ストーリーもファッションも魅力!
「The Dressmaker ザ・ドレスメーカー」

2016/6/10 2017/12/21

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出典:http://www.thedressmakermovie.com.au/

皆さま、こんにちは。
WEBデザイナーのユイです。

映画が大好きな私。
今日もおススメの映画をご紹介します。

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今回ご紹介させて頂く映画は
「The Dressmaker ザ・ドレスメーカー」です!

ベストセラー小説が元のこの映画、
キャストもとっても豪華なのです!

主役はあの演技派の大スター「ケイト・ウィンスレット」
タイタニックのヒロイン役で有名ですね。

 
 


ストーリー


舞台は1950年代、オーストラリアの小さな田舎町。
10歳の時に殺人犯と疑われ、
追われるようにその町を出て行ったヒロイン「ティリー」
母親の看病のため、25年ぶりに町へと戻ってきます。


出典:http://www.awardsdaily.com/2015/07/15/kate-winslet-dresses-to-the-nines-in-the-dressmaker/

かつての事件の偏見から、
はじめはティリーを受け入れようとしない住民たちですが
次第に彼女の服に心を掴まれていきます。


出典:http://movie.naver.com/movie/bi/mi/photo.nhn?code=114237&page=2#movieEndTabMenu


出典:http://spectrum6.blog.me/220714253297

ヨーロッパで服の仕立てを学び、
ドレスメーカーとして成功した彼女は、
自分が仕立てた服で
町の女性たちを次々と変身させていきますが…


出典:http://www.thecultureconcept.com/circle/the-dressmaker-costume-exhibition-revenge-haute-couture


出典:http://spectrum6.blog.me/220714253297

実は、彼女が町に帰ってきた本当の理由は、
自分に罪を擦り付けた人々への復讐だったのです。


出典:http://bigscreennz.blogspot.jp/2015/10/the-dressmaker-film-review.html

“ファッションは上品に、復讐は派手に!”

銃の変わりにミシンを持って、アツイ復讐が始まります。

町の女性たちのドレスを仕立てながら、
彼女はどのように復讐していくのでしょうか?

 
 


ファッションにも注目!


先ほどあらすじを説明させていただきましたが、
次にご紹介したいのが、劇中に出てくる
美しいドレスの数々です。

映画で描かれている1950年代は、
既製服はめずらしく、オーダーメードが一般的でした。

劇中でティリーは、自身のデザインについて
「ディオール」に影響を受けたこと、
「バレンシアガ」や「ビオネ」の下で
勉強したことを話しています。

ここで、この時代のドレスをご紹介します!

▼1950年代の「バレンシアガ」

出典:http://sokisock.com/220624601606

▼1950年代の「ディオール」

出典:http://sokisock.com/220624601606

女性らしいシルエットに、
ディテールまで華やかで素敵ですね。

この映画では、当時のファッションが
上手く表現されています。


出典:http://salamdl.com/download-the-dressmaker-2015/

フットボールの試合のシーンが何回かありますが、
そこでティリーが着ていた赤と黒のドレス。


出典:【左】http://kirakiraperry.com/movie/thedressmaker/【右】https://mrmoviefilmblog.com/2015/10/26/the-dressmaker-2015/

試合結果にも影響を及ぼすほどのインパクトですね!

そんな、シンプルでも印象的な、
赤と黒のカーテンをチェック!

劇中で登場するドレスはなんと350着以上!
1950年代の世界観をたっぷりと感じ取れますね!

 
 


お部屋のインテリアも素敵!



出典:http://sokisock.com/220624601606

こちらの部屋でのシーンは、
深みのあるレトロな色合いが印象的でした。

1950年代の映画を見ると、花柄の壁に
「ジャカード」や「ベルベット調」のカーテンが
よく登場しています。

そんなお部屋には『アドリアーニ』がぴったりです!


アドリアーニはこちら

 
 


さいごに


この映画は、主演の「ケイト・ウィンスレット」が
とても魅力的に見える映画でした。

全体的なビジュアルはもちろん
小さな手振りや濃艶に足を組むショットなど
一つ一つが素敵だったからです。

この作品を観る際は、彼女のファッションや、
その時代を彩るお部屋のインテリアにも
ぜひ注目してみてください!

果たして、彼女の復讐は見事に成功するのでしょうか…?

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