【第10回】表参道ストリートスナップ! ちょっとの工夫で上級オシャレ!意外と知らない「デニムの加工術!」

2016/9/18 2020/11/26

こんにちは!スタッフたきしまです。

本日も、原宿・表参道エリアの
オシャレな方々をご紹介していきます。

本日は久しぶりにメンズの登場です!
表参道のCELINE前にて高身長のイケメンさんにご協力頂きました!

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撮影:フォトグラファーごとう

名前 よっくん
年齢 21歳
身長 180cm
好きなブランド BAGARCH
アイテム / ブランド シャツ / 古着
パンツ / BAGARCH
シューズ / SCOTCH GRAIN
アクセサリー(全て) / AVALANCHE
今日のテーマ 古着スタイルにアクセでラグジュアリー感を
現在使用中のカーテン 黒×茶色

高身長で誰もが認める〝イケメン″な容姿のよっくんさん!
モデルのお仕事もこなしているそう!

古着と高級感のあるアクセサリーをMIXさせて
大人っぽい雰囲気を演出しています♪

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世界の良質な革と、日本の技術が織りなす
〝SCOTCH GRAIN”のシューズ。
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遊び心あるカジュアルなコーディネートに
品のあるシューズが全体のバランスを引き締めています。

ご本人の今日のお気に入りアイテムは
BAGARCHのダメージデニム!
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潔いダメージ加工が今風で素敵です♪

普通のファブリックだと通常、
破けている=B級品・不用品と扱われてしまいますが
デニムの場合は〝デザイン″として成り立つからすごいですよね。

加工にはグラインダーやサンダーなど、
金属加工に使う研磨道具を使用します。
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出典:http://www.houyhnhnm.jp/mag/niko_and_jeans/index.html#7

ご家庭でもカッターとやすりで
簡単に挑戦できる加工方法のひとつです。

近年ではよっくんさんのような大胆にダメージ加工を施した
クラッシュデニムがブームになっています。
ダメージ
出典:http://by-s.me/article/136274191694468941 / http://by-s.me/article/183895678804223952 / http://nativefox.com/2014/01/chill.html

ダメージデニムの歴史は意外にも古く、
1975年頃のパンクバンドブームからはじまったと言われているそうです。

バンドマンの方が穿いているダメージデニムに憧れて
浸透した歴史があったんですね。
ファッションと音楽はいつの世も
繋がりが深いんだなと感じます。

前回ご紹介した〝デニムの歴史″に引き続き、
今回は〝デニムの様々な加工”についてご紹介したいと思います!

 
 


意外と知らない?デニム加工のあれこれ


 
1890年〝ワークウェア″として誕生したデニム。
ファッションアイテムとして跳躍を遂げたのは1969年。
イヴ・サンローランがパリ・コレクションで
デニム地を使ったコートを初めて発表したのがきっかけで
一流ファッションアイテムの仲間入りを果たしたそうです。
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出典:http://dior-history.com/christian-dior/yves-saint-laurent.html

以降、デニムには時代とともに
さまざまな加工が施されるようになりました。

 
 
●ケミカルウォッシュ加工ケミカル
出典:https://jooy.jp/14759

ケミカルウォッシュ(ケミカルブリーチ)のデニムは、
洗剤(漂白剤)と砂利より少し大きいサイズの樹脂の塊を
洗濯機等で一緒に洗ってダメージ加工が施されたデニムのこと。

1980年代に日本で流行。牛肉の脂身に似ていることから
「霜降りジーンズ」とも呼ばれていました。
流行が終わると、時代遅れのファッションとして扱われていましたが、
近年では、流行のリバイバルとして若者にも人気の高いファッションアイテムです。
ケミカルウォッシュ(ケミカルブリーチ)のデニムは、
軽石などで洗うストーンウォッシュに比べて物理的なダメージが生地に少ないので、
実用的な加工法として重宝されています。

●ヴィンテージ加工pm-4525_03
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/cjncm022/32982057.html

ヴィンテージ加工とは、新品のデニム生地に
古着感を出すために施す加工を指します。
小石と一緒に洗濯機にかける方法、
軽石などを使って手作業で加工を施す方法などの各種洗い加工、
またはヤスリで削ったりする加工の総称です。

歴史ある雰囲気が〝味″となり、老若男女問わず
長きに渡り愛され続けている加工方法のひとつです。

●ブラスト加工burasuto
出典:http://www.miyatake.co.jp/washing.html

ブラスト加工とは、砂類またはアルミナ(人工粒子)を圧縮空気(エアーコンプレッサー等)で
生地の剥がしたい部分に吹き付けて、生地表面にダメージを与える技術です。
長年使い込んだようなアタリ感、色落ち感、毛羽立ちなどを演出できます。

ヴィンテージ加工と似ていますが古着感を出す加工方法は
全般的に〝ユーズド加工″といいます。

●ヒゲ加工(立体ヒゲ加工)
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出典:http://87miles.net/fashion/1277/

こちらも有名な加工方法。ヒゲ加工とは、
ジーンズを穿いていると折(シワ)ができる部分(膝裏など)の
凸の部分が擦れて色落ちした状態に仕上げる加工で、
ヴィンテージ加工の一種です。
最近では立体ヒゲ加工(3D加工)といって、
立体感を持たせたヒゲ加工も登場しています。

●バイオ加工bio
出典:http://strasburgo.co.jp/floor/mens/stylefile/2016/03/works.php

バイオ加工とは、セルラーゼ酵素等を用いて、
天然素材である繊維表面の不要部分を微生物に食べさせて、
繊維を柔らかく仕上げる加工のことで、色落ちさせる技術にも使われています。
バイオストーン加工という呼び名がありますが、
これはバイオ加工とストーンウォッシュ加工を合わせた加工となります。

ストレッチの効いた柔らかいデニム地はまさか微生物によって
作り上げられていたとは。知りませんでした。

 
 


デニムの進化!ついにはカーテンに!


カジュアルの代名詞でもあるデニムは
ファッションだけではなく、
なんとカーテンにも使用されるようになりました!
当店で取扱っているデニムカーテンは現在人気急上昇中!

ワークウェアーで人気の高いヒッコリーを
ヘリンボーンで織った厚みのあるデニムで作ったカーテン!
画像1メンズカーテン デニム ~フォルテ~ へリンボーンヒッコリー

ストライプの柄がお部屋をスタイリッシュにしてくれると人気です。

こちらは洗練されたシャープなイメージを与える
ピンストライプのデニムカーテン。
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メンズカーテン デニム ~カルロス~ インディゴピンストライプ

クールでスマートなお部屋作りにおすすめです!

ブラックデニムのカーテンは大人の落ち着いた雰囲気が楽しめます。m_d0565_all
メンズカーテン デニム ~バンガード~

 
もっとデニムカーテンをご覧になりたい方はこちら
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Blue jeAn -デニムカーテン-

お部屋もファッション同様、
〝一歩うえをいく楽しみ方″を
ご提案していければと思っています♪

 
 

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デニムは調べているとまだまだ
奥深い歴史や、進化がありそうです。
また機会があればご紹介させて頂きますね♪

よっくんさん!
ご協力ありがとうございました!

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