階に響くかも…」といった開閉音のストレスを軽減します!

カーテンレールリターン金具

厚手カーテンとレースカーテンをかけられる「ダブルレールタイプ」は、カーテンの側面まで覆うことができるリターン金具付きのスグレもの!カーテンの横から光漏れを防いでくれるので、ぐっすり眠りたいといった方にもおすすめの商品です◎

※シングルレールにはリターン金具が付属しません。

②機能性レール(オーダーカットレール)オーダーカットレール▲人気国内メーカーTOSOの定番!木目調が美しいカットレール<ネクスティ>

継ぎ目がなく、伸縮タイプのものと比べて耐久性見た目の美しさで優れているのがオーダーカットレール!ご自宅の窓に合わせて、1cm間隔で長さを調整することが可能です。重いカーテンでもレールがゆがむのを防げます。中でもこちらのレールは、国内シェアNo.1のメーカー「TOSO」が手掛ける大人気商品です。オーダーカットレール色展開
ウッド調やパール系までカラー展開が豊富だから、どんなスタイルのお部屋にも似合いそう!お好みのものが、きっと見つかるはずです♪

その他、機能性レールのほか装飾レールもふくめ、さまざまな機能・デザイン・サイズのレールをご用意しています。ぜひ商品選びを楽しんでみてくださいね。

 

カーテンレール一覧
▲カーテンレール一覧を見る

カーテンレール取り付けのまとめ

まとめ
いかがでしたかでしょうか?安く、早くすませることはもちろん、安全に安心して使い続けられてこそカーテンレールの取り付けは成功といえます。作業し始めてから「こうしておけば良かった…」と後悔しないために、ぜひ参考にしてみてくださいね◎動画でイメージトレーニングしておけば、案外簡単だったと感じるかもしれません。

カーテンレール取り付けの応用

一度方法が分かったら他の窓に応用したりおしゃれなレールに付け替えたりと、DIYの幅も広がるのではないでしょうか。

また、カーテンレールには必ずしも布製のドレープカーテンやレースカーテンだけでなく、ブラインドを取り付けられる場合もあります。和室の障子や押し知れのふすまを外してレールを取り付けるといった応用も可能です。

自分の理想の空間を思い描いて、ぜひカーテンレールの取り付けに挑戦してみてくださいね。

不安だからやっぱりプロに相談したい…

DIYにチャレンジしてみたものの、断念した方もいるでしょう。

やっぱり下地の位置がよく分からなくて少し怖い
手で部品を支えながら作業する体勢がつらい
シェードやブラインドも組み合わせたいけれど手配が面倒

それなら、窓回りの≪出張採寸・取り付けサービスを利用する選択肢も!カーテン、ロールスクリーン、シェード購入や採寸、レールの取り付けまでプロが直接訪問し、カーテン周りのアレコレを丸ごと承るサービスです。

料金や期間が知りたい、どうしたら良いか迷っているという方もぜひご相談ください。担当のインテリアコーディネーターが、カーテン選びや窓周り、お部屋づくりの悩みまでアドバイザーとしてサポート対応いたします!

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